アジアの航空貨物輸送と空港(アジ研選書) [全集叢書]

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アジアの航空貨物輸送と空港(アジ研選書) [全集叢書]

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出版社:日本貿易振興会アジア経済研究所
販売開始日: 2017/01/16
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アジアの航空貨物輸送と空港(アジ研選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    序章 国際航空貨物輸送の現状と本書の構成 池上 寛
     はじめに
     第1節 航空貨物輸送とその概況
     第2節 航空貨物輸送を担うアクターと現況
     第3節 本書の分析視角と構成
     おわりに - 新しい知見と今後の課題

    第1章 グローバル化・成熟化と日本の航空貨物輸送 飴野 仁子
     はじめに
     第1節 日本の航空貨物輸送のパラダイムシフト
     第2節 日本の航空貨物輸送の動向
     第3節 日本の主要空港の動向
     おわりに

    第2章 中国における航空貨物輸送の現況と課題 大西康 雄
     はじめに
     第1節 航空貨物輸送の概況
     第2節 航空貨物サービスの現状と課題
     第3節 航空宅配サービスの急発展
     第4節 空港の現況と今後の発展
     第5節 航空貨物行政の現状と課題
     おわりに

    第3章 香港における航空貨物輸送の発展と政策分析 鄔 躍
     はじめに
     第1節 香港国際空港と航空貨物輸送の発展
     第2節 香港の航空貨物輸送政策と影響
     第3節 香港の航空貨物輸送における中国大陸との相互作用
     おわりに

    第4章 韓国における航空貨物とハブ空港戦略 渡部 大輔
     はじめに
     第1節 韓国における航空貨物・空港の現状
     第2節 韓国における航空貨物・空港の政策
     おわりに

    第5章 台湾における国際航空貨物とその輸送 池上 寛
     はじめに
     第1節 台湾桃園国際空港の概要とおもな航空貨物政策
     第2節 台湾桃園国際空港における国際航空貨物輸送の現状
     第3節 台湾系航空会社の国際航空貨物輸送
     第4節 中国との国際航空貨物輸送
     おわりに

    第6章 シンガポールの航空貨物輸送の実態 花岡 伸也・松田 琢磨
     はじめに
     第1節 ASEANの航空貨物輸送
     第2節 シンガポールの航空貨物輸送の特徴
     おわりに

    第7章 ASEAN単一航空市場 梅崎 創
     はじめに
     第1節 ASEANにおける航空自由化の展開
     第2節 RIATS協定
     第3節 対話国との多国間航空協定
     第4節 クアラルンプール交通戦略計画
     おわりに

    第8章 欧米系インテグレーターのアジア市場戦略と対中国事業展開 小島 末夫
     はじめに
     第1節 アジア地域で進む航空物流施設の拡充
     第2節 中国進出の加速と航空輸送網の整備
     おわりに

    コラム
     ① 貨物ハブとして選ばれるということ(飴野 仁子)
     ② 「一帯一路」構想と航空輸送の新しい可能性(大西 康雄)
     ③ 香港航空貨物ターミナル(渡部 大輔)
     ④ 韓国におけるLCC の急成長(渡部 大輔)
     ⑤ 国営系企業3社による協力意向書の締結(池上 寛)
     ⑥ シンガポールのLCC は生き残ることができるか?(花岡 伸也)
     ⑦ ASEANのLCC(梅崎 創)
     ⑧ 欧米系三大インテグレーターの概要(小島 末夫)
  • 出版社からのコメント

    航空貨物は、近年アジアを中心に取扱量を大きく増加させている。本書ではアジアの主要国・地域の航空貨物をとりあげて分析した。
  • 内容紹介

    グローバル化が進展した今日、製造業企業は国際分業体制を構築するようになっている。国際分業は国をまたがる部材や原材料の輸送によって、達成することが可能である。とくに、アジアでは域内での国際分業が展開された結果、域内での国際物流が活発になっている。国際分業が発展するにつれ、ジャスト・イン・タイム(Just in Time: JIT)やサプライ・チェーン・マネジメント(Supply Chain Management: SCM)といった、より高度な物流体制を構築するようになってきた。航空輸送は輸送手段のなかで最も速く輸送が可能であるため、国際物流において近年その重要性は高まってきている。
    国際物流をみると、重量ベースでは圧倒的に海上輸送で行われているのが現状である。しかし、貿易額でみた場合、かなりの割合を航空輸送が占める。たとえば、2015年の日本の貿易において、航空貨物が占める割合は重量ベースではわずか0.37%である。しかしながら、2015年の貿易額でみると、輸出総額75兆6319億円、輸入総額78兆4055億円のうち、航空貨物として輸送されたのは輸出額20兆9213億円(27.7%)、輸入額20兆4650億円(26.1%)であった。また、日本の貿易総額154兆374億円のうち、成田国際空港が輸出8兆9104億円(輸出総額の11.8%)、輸入12兆6119億円(輸入総額の16.1%)の合計21兆5223億円(貿易総額の14.0%)を占め、日本最大の「港」である(財務省貿易統計、東京税関統計)。これらからわかるように、国際貿易において、航空輸送やその基点である空港は非常に重要であり、航空貨物や空港について検討することは国際物流の現状を把握するためには必須であるといえる。また、世界における2001年から2015年までの海上貨物と航空貨物の輸送量の平均伸び率を比較すると、海上輸送は3.7%であるのに対し、航空輸送は3.6%であり、ほぼ同じような成長が続いている。アジア地域での国際分業が活発になっている現在、アジアにおける航空貨物輸送について検討することは、アジアにおける国際物流や国際分業を把握する意味でも重要であるといえよう。

    図書館選書
    国際物流の一端を担う航空貨物は、近年アジアを中心に取扱量を大きく増加させている。本書ではアジアの主要国・地域の航空貨物についてとりあげ、またASEANやインテグレーターの動きも検討した。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    池上 寛(イケガミ ヒロシ)
    日本貿易振興機構アジア経済研究所在台北海外調査員
  • 著者について

    池上寛 (イケガミヒロシ)
    池上 寛  日本貿易振興機構アジア経済研究所 在台北海外調査員
    飴野 仁子 関西大学商学部教授
    大西 康雄 日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター上席主任調査研究員
    鄔 躍   中国・北京物資学院校長補佐兼現代物流産業研究院長
    渡部 大輔 東京海洋大学学術研究院准教授
    花岡 伸也 東京工業大学環境・社会理工学院准教授
    松田 琢磨 公益財団法人日本海事センター企画研究部研究員
    梅崎 創  日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター経済統合研究グループ長
    小島 末夫 国士舘大学21世紀アジア学部 教授

アジアの航空貨物輸送と空港(アジ研選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アジア経済研究所 ※出版地:千葉
著者名:池上 寛(編)
発行年月日:2017/01/18
ISBN-10:4258290440
ISBN-13:9784258290444
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:交通・通信
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:21cm
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