歴史/修正主義(思考のフロンティア) [全集叢書]

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歴史/修正主義(思考のフロンティア) [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2001/01/29
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歴史/修正主義(思考のフロンティア) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    侵略戦争や植民地支配の記憶と証言が、「忘却の政治」に曝されている。いかにして歴史への責任を果たすのか。物語の抗争が激化する現在、いかに判断し、なににコミットメントするのか。戦争責任/戦後責任、植民地支配責任をめぐる現代日本の論争という「出来事」のただなかで、歴史の再審にむけた法の脱構築が、いま始まる。
  • 目次

    はじめに

    Ⅰ 歴史と責任
      「罪人の子孫扱いなどもうごめんだ」/ 「子々孫々まで……罪人の如く」/ 「本質主義的」民族観の罠/責任を認める側にも同じ罠が……/ 「戦後責任」を果たすことはポジティヴな行為/ 「国民としての責任」の同一性と差異/ 「終わり」ある責任と「終わり」なき責任/ 「国民」を語ることが即「共同体主義」ではない/ 「ナショナリティという善」?/ 「悼み」や「恥じ」は「責任」の引き受けに通じてこそ/ 「連  累」という考え方

    Ⅱ 歴史と物語
     ネオナショナリズムと「国民の物語」/ 「歴史の物語論」はどう答えるのか/ 「国民の物語」も物語られる/物語りの「倫理性」とは?/ 「批判的多元主義」とは何か?/メタ物語としての「歴史の物語り論」/ 「倫理主義」批判の背後にあるもの/柳田國男の「物語」論の問題/ 「常民」の「民俗学」の「イデオロギー批判」が必要/ 「忘却の穴」と「忘却の海」と/ 「物語りえぬことについては沈黙せねばならない」のか?/ 「語りえぬものを語ることの力」

    Ⅲ 歴史と判断
      「物語」の抗争/ 「法的責任」の問題/ 「多様な物語がある」ではすまない/ 「弱者」にとって「闘い」とは?/ 「法」と「正義」をめぐる闘い/ 「判断すること」の意味/ 「女性国際戦犯法廷」の試み/東京裁判の「再審」/ 「人道に対する罪」の可能性/国際人道法の「脱構築」/ 「普遍性」の反転/ 「アメリカ」という問題

    Ⅳ 基本文献案内

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    私たちは歴史のなかでどう判断すべきなのか
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 哲哉(タカハシ テツヤ)
    1956年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得。専攻は哲学。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授。著書に、『逆光のロゴス―現代哲学のコンテクスト』(未来社、1992年)、『記憶のエチカ―戦争・哲学・アウシュヴィッツ』(岩波書店、1995年)、『デリダ―脱構築』(講談社、1998年)、『戦後責任論』(講談社、1999年)など。共著に、『断絶の世紀 証言の時代―戦争の記憶をめぐる対話』(岩波書店、2000年)、『私たちはどのような時代に生きているのか』(角川書店、2000年)など。共編に『(ショアー)の衝撃』(未来社、1995年)、『ナショナル・ヒストリーを超えて』(東京大学出版会、1998年)、『戦犯裁判と性暴力』(緑風出版、2000年)など

歴史/修正主義(思考のフロンティア) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:高橋 哲哉(著)
発行年月日:2001/01/26
ISBN-10:4000264346
ISBN-13:9784000264341
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:121ページ
縦:19cm
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