ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [単行本]
    • ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [単行本]

    • ¥1,32040 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009002735187

ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [単行本]

価格:¥1,320(税込)
ゴールドポイント:40 ゴールドポイント(3%還元)(¥40相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2017/03/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ナビラ・レフマンさんとマララ・ユースフザイさん。マララさんを襲ったのがイスラム過激派だったのに対し、ナビラさんに向けてミサイルを発射したのは、アメリカの無人機「ドローン」でした。マララさんはノーベル平和賞を受賞しましたが、ナビラさんの身に降りかかったことを知る人は、ほとんどいません。加害者の違いこそが、二人のその後の境遇を決定づけたのです。二人の少女の身の上に何が起きたのかを紹介しながら、アメリカとイスラムの関係の変遷や、パキスタンの部族地域の実態について、現代イスラム研究で知られる宮田律氏が解説します。
  • 目次

    はじめに
    第一章 ナビラさんの来日
    日本に来られなくなった理由/来日初日、新聞記者のインタビューを受けて/シンポジウムで訴えたこと/ナビラさんとマララさんの違いは?/ナビラさんにとっての「教育を受ける権利」/広島の原爆資料館で感じたこと/被爆者・小倉桂子さんとの出会い
    第二章 ナビラさんを巻き込んだ「対テロ戦争」
    「アメリカ同時多発テロ」が起きるまで/アフガニスタンだけでは終わらなかった攻撃/アメリカ本土で操縦して中東を攻撃/「ドローン攻撃は不可欠だ」という日本の新聞/テロリストを育てたのはアメリカだった/アメリカとイスラム世界の対立のきっかけ/強国の思惑で引き裂かれた民族/世代ごとに変わるムスリムの心情
    第三章 暴力に屈しないマララさんの活動
    マララさんがねらわれた理由/女子教育をさまたげているもの/アメリカの無人機攻撃を批判/加害者は忘れてしまう
    第四章 ナビラさんが暮らす「部族地域」
    パキスタンと日本のつながり~被災地への支援/パキスタンと日本のつながり~仏教と経済/アフガニスタンの独立/パキスタン・バングラデシュの独立/パシュトゥン人の二つの祖国/パシュトゥン人の教育レベル/パキスタン軍が部族地域に侵攻/パキスタンはインドになれるのか
    第五章 ナビラさんの入学・通学
    学びたいナビラさんへの支援/ナビラさんに会いにペシャワールへ/ナビラさんの受ける教育/情報に触れることで変わる価値観/将来の夢
    おわりに
  • 出版社からのコメント

    マララさんとナビラさん。パキスタンの二人の少女の運命を分けたのは何? 小学生からイスラム関連のニュースを読み解ける最初の一冊
  • 内容紹介

    朝日新聞書評欄で絶賛! 「イスラム女性に教育を受ける権利を」と主張し、イスラム過激派の銃撃を受けたマララ・ユースフザイさんは、屈することなく訴えを続け、史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。しかし、マララさんと同じパキスタンの少女、ナビラ・レフマンさんを知っていますか? 現在イスラム研究の第一人者が、「対テロ戦争」の犠牲となった二人の背景とともに、イスラムと欧米の対立の歴史をひもときます。


    【対象年齢:小学校高学年以上】
    朝日新聞の書評欄(5/14付)で取り上げられました。
    これを読まずして世界の平和を語れない! イスラム諸国もアメリカも日本も被害者であり加害者。必要なのは異文化それぞれの価値観を理解する寛容な心。だから、教育こそが平和を守る第一歩なんですね。(三省堂書店営業企画室・内田剛さん)/解決の糸口もみつからないイスラム地域の現状ですが、この小さな小さな叫び声を聞く事で希望が生まれるのでは、と考えさせられました。(オリオン書房イオンモールむさし村山店・渡辺美幸さん)/大人も子どもも、この本をきっかけに、イスラム世界の現状について、自分に引き寄せて感じられるのではないでしょうか。(ジュンク堂書店藤沢店・鈴木沙織さん)

    マララ・ユースフザイさんの名前は、広く世界に知られています。イギリスのBBCが運営するブログに、匿名ながら「イスラムの女性たちに教育を受ける権利を!」という主張を書き、そのことによってイスラム過激派の銃撃を受けて重傷を負った少女です。彼女は、生死に関わる傷を負いながらも屈することなく、教育の権利獲得のために運動し、史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。

    一方、マララさんと同じく、パキスタンの部族地域出身の少女、ナビラ・レフマンさんの名前を、どれくらいの人が知っているでしょうか?

    やはり、「教育を受けたい」と切望する彼女は、山でオクラを摘んでいるところをアメリカ軍の無人機「ドローン」にミサイルを撃ち込まれ、いっしょにいた祖母を亡くし、自らも大きなけがを負いました。

    同じく「対テロ戦争」の犠牲者でありながら、ひとりはノーベル賞を受賞し、ひとりは無名のままです。この彼女たちの違いを知ることで、欧米諸国が生み出したイスラム世界への偏見や矛盾が見えてきます。

    アメリカ軍が展開する無人飛行機「ドローン」による空爆の非人道な実態、イスラムと欧米諸国との関係の歴史、そして、終わりの見えない「対テロ戦争」が起きてしまった理由――。現代イスラム研究の第一人者が、大きく境遇が違ってしまった二人の少女の背景について、わかりやすく解説します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮田 律(ミヤタ オサム)
    一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。1955年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論
  • 著者について

    宮田 律 (ミヤタ オサム)
    一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。1955年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論。著書に、『オリエント世界はなぜ崩壊したか 異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智』(新潮選書)、『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』(新潮新書)、『石油・武器・麻薬 中東紛争の正体』(講談社現代新書)、『イスラムは本当に危ない世界なのか』(潮出版社)など多数。

ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:宮田 律(著)
発行年月日:2017/03/22
ISBN-10:4062204843
ISBN-13:9784062204842
判型:B6
対象:児童
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:170ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!