社会理論の再興―社会システム論と再帰的自己組織性を超えて [単行本]
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社会理論の再興―社会システム論と再帰的自己組織性を超えて [単行本]

遠藤 薫(編著)佐藤 嘉倫(編著)今田 高俊(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/12/10
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社会理論の再興―社会システム論と再帰的自己組織性を超えて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、社会システム論と自己組織性論とを軸にした、社会学の本質に迫る論考の集成である。21世紀の社会理論のありかたを鋭く問い、社会学における理論の復権を告げる。
  • 目次

    はしがき

     第Ⅰ部 社会システム論とモダニティ
    第1章 社会システム論からモダニティを再検討する(今田高俊)
     1 機能分化としてのモダニティ
     2 機能分化の類型学――パーソンズ的社会システム論の特徴
     3 制御としての機能論理――前期ルーマン理論の射程
     4 自己言及図式はモダニティと両立するか――後期ルーマン理論にみる両義性
     5 モダニティの綻び、あるいは再びのパラダイム転換

    第2章 モダニティと制度論(盛山和夫)
     1 制度の学としての社会学
     2 社会学における説明の論理とその問題点
     3 自生的秩序論とその問題
     4 制度研究の課題

    第3章 モダニティと社会学(友枝敏雄)
        ――「社会的なるもの」の把握をめざして
     1 社会学の誕生
     2 「社会的なるもの」の探究
     3 「社会的なるもの」の客観的測定は可能か

    第4章 自己産出系の公理論(佐藤俊樹)
    ――システム論のsyntaxとsemantics
     1 自己産出系論への公理論的アプローチ
     2 syntaxとsemanticsの位置づけ
     3 自己産出系論のsyntax
     4 自己産出の形態
     5 制度の経験的記述との関係
     6 自己産出系論のsemantics
     7 伝統的な行為論との接続

    第5章 モダニティと意味(高橋 徹)
     1 「古典近代」の終焉をめぐって
     2 モダニティと意味
     3 モダニティの命脈

    第6章 近代と公共性(橋本 努)
        ――ハーバーマス批判の試み
     1 ハーバーマスを超えて
     2 民主主義のさまざまな意味
     3 コミュニケーション概念の批判的検討
     4 社会的国家を批判する視点
     5 国家市民的自律の検討

    第7章 東アジア型ハイブリッド・モダニティ?(園田茂人)
        ――在中国日韓台企業の比較が示唆する現実
     1 中国の台頭という歴史的経験
     2 調査のデザインとデータの形状
     3 仮説と分析結果
     4 結果の解釈
     5 グローバル化の中の個別主義的紐帯

    第8章 「評価国家」における統治の構造(町村敬志)
        ――政治的合理性・プログラム・テクノロジー
     1 「小さな政府」は本当に「小さい」のか
     2 「評価」をめぐる理論的課題
     3 「評価国家」という概念
     4 「評価」過程の分析枠組み
     5 「評価国家」概念を検証する
     6 評価国家の先にあるもの

     第Ⅱ部 再帰的自己組織性論とポストモダン
    第9章 自己組織性と社会のメタモルフォーゼ(今田高俊)
     1 内破による自己組織化
     2 自己組織性のリアリティ――ゆらぎと自己言及
     3 社会理論への含意
     4 近代のメタモルフォーゼ――機能優先から意味充実へ
     5 社会のパラダイムシフト
     6 意味の文明の試練――ポストモダンとリスク社会

    第10章 自己組織性と言語ゲーム(橋爪大三郎)
     1 自己組織システムとは何か
     2 言語ゲームとは何か
     3 社会はルールか、システムか

    第11章 自己組織性と合理的選択(佐藤嘉倫)
     1 自己組織性理論の重要性と問題点
     2 合理的選択理論の基本的論理構造
     3 合理的選択理論によるミクロ―マクロ移行の説明
     4 自省的行為と合理的選択理論
     5 エージェント・ベースト・モデルの可能性
     6 新しい社会理論に向けて

    第12章 自己組織化の普遍性と歴史性(正村俊之)
        ――自律・他律・共律
     1 自己組織化の諸相
     2 自己組織化のプレ・モダン的様式
     3 自己組織化のモダン的様式
     4 モダン的自己組織化様式の変容

    第13章 自己組織性と社会システム(徳安 彰)
        ――主体のありかをめぐる考察
     1 自己組織化の主体をめぐる概念的なねじれ
     2 社会システムと個人の理論的関係
     3 近代的構成物としての主体
     4 主体とともに、あるいは主体の先に?

    第14章 自己組織性とリスク・信頼(小松丈晃)
     1 リスクのゆえの信頼問題――リスクは信頼を必要とする
     2 信頼について――信頼はリスクを必要とする
     3 自己言及的リスクのマネジメント
     4 リスク管理と信頼リスク管理

    第15章 日本における社会システム論の意義と未来(遠藤 薫)
        ――日本近代と自己組織性
     1 グローバル化と文理融合
     2 数理社会学と社会システム論
     3 日本の社会学―――普遍と個別/中心と周辺
     4柳田國男の常民論
     5 戦後の日本社会学
     6 未来に向けて

    あとがき 
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    遠藤 薫(エンドウ カオル)
    1952年神奈川県生まれ。1993年東京工業大学大学院理工学研究科後期博士課程修了、博士(学術)。現在、学習院大学法学部教授

    佐藤 嘉倫(サトウ ヨシミチ)
    1957年東京都生まれ。1987年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科教授

    今田 高俊(イマダ タカトシ)
    1948年兵庫県生まれ。1975年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退、博士(学術)。現在、東京工業大学名誉教授、統計数理研究所客員教授
  • 出版社からのコメント

    よりよい社会を構想するために。社会学における理論の復権を告げる本格派の論考
  • 内容紹介

    本書は、社会システム論と自己組織性論とを軸にした、社会学の本質に迫る論考の集成である。21世紀の社会理論のありかたを鋭く問い、社会学における理論の復権を告げる。
  • 著者について

    遠藤 薫 (エンドウ カオル)
    2016年12月現在学習院大学法学部教授

    佐藤 嘉倫 (サトウ ヨシミチ)
    2016年12月現在東北大学大学院文学研究科教授

    今田 高俊 (イマダ タカトシ)
    2016年12月現在 東京工業大学名誉教授,統計数理研究所客員教授

社会理論の再興―社会システム論と再帰的自己組織性を超えて の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:遠藤 薫(編著)/佐藤 嘉倫(編著)/今田 高俊(編著)
発行年月日:2016/12/10
ISBN-10:4623077683
ISBN-13:9784623077687
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:365ページ ※355,10P
縦:22cm
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