里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書]
    • 里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書]

    • ¥6,050182 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002734460

里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書]

価格:¥6,050(税込)
ゴールドポイント:182 ゴールドポイント(3%還元)(¥182相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/02/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近年、里親制度の社会的要請は高まっている。本書は、委託率問題や支援策検討などの福祉的文脈、「親子」「家族」関係の新しさに着目する家族的文脈のどちらにも偏らず、2つの文脈が交錯する場で、時間的・関係的限定性を持つ里親が抱える葛藤を検証。また、豊富なインタビュー調査から、里親を取り巻く諸機関、長期的養育の困難性、里親委託終了後の関係性などを考察。里親制度の基本概念や先行研究も詳説し、里親の立場とその可能性を探究する。
  • 目次

    はしがき
    初出一覧

    序 章 里親研究の射程――家族であること、社会的養護の担い手であること
     1 問題の所在
     2 本研究の基礎概念
     3 研究目的と本書の構成

    第1章 里親養育の概況――歴史と実態
     1 里親養育の歴史
     2 里親制度の規定する里親「家族」像の変遷:関連省令・通知等を素材に
     3 現代の里親養育の実態

    第2章 里親経験はいかに捉えられてきたのか――先行研究と本書の位置づけ
     1 里親養育研究の展開:「拡充論」「支援論」の到達点と課題
     2 家族研究の系譜と里親家族
     3 ケア・支援の社会学への展望
     4 理論的視座
     5 本書の立場

    第3章 里親たちの語り――調査・分析の方法
     1 インタビュー調査概要
     2 調査協力者の特徴
     3 分析手続き

    第4章 共存する「社会的養護としての養育」と「ふつうの子育て」
     1 本章の課題:子どもをあずかれば親子になるのか
     2 多様な里親像
     3 「里子」としての理解:委託以前の非共有時間に向きあって
     4 「実子と同じ」という理解
     5 「社会的養護としての養育」と「ふつうの子育て」との葛藤
     6 本章のまとめ:「養育」と「子育て」の関係

    第5章 家庭であること/仕事であることをめぐって――関係機関と比較した里親家庭の意味づけ
     1 本章の課題:里親養育はなぜ「仕事」と距離化されがちなのか
     2 専門性との距離化
     3 施設生活との対比で語られる家庭らしさの価値
     4 仕事としての要保護児童ケアとの異同
     5 養育費、里親手当の解釈:報酬受取・賃労働化の回避
     6 本章のまとめ:顕在化する家族ケアの特性

    第6章 親であること/支援者であることをめぐって――実親との比較による里親の意味づけ
     1 本章の課題:里親は実親の代替なのか
     2 実親との交流がない場合
     3 実親との交流がある場合
     4 里親子関係終了後の実親への対応
     5 本章のまとめ:実親の存在感

    第7章 措置委託解除後の子どもとのかかわりにおける葛藤と対処――18歳からのはじまり
     1 本章の課題:措置委託が終わると里親里子は「純粋」な家族になるのか
     2 措置委託解除の2つの意味
     3 子どもとの意向の調整:里親の許容範囲内の場合
     4 子どもの意向・里親の理想と里親の許容範囲が一致しない場合
     5 里親子関係の帰着点
     6 本章のまとめ:重なり、すれ違う里親子の期待

    終 章 里親たちの葛藤に通底する困難とその生起メカニズム
     1 本研究の主要な知見
     2 本研究の意義と今後の展望

    参考文献
    巻末資料
    おわりに
    人名索引
    事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安藤 藍(アンドウ アイ)
    1985年東京都生まれ。2009年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、修士(社会学)。2014年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士課程修了、博士(社会科学)を経て、首都大学東京都市教養学部都市教養学科人文・社会系助教、専門社会調査士、社会福祉士。専門は家族社会学、福祉社会学
  • 出版社からのコメント

    児童福祉、家族多様化論のいずれか一方にとらわれず、豊富なインタビュー調査からその可能性を検証。現代を生きる里親の実像を探る
  • 内容紹介

    近年、里親制度の社会的要請は高まっている。本書は、委託率問題や支援策検討などの福祉的文脈、「親子」「家族」関係の新しさに着目する家族的文脈のどちらにも偏らず、2つの文脈が交錯する場で、時間的・関係的限定性を持つ里親が抱える葛藤を検証。また、豊富なインタビュー調査から、里親を取り巻く諸機関、長期的養育の困難性、里親委託終了後の関係性などを考察。里親制度の基本概念や先行研究も詳説し、里親の立場とその可能性を探究する。
  • 著者について

    安藤 藍 (アンドウ アイ)
    2016年12月現在 首都大学東京都市教養学部助教

里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:安藤 藍(著)
発行年月日:2017/02/10
ISBN-10:4623078639
ISBN-13:9784623078639
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:319ページ
縦:22cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 里親であることの葛藤と対処―家族的文脈と福祉的文脈の交錯(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!