日本近世地誌編纂史研究【オンデマンド版】 [単行本]
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出版社:思文閣出版
販売開始日: 2017/01/31
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日本近世地誌編纂史研究【オンデマンド版】 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 論 地誌編纂史へのこころみ
     地誌編纂史とは何か
     近世地誌研究の成果と課題
      19世紀/20世紀前半/1960-80年代/1990年代以降/課題
     地誌編纂史研究の方法

    第Ⅰ部 近世地誌の成立

    第一章 近世地誌の系譜と成立
     近世地誌の系譜
      中国方志/朝鮮地誌ほか/古風土記
     近世地誌の成立過程
     まとめ
    第二章 『会津風土記』と地誌編纂の思想
     『会津風土記』編纂と会津藩政
      会津藩政の展開/『会津風土記』の編纂課程/将軍献上をめぐって/小括
     寛文期の藩撰地誌と地誌編纂の思想
      広島藩『芸備国郡志』/熊本藩『国郡一統志』/水戸藩『常陸国風土記』/日本地誌編纂構想とその思想
     展望
    第三章 『五畿内志』編纂の歴史的意義
     享保期地誌編纂の諸前提
      地誌をめぐる思想と行動/吉宗政権の古文献調査・収集/徳川吉宗と地誌への関心
     『五畿内志』の編纂課程
      調査開始まで/廻村調査の行程/板行をめぐって/完成とその影響
     まとめと課題

    第Ⅱ部 日本型地誌の成立過程

    第四章 寛政~文化期の書物編纂と江戸幕府
     大目付・目付と昌平黌の編纂調査
     『国鑑』/『孝義録』/『藩翰譜続編』/『寛政重修諸家譜』と『譜牒余録』/旗指物調査/小括
     勘定所の編纂・調査──関東郡代兼帯勘定奉行を中心に──
      江戸湾海防巡見/『四神地名録』の編纂過程/中川忠英の廻村調査と「村方明細書上帳」/『五街道其外分間延絵図』/『大日本沿海輿地全図』(伊能図)/「郡村仮名付帳」/小括
     まとめ
    第五章 江戸幕府の地誌編纂内命と日本型地誌
     寛政期地誌編纂の具体相
      民撰地誌──『豆州志稿』を中心に/藩撰地誌──『豊後国志』を中心に/小括
     享和三年の地誌編纂内命と日本地誌収集・編纂事業
    江戸幕府地誌編纂事業の開始/地誌編纂内命/日本地誌収集・編纂事業の構想
     地誌編纂内命と藩撰地誌
      会津藩『新編会津風土記』/福岡藩『筑前国続風土記拾遺』
     まとめ──日本型地誌について──
    第六章 地誌調所編纂事業論──『新編武蔵国風土記稿』を中心に──
     地誌調所について
      設置と運営/地誌調出役
     地誌調出役の廻村調査
      廻村調査の概要/武蔵国久良岐郡の調査/武蔵国入間郡・足立郡の調査/武蔵国埼玉郡の調査/武蔵国比企郡の調査/武蔵国幡羅・男衾郡の調査/武蔵国葛飾郡の調査/相模国鎌倉郡の調査/江戸府内の調査
     追加調査と執筆・編集
      追加調査/調査内容の取捨選択/編集・執筆/完成をめぐる問題とその後
     まとめ
     別表 地誌調出役の廻村調査一覧
    補 論 八王子千人同心による地誌調査
     編纂作業開始まで
     武蔵国多摩郡の廻村調査
     武蔵国高麗・秩父郡の廻村調査
     まとめにかえて

    第Ⅲ部 地誌編纂と地域民衆

    第七章 近世の村と家譜・村方旧記──武蔵国の事例から──
     家譜の成立とその衰退
      入間郡川越城下榎本家「三子より之覚」/埼玉郡広田村新井家「由緒書」/入間郡水野村牛久保家家譜/小括
     村方旧記の成立
      成立の契機/比企郡角泉村『由緒帳』他一点/高麗郡平沢村『武州高麗郡平沢村鏡覚』/小括
     家譜の復活と村方旧記の衰退
      埼玉郡西袋村小澤豊功の著作群/多摩郡田無村下田家『公用文例略記』/埼玉郡大沢町福井猷貞『大沢猫の爪』ほか/小括
     まとめと展望
    第八章 地域社会における地誌編纂と歴史認識
     地域社会における民衆の地誌の成立
      動機としての旧臣調査/先行地誌の知識と領主の関与/江戸から得た地誌編纂の思想/地誌の記述変化と歴史認識/小括
     歴史認識の変容──「海老ケ嶋九ケ村」を事例に──
      地域概況/「海老ケ嶋九ケ村」の成立過程/精神的紐帯と結集の担い手/村連合の崩壊と歴史認識の変容/小括
     まとめ
    結論 総括と課題
     総括
     課題
      名所記/近代の地誌編纂

    あとがき──補足と謝辞をかねて──
    索引(書名・史料名/人名/研究者名)
  • 内容紹介

     日本近世の地誌は、東アジア世界に共通する形式を有するとともに、地方史・地域史研究の基礎文献として重視されてきたが、その特徴・機能・意義などについては、従来研究の蓄積が少ない。
     本書では、日本近世の領主支配における文化行為の意義に着目し、地誌編纂を一つの政治的文化行為と位置づけ、その機能や実態について明かし、また日本の地方史・地域史研究に対する歴史的考察の観点から、さまざまな地誌の具体的な編纂活動をとりあげる。
    個々の地誌の記述内容よりも、記述形式や編纂活動、編纂体制などの分析を通じて、編纂という文化的行為の側面から地誌を理解し、東アジア地域の歴史認識・地理認識を全体的に考察する可能性を拓く一書。オンデマンド版(初版2004年)
  • 著者について

    白井 哲哉 (シライ テツヤ)
    筑波大学教授

日本近世地誌編纂史研究【オンデマンド版】 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:思文閣出版
著者名:白井哲哉(著)
発行年月日:2017/01
ISBN-10:4784270302
ISBN-13:9784784270309
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:386ページ
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