中世後期 泉涌寺の研究 [単行本]
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中世後期 泉涌寺の研究 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2017/03/10
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中世後期 泉涌寺の研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    応仁の乱以来のたび重なる炎上により多くの資料が失われ、その歴史については謎に包まれていた泉涌寺。智積院新文庫より発見された『視覃雑記』に基づき、室町時代後期から戦国時代にかけての歴史の空白を埋める最新研究!
  • 目次

    序 論
    第一章  智積院新文庫蔵『視覃雑記』と著者長典
     はじめに/第一節 『視覃雑記』書誌事項/第二節 著者長典の活動/まとめ
    第二章  五辻山長福寺と「見?上人門徒」
     第一節 見?房如導の事蹟と「見?上人門徒」/第二節 本寺 五辻長福寺/第三節 主要末寺概説/第四節 「見?上人門徒」の特異性/まとめ
    第三章  寺宝・儀式の保持
     第一節 清凉寺蔵「迎接曼荼羅図」の流転/第二節 悲田院蔵「宝冠阿弥陀如来坐像」の流転/第三節 泉涌寺仏牙舎利の勅封/第四節 泉涌寺修正会金光明懺法の再興と変容/まとめ
    第四章  本願寺八世?如周辺と「見?上人門徒」
     はじめに/第一節 他称としての「浄土真宗」のはじめ/第二節 見?房如導と「見?上人門徒」/第三節 ?如時代の本願寺関係者と「見?上人門徒」/第四節 ?如御文章「見玉尼章」発布の意図/まとめ
    第五章 「見?上人門徒」による泉涌寺再興と違乱
     第一節 「見?上人門徒」による泉涌寺再興/第二節 泉涌寺領の違乱と首謀者賢等/第三節 「見?上人門徒」としての賢等/第四節 長福寺末寺の「泉涌寺末寺」化/まとめ
    第六章  先白善叙と「見?上人門徒」の攻防
     第一節 先白善叙の生涯と「見?上人門徒」/第二節 先白善叙の意志を継ぐ者/まとめ
    結 論
    付録1 『視覃雑記』翻刻
    付録2 『視覃雑記』人名・寺院名・年月日索引
    初出一覧
    図版一覧
    あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    新資料『視覃雑記』に基づいた室町後期~戦国時代の泉涌寺及び関係寺院の慣習・事績についての最新の研究成果。全文翻刻・索引を付す
  • 内容紹介

    泉涌寺は、鎌倉期の入宋僧・俊?が宇都宮信房から寄進を受けて再興した寺院で、公武両面から深い帰依を受け、当時の日本仏教に多大な影響を与えたといわれている。しかし、応仁の乱以来のたび重なる炎上により多くの資料が失われ、その歴史の詳細については謎に包まれていた。本書では、智積院新文庫より発見された『視覃雑記』に基づき、室町時代後期から戦国時代にかけての泉涌寺および泉涌寺関係寺院における事績について解明する。
    第一章・第二章では、『視覃雑記』の内容とその著者・長典について解説、以下のことを明らかにしている。
    ①泉涌寺が「見蓮上人門徒」と呼ばれる法然浄土教団の一流を擁していたことにより、これまでの「律宗寺院」としての泉涌寺とは違った側面が存在したこと。②浄土教団として独立した自治による寺院活動を行っていた「見蓮上人門徒」は、15世紀頃には武家勢力と通じて、惣寺泉涌寺をしのぐ勢いを見せていたこと③現在は清凉寺蔵となっている法然ゆかりの宝物『迎接曼荼羅図』(重要文化財)を、「見蓮上人門徒」が代々伝持していたこと④本願寺蓮如周辺の子女の多くが幼い頃に、鎮西流一条派に連なる「見蓮上人門徒」の元へ養子に出されていたこと。
    第三章から第五章は、上記の4点をその内容の骨子とし、14世紀から16世紀にかけて京都において権勢を誇りながら、これまで史料不足からまったく注目されてこなかった泉涌寺内勢力「見蓮上人門徒」の実態を明らかにしている。
    さらに第六章では、泉涌寺側も「見蓮上人門徒」から寺領や末寺の奪取を防ぐため、泉涌寺の宝物である仏牙舎利を15世紀に勅封措置にしたことを明らかにする。
    なお、本書には付録として、『視覃雑記』の全文翻刻と本文内索引である『視覃雑記』人名・寺院名・年月日索引を付し、多くの研究者にとっての利便に備えている。 
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大谷 由香(オオタニ ユカ)
    1978年、香川県に生まれる。2001年3月龍谷大学卒業、2006年3月同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学後、2009年9月博士学位(文学)取得。2007年4月より現在に至るまで龍谷大学・花園大学にて非常勤講師、2010年4月から2012年3月まで浄土真宗本願寺派教学伝道研究センターにて非常勤研究助手、2012年4月から2014年3月まで日本学術振興会特別研究員RPD、2015年4月より現在に至るまで東京大学史料編纂所共同研究員
  • 著者について

    大谷 由香 (オオタニ ユカ)
    1978年、香川県に生まれる。
    2001年3月龍谷大学卒業、2006年3月同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学後、2009年9月博士学位(文学)取得。2007年4月より現在に至るまで龍谷大学・花園大学にて非常勤講師、2010年4月から2012年3月まで浄土真宗本願寺派教学伝道研究センターにて非常勤研究助手、2012年4月から2014年3月まで日本学術振興会特別研究員RPD、2015年4月より現在に至るまで東京大学史料編纂所共同研究員。2014年度真宗連合学会木辺派門主奨励賞受賞。
    主な論文に、「南都の受戒と安然の「共受」「別受」」(『智山学報』第64輯、2015年)「入宋僧俊【じょう】を発端とした日宋間「円宗戒体」論争」(『日本仏教綜合研究』14号、2016年)などがある。

中世後期 泉涌寺の研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:大谷 由香(著)
発行年月日:2017/02/28
ISBN-10:4831862444
ISBN-13:9784831862440
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:401ページ ※385,16P
縦:22cm
厚さ:3cm
重量:698g
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