日本の国際関係論―理論の輸入と独創の間 [単行本]
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日本の国際関係論―理論の輸入と独創の間 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2017/01/07
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日本の国際関係論―理論の輸入と独創の間 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    欧米の国際関係理論が日本に「輸入」されるさまを見つめ直し、学問輸入の実態、そして日本での独自性をも浮かび上がらせる。
  • 目次

    はじめに

    序章 日本の国際関係論──理論の輸入と独創の間[大矢根聡]
     1.1950年の大学にて
     2.国際関係論をめぐる輸入と独創
     3.本書の方法
     4.理論の系譜と各章の焦点

    第1章 永久平和論の体系的導入の試み──国際政治学者神川彦松の企図と挫折[森靖夫]
     はじめに
     1.神川彦松とカントの永久平和論
     2.理想と現実のはざまで
     3.生き続ける永久平和論
     4.継承されなかった神川の永久平和論
     おわりに

    第2章 日本のE・H・カー──現実主義からの隔たり[西村邦行]
     はじめに
     1.近代との対決
     2.理想主義と現実主義の狭間で
     おわりに

    第3章 日本における「モーゲンソーとの対話」──もう一つの高坂・坂本論争[大矢根聡]
     はじめに
     1.モーゲンソーの国際政治理論
     2.モーゲンソー理論の輸入経路
     3.モーゲンソーとの距離感
     4.高坂・坂本論争における「モーゲンソーとの対話」
     おわりに

    第4章 トマス・シェリングを読む坂本義和──合理的選択論の選択的導入[石田淳]
     はじめに──行動科学論争の時代の緊張緩和論争
     1.意図のコミュニケーション──シェリングのコミットメント論
     2.軍備管理論と軍備縮小論の架橋──坂本義和のコミットメント論
     おわりに──抑止と安心供与

    第5章 国際レジーム論における「平和的変更」の水脈──インフォーマルな制度の摸索から国際規範へ[山田高敬・大矢根聡]
     はじめに
     1.国際レジーム
     2.国際レジーム論と国際制度論
     3.日本における輸入
     4.国際レジームの形成論と国際規範論の射程──『国際政治』掲載論文の分析
     おわりに

    第6章 プラットフォームとしてのトランスナショナル概念──人と運動の超国家的・脱国家的研究の場[宮脇昇]
     はじめに
     1.アメリカにおける研究とその転換──相互依存論への編入とその後の衰退
     2.日本における選択的輸入──超国家と脱国家の抱き合わせ
     3.超国家・脱国家の非国家主体
     4.「人」への焦点化──プラットフォームとしてのトランスナショナル概念
     おわりに──日本における受容

    第7章 ケネス・ウォルツの日本的受容──見過ごされた「革命」[岡垣知子]
     はじめに
     1.ウォルツの貢献
     2.日本におけるウォルツ理論の受容
     3.ウォルツの遺産
     おわりに

    終章 輸入国際関係論の限界[石田淳]
     はじめに──問題の所在
     1.アメリカの国際政治学──経済学者の参入と法学者の不在
     2.分析の手法と課題との乖離──関係改善の安全保障論
     おわりに

    事項索引
    人名索引
    執筆者紹介
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大矢根 聡(オオヤネ サトシ)
    神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)を取得。金沢大学法学部助教授などを経て、同志社大学法学部教授(国際関係論)
  • 出版社からのコメント

    どこから来てどこへ行くのか。主要な国際関係理論が日本に「輸入」されるさまを洗い直し、学問輸入の実態、日本での独自性を見出す。
  • 内容紹介

    日本の国際関係理論は海外の諸理論、特にアメリカからの輸入に依存しており、独自性に乏しいと批判されがちである。しかし本当にそうなのだろうか? 高坂正堯や坂本義和は輸入理論をどう受け止めていたのか? 本書は主要理論の「輸入」の態様をあらためて検討し、そこに見られる葛藤と日本の独自性を再評価し、今後の方向性を展望する。
  • 著者について

    大矢根 聡 (オオヤネ サトシ)
    大矢根 聡(おおやね さとし)
    神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学, 博士(政治学)を取得. 金沢大学法学部助教授などを経て, 現在:同志社大学法学部教授(国際関係論). 主著:『コンストラクティヴィズムの国際関係論』(編著, 有斐閣, 2013年), 『国際レジームと日米の外交構想――WTO・APEC・FTAの転換局面』(有斐閣, 2012年)など.

日本の国際関係論―理論の輸入と独創の間 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:大矢根 聡(編)
発行年月日:2016/12/20
ISBN-10:4326302534
ISBN-13:9784326302536
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:190ページ
縦:22cm
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