憂愁のアムステルダム(ハーレクイン・サスペンス・ロマンス〈U-45〉) [新書]

憂愁のアムステルダム(ハーレクイン・サスペンス・ロマンス〈U-45〉) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ポーラはダイヤモンドの研磨師を志して、アメリカからアムステルダムへやってきた。彼女が修業を始めたコール商会は、世界でも一流の宝石商でかつて父親が名細工師として腕をふるったところでもある。だが、コール商会で由々しい事態がもち上がっていることを彼女は知らなかった。十三個ものダイヤが盗まれ、しかも精巧な偽物とすり替えられていたのだ。スイスの取引銀行から融資の調査に訪れたクリストフは、この事件をかぎつけ真相をさぐりはじめた。まず、非行の前歴のあるメッセンジャーのフランクに容疑がかけられ、ついでポーラに―。やがて、彼女の身辺ににわかに不穏な動きがあらわれた。コールの息子ルーカスたちと出かけた祭りで脅迫まがいのメモを渡されたのを始め、何者かにつけ狙われるようになった。そして、好意をよせていたクリストフに疑われていたと知って、ショックを受ける。そのうえ、父親が以前盗みの犯人と目されていたと聞かされる。さらに、「命が惜しければ、アムステルダムから出ていけ」と脅迫者に襲われて…。

憂愁のアムステルダム(ハーレクイン・サスペンス・ロマンス〈U-45〉) の商品スペック