なぜ学校での体罰はなくならないのか―教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す [単行本]
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なぜ学校での体罰はなくならないのか―教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/12/07
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なぜ学校での体罰はなくならないのか―教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「許される体罰行為」など存在しない。教育現場での体罰の暴力性を検証、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を明確にする。
  • 目次

    序 章 なぜ体罰はなくならないのか
     1 はじめに
     2 本書の目的
     3 本書の展開方法

     第Ⅰ部 体罰の実態の概観
    第1章 日本の体罰の実態
     1.1 大阪市立桜宮高等学校男子生徒の体罰死事件
     1.2 文部科学省による体罰の実態把握
     1.3 文部科学省による運動部活動指導のガイドライン
     1.4 東京都教育委員会による都内公立学校における体罰の実態把握
     【資料1】体罰の実態把握
       ──文部科学省第2次報告〈平成25年8月9日〉から

    第2章 法概念としての体罰
     2.1 行政解釈
     2.2 学 説

    第3章 体罰禁止の理念──日本型と英米型の比較
     3.1 日本型
     3.2 英米型
     3.3 日本型と英米型の比較

    第4章 日本の体罰論をめぐる問題点と課題
     4.1 体罰概念の混乱──教育論と法理論の混在
      【大阪高裁判決(1955年)】
      【東京高裁判決(1981年)】
      【大阪高裁判決(1955年)の判決理由】
      【東京高裁判決(1981年)の判決理由】
     4.2 教育論と法理論の接点を求める必要性とその課題

     第Ⅱ部 体罰概念の明確化と混乱の克服
    第5章 教育倫理学的アプローチの意義と方法
     5.1 教育論と法理論の接点を求める教育倫理学的アプローチの試み
     5.2 教育倫理学的アプローチの目的と方法
     5.3 教育倫理学的アプローチによって期待されること

    第6章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅰ
        ──古典的な教育論・教育学に学ぶ:エラスムスの教育論から
     6.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
     6.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」

    第7章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅱ
        ──古典的な教育論・教育学に学ぶ:ルソーの教育論『エミール』から
     7.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
     7.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」

    第8章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅲ
        ──古典的な教育論・教育学に学ぶ:カントの教育学から
     8.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
     8.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」

    第9章 教育の倫理的態度の追求と「体罰概念の混乱」の克服
     9.1 教育論と教育の倫理的態度
     9.2 「体罰概念の混乱」の克服
     補 説 道徳的考察とミュージカル
    【資料2】三原市立第二中学校におけるミュージカル創作の記録

    第10章 教育倫理学的アプローチによる体罰概念の構築
     10.1 教育倫理学的アプローチの必要性と妥当性
     10.2 体罰概念の構築

    第11章 体罰が容認されない学校に向けて
     11.1 学校現場の体罰リテラシー
     11.2 学校の家庭化
     11.3 学校の社会化
     11.4 専門的教育空間としての学校の再生

    結 語

    あとがき
    引用文献一覧
    参考文献一覧
  • 出版社からのコメント

    教育現場での体罰の暴力性を検証、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を明確にする。
  • 内容紹介

    学校教育現場では、大阪市立桜宮高等学校の事件にみられるように、禁止されていることを知っていて体罰を行使している。教員たちは、なぜ「愛のむち」「スキンシップ」等といった「法的に許容される体罰行為」が存在しうると考えてしまうのか。本書では、学校現場での暴力性を応用倫理学的アプローチ(教育倫理学的アプローチ)によって検証し、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を再確認する。体罰論をめぐる教育論と法理論の接点を求めるべく、「体罰概念の混乱」を克服、「体罰概念」を明確にする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹田 敏彦(タケダ トシヒコ)
    同志社大学法学部法律学科卒業(法学士)、兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了(教育学修士)、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了(博士(文学)応用倫理学)。広島県公立中学校教諭、広島大学附属三原中学校教諭、広島県立教育センター指導主事・企画部長・副所長、広島県教育委員会事務局教育事務所長、広島県公立中学校長、広島大学附属学校再編計画室長、尾道市立大学非常勤講師、広島大学大学院教育学研究科非常勤講師、広島国際大学心理科学部教職教室教授(主任)。安田女子大学教職センター教授(現職)。日本道徳性発達実践学会常任理事
  • 著者について

    竹田 敏彦 (タケダ トシヒコ)
    2022年3月現在
    安田女子大学教授

なぜ学校での体罰はなくならないのか―教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:竹田 敏彦(編著)
発行年月日:2016/12/05
ISBN-10:4623076997
ISBN-13:9784623076994
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:184ページ
縦:22cm
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