古代日本の東アジア交流史 [単行本]
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古代日本の東アジア交流史 [単行本]

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出版社:勉誠社
販売開始日: 2016/11/30
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古代日本の東アジア交流史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。
  • 目次

    はじめに

    Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流
    1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯
    はじめに
    一 環濠集落と東アジア
    二 特殊建物の系譜
    三 楽浪から来た先進文物―硯をめぐって
    おわりに

    2 毛野の古墳人と古代日本
    はじめに
    一 倭国と国際関係
    二 交流の様相と武(雄略)の王権
    三 倭王継体の王権と交流、そして毛野の様相
    おわりに―渡来文化の系譜、性格

    Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流
    1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建
    はじめに
    一 王興寺の出土品と歴史的位置
    二 王興寺と飛鳥寺の埋納品
    三 東アジアのなかの飛鳥寺
    おわりに

    2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈
    はじめに
    一 大化改新論と木簡
    二 木簡の形状・記載の特徴
    三 「秦人凡国評」の解釈―王権と地方支配
    四 「王母」の解釈―道教・祭祀など
    おわりにかえて―古代国家史の課題

    3 百済救援の役後の百済使・高句麗使
    はじめに
    一 百済使の来日
    二 百済遺民と日本
    三 高句麗使の来日
    四 日本の遣高句麗使
    五 小高句麗国
    六 高句麗遺民と新羅の朝鮮半島統一
    おわりに

    4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏
    はじめに
    一 守君大石とその出自
    二 守君の氏族的性格
    三 守君氏の職務と遣唐使
    おわりに

    5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代
    はじめに
    一 百済の太学
    二 麻連、馬徒、既母
    おわりに
    資料 陳法子墓誌釈文

    Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成
    1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として
    はじめに―蘇我氏渡来人説と都塚古墳
    一 百済・南北朝に遡る飛鳥寺の系譜
    二 山城の造営と飛鳥の「宮城防衛システム構想」
    三 新羅の文字文化の伝播・受容
    四 中心としての飛鳥・藤原と西極の出雲・日向
    五 キトラ古墳壁画と文化の選択、統合
    おわりに

    2 出雲大社の創建と新羅
    はじめに―出雲大社創建の背景
    一 国土観と神仏による呪法
    二 出雲大社と新羅・皇龍寺
    三 高層建造物の系譜
    おわりに―古代出雲のイメージ

    3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人
    はじめに―平城京時代の国際性と新羅
    一 平城京の新羅文化―正倉院の宝物を中心にして
    二 平城京・藤原京の新羅人
    おわりに―平城京・藤原京に住んだ新羅人の意義

    4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として
    はじめに
    一 鉄の生産・流通と渡来人
    二 文字文化・学芸の伝播と渡来人
    三 新羅系渡来人と古代国家
    おわりに

    5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流
    一 奈良朝外交の成立
    二 唐・新羅・渤海への航跡
    三 外来の文化
    四 変貌する外交

    Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア
    1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教
    一 神観念・神信仰と外来信仰
    二 神信仰の展開と仏教信仰
    おわりに

    2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌
    はじめに
    一 新資料の内容
    二 新資料の論点
    おわりに―円仁求法活動

    3 入唐僧円仁と法王寺の石刻
    はじめに
    一 石刻の文字表記・装飾紋様と作成
    二 法王寺の歴史と修復
    三 円仁石刻と法王寺の唐代石刻
    おわりに―『入唐求法巡礼行記』と石刻

    4 敦賀・松原客館と東アジア交流
    はじめに
    一 高句麗、渤海との交通
    二 敦賀の史的意義
    三 松原客館の成立と実態
    おわりに

    5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀
    一 新田(1)遺跡の木製品
    二 建長寺の神祇祭祀
    おわりに―新田(1)遺跡の性格、淵源を探って

    6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開
    一 梁職貢図への視角
    二 東部ユーラシア世界論の提唱
    三 「大国」「小国」「旁小国」史料の分析
    四 東部ユーラシア世界の構造
    五 東部ユーラシアのなかの東アジア世界の形成
    六 東部ユーラシア世界の展開と周辺国(日本)の中心化
    おわりにかえて

    終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界
    一 古代日本の東アジア交流史
    二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論
    三 東部ユーラシアの構造と展開
    四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本

    おわりに

    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 靖民(スズキ ヤスタミ)
    1941年北海道生まれ。横浜市歴史博物館館長、國學院大學名誉教授。文学博士。専門は日本古代史・東アジア古代史
  • 出版社からのコメント

    「交流」への視角が世界の構造を明らかにする
  • 内容紹介

    ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。
    その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。
    学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。
  • 著者について

    鈴木靖民 (スズキ ヤスタミ)
    1941年北海道生まれ。横浜市歴史博物館館長、國學院大學名誉教授。文学博士。
    専門は日本古代史・東アジア古代史。
    著書に『古代対外関係史の研究』(吉川弘文館、1985年)、『日本の古代国家形成と東アジア』(吉川弘文館、2011年)、『倭国史の展開と東アジア』(岩波書店、2012年)、『比較史学への旅―ガリア・ローマから古代日本へ』(勉誠出版、2012年)、『梁職貢図と東部ユーラシア世界』(編著、勉誠出版、2014年)、『日本古代の周縁史』(岩波書店、2014年)、『相模の古代史』(高志書院、2014年)などがある。

古代日本の東アジア交流史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:鈴木 靖民(著)
発行年月日:2016/11/18
ISBN-10:4585221603
ISBN-13:9784585221609
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:434ページ ※418,16P
縦:22cm
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