国家を超える宗教 [単行本]
    • 国家を超える宗教 [単行本]

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国家を超える宗教 [単行本]

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出版社:大阪東方出版
販売開始日: 2016/12/23
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国家を超える宗教 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    巻頭によせて 臨済宗相国寺派管長 有馬賴底

    1 宗務課という役所
     宗務課専門職員の仕事/予算を取れば名課長
      コラム「文化庁宗務課」

    2「信教の自由」はいつどこで生まれたか
     修道士ルターの回心/「危険な教派」アナバプテスト(再洗礼派)/
     国教制もルターの遺産/カルヴァンと日蓮のテオクラシー/自然法思
     想の土壌、国家を超えた人権/最澄が潰した戒律の可能性
      コラム「アナバプテスト(再洗礼派)の系譜」

    3 紆余曲折の神道国教化の道程
     祭政一致の詔/挫折した神道国教化/キリスト教は「黙許」すれど公
     認せず/仏教禁止の蛮勇はふるえず/天皇崇拝の「大教宣布」/公認
     宗教と管長制度
      コラム「廃仏毀釈の実際」

    4 国家神道体制と「神社非宗教論」
     「信教の自由」に困惑する神道/神社非宗教論という机上の論理/紆余
     曲折する神社行政/国体の思想と国家神道/タテ社会と神道/生き神と
     しての天皇と「国体の本義」
      コラム「別格官幣社とは何か」

    5 明治仏教史--仏教教団の近代化
     社寺上知令と地租改正による打撃/明治憲法より9年早い本願寺法/仏
     教各宗派における近代的自治の形成/民衆を巻き込まない宗門改革の弱
     さ/宗制と教義のあるべき関係/戦後の宗教法人法の柔軟性
      コラム「『大正デモクラシー』と宗門の自治」

    6 国家神道体制下の公認宗教・非公認宗教
     3度廃案となった宗教法案/超宗教化する国家神道/教義の修正まで強
     いた文部官僚 /戦時下に成立した宗教団体法/国の都合で教団を統合
      コラム「宗教団体法と宗制編纂」

    7 国家神道体制の崩壊と宗教法人法の成立
     宗務課廃止論で慌てた文部省 /初めて政教分離を定めた神道指令/今も
     引き継がれる国家神道/日本の宗務行政の特殊性/教会が行政権を行使し
     たスウェーデン/神社本庁の政治的影響力/宗教法人自由設立は本当に問
     題アリか?/「何もしない」のが宗務課の仕事/『宗教年鑑』が示す途方
     もない数字の理由/「逆らう気?」と耳打ちした役人/新宗教に改宗した
     住職の宗派離脱
      コラム「包括・非包括関係と仏教教団」

    8 古都税問題-宗教のシンボル性への無理解
     古都税問題の本質は何だったのか/自由と規制のバランシング・セオリー
     /靖国問題に通じる「儀礼非宗教論」/「対価性」は問題ではない/寺が
     特別徴収義務者になるのは憲法違反
      コラム「文化観光施設税・文化保護特別税と覚書」

    9 宗教法人法「改正」問題
     行政が宗教法人をコントロールする方向へ軌道修正/昭和30年代の「邪教」
     キャンペーン/オウム事件を契機に強行された「改正」/13人中7人の委
     員が「改正」に反対/書類提出問題と非訟事件手続法/裁量で行政が宗教
     団体を選別/「お東紛争」の行政裁量
      コラム「洗建駒沢大学教授『オウム疑惑と宗教法』」

    10 宗教と公益性-横行する新自由主義的解釈
     公益認定法の問題/宗教の社会的機能-統合と変革/個人の尊厳も宗教から
     /ファシズムへと通底する公益性論/新自由主義と公共論/公益法人制度改
     革の意味/コスト&ベネフィットの発想/多元性と公益性
      コラム「中国の国家宗教事務局」

    11 宗教法人と税金
     教会税のある国々/宗教法人非課税の根拠は公益性ではない/税法学の立場
     で見ると…/境内地非課税は「特権」に非ず/宗教の目に見えない部分を捨
     象した「変な判決」/市場経済の論理を内面化する危険
      コラム「宗教法人と固定資産税」

    12 宗教者への提言
     「信教の自由」の意味/「信教の自由」を「心の中」に限定した戦前の政府/
     信仰に関わる三つの自由/「信教の自由」を守るための運動論

     注 主要参考・引用文献

    附論 「外務省のラスプーチン」が語る宗教と国家--佐藤優氏を囲んで

     解題 〈宗教と国家〉を読み解く 龍谷大学教授 田中滋
     あとがき 駒澤大学名誉教授 洗建
     終わりに 相国寺教化活動委員会委員長 佐分宗順    
          
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 滋(タナカ シゲル)
    1951年、兵庫県生まれ。京都大学大学院博士課程満期退学(社会学)。追手門学院大学教授を経て、龍谷大学社会学部教授
  • 出版社からのコメント

    京都仏教会の経験知を結集して考える国家と宗教の諸問題。巻末座談会に佐藤優氏登場。推薦=田原総一朗氏。
  • 内容紹介

    京都仏教会の主要メンバーである相国寺は古都税問題や宗教法人問題等に積極
    的に関わってきた。その経験知を結集して考える国家と宗教の諸問題。相国寺
    で行われた座談会をまとめる。
    巻末座談会に佐藤優氏登場。
    推薦=田原総一朗氏。
  • 著者について

    相国寺教化活動委員会 (ショウコクジキョウカカツドウイインカイ)
    臨済宗大本山相国寺派総本山の宗務本所に属する機関。

    田中 滋 (タナカ シゲル)
    龍谷大学
    社会学部教授

国家を超える宗教 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東方出版 ※出版地:大阪
著者名:相国寺教化活動委員会(監修)/田中 滋(編)
発行年月日:2016/12/15
ISBN-10:4862492738
ISBN-13:9784862492739
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:20cm
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