夢のあとさき―志田静枝詩集 [単行本]

夢のあとさき―志田静枝詩集 [単行本] の 商品概要

• 目次

  扉詩　夏空
  
  Ⅰ　　駅／海辺の村／お盆がくる／唐辛子―長崎にて／佐世保ハウステンボス園内　―変なホテルにて／長崎にて／スーパームーン／春の渦―第二西海橋パールラインを歩く／長崎グラバー邸園にて／長崎に燈る灯／月が満ちて
  
  Ⅱ　　生きる／蘭の花か　幻花だったか／シクラメンの花／フロスト・フラワー／落花／中秋の名月／三日月さん／まゆ月／心いたむ花／こぼれる香り／スベリヒユという名の雑草／シャクナゲの花／白い花のランプ／白粉花／季節外れの花たち―我が家の庭で／沈む夕日・出でる月
  
  Ⅲ　　マドレーヌ／道標／爪／日本の食糧事情／二十日大根／そら豆は妊婦のように／カラスの恋／軋むとき／詩の朗読帰りに―風の会にて　七月十九日／台湾の地を再び踏みたい／ソウルの夕焼け／隕石展にて／隕石は流れ星／ほたる―交野市南星台ほたる川にて／夢のあとさき／ミモザ・カクテル
  
  豊かな輝きを放つ詩集―志田静枝詩集を読む　　左子真由美

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  志田 静枝(シダ シズエ)
  １９３６年、長崎県に生まれる。２００７年４月より詩誌「秋桜・コスモス文芸」主宰。所属、関西詩人協会・日本現代作家連盟・日本現代詩人会

• 内容紹介

  私の心に染み入る光は／幻想と現実のあわいに　甘く酔う／おまえの放つ光に優しさと希望と／生きる力をもらった／蛍よ　知っているか／夏が巡り来るたび／人々に力を与えていることを（「ほたる―交野市ほたる川にて」より）
  
  このほたるは、詩によって人々に力を与える志田さんそのものだと言っていいかもしれない。このほたるの光のように、志田さんのこの詩集が人から人へと手渡され、その詩がたくさんの人の心を潤すことを願ってやまない。（左子真由美）

• 著者について

  志田静枝 (シダシズエ)
  1936年、長崎県に生まれる。
  2007年4月より詩誌「秋桜・コスモス文芸」主宰。
  所属　関西詩人協会・日本現代作家連盟・日本現代詩人会
  既刊詩集　『夏の記憶』（1999年　ひまわり書房）／『菜園に吹く風』（2004年　ひまわり書房）〈「現代詩・平和賞」同人奨励賞受賞〉／『踊り子の花たち』（2013年　コールサック社）／『夢のあとさき』（2016年　竹林館）

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