進歩がまだ希望であった頃―フランクリンと福沢諭吉(平川祐弘決定版著作集〈第8巻〉) [単行本]
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進歩がまだ希望であった頃―フランクリンと福沢諭吉(平川祐弘決定版著作集〈第8巻〉) [単行本]

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出版社:勉誠社
販売開始日: 2017/03/31
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進歩がまだ希望であった頃―フランクリンと福沢諭吉(平川祐弘決定版著作集〈第8巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    片やフランクリンはすべての「ヤンキーの父」、片や福沢諭吉は明治日本の“intellectual father”、独立に向かう米国と、開国に向かう日本をこの二人の偉人の自伝ほど見事に語った文学はない。日米の対比評伝は比較精神史上の最高の好取組である。
  • 目次

    まえがき

    日米の好一対
    白石と諭吉
    フランクリンの略伝
    福沢の略伝
    こくめいな人
    封建的秩序への反撥
    故郷脱出
    食うこと、飲むこと
    着ること、着ないこと
    a self-made man
    外国語の知識
    弁論の術
    無宗教者の宗教論
    「われら神を信ず」と「われら金を信ず」
    科学上の実験
    新しい語彙の発明者と輸入者
    社会上政治上経済上の発見
    民主的な文章家
    「資本主義の父」
    福沢の武家根性
    銭の国たるべし
    福沢の「拝金宗」
    明治初年のフランクリン熱
    金剛石も磨かずば

    USEという観念
    D・H・ロレンスによる福沢批判
    国木田独歩の場合
    蜉 蝣
    植村正久の弔辞
    一身二生
    「プロテスタンティズムの倫理と日本資本主義の精神」
    独立自尊
    費府(ヒラデルヒヤ)と土佐の西の端の柏島
    教養小説の系譜の上で
    日本におけるフランクリンの運命
    日米文学史上の両自伝の位置
    ハーン対佐久間信恭
    語り口の由来


    『新潮』一九八四年二月号のあとがき
    講談社学術文庫版(一九九〇年)へのあとがき
    二本足で立つ学者 松原秀一
    自伝研究における長男と次男―佐伯彰一と平川祐弘を巡って 大貫徹
    著作集第8巻に寄せて―佐伯彰一先生と私 平川祐弘
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    平川 祐弘(ヒラカワ スケヒロ)
    1931(昭和6)年生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。第一高等学校一年を経て東京大学教養学部教養学科卒業。仏、独、英、伊に留学し、東京大学教養学部に勤務。1992年定年退官。その前後、北米、フランス、中国、台湾などでも教壇に立つ。ダンテ『神曲』の翻訳で河出文化賞(1967年)、『小泉八雲―西洋脱出の夢』『東の橘西のオレンジ』でサントリー学芸賞(1981年)、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞(1991年)、鴎外・漱石・諭吉などの明治日本の研究で明治村賞(1998年)、『ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化』で和辻哲郎文化賞(2005年)、『アーサー・ウェイリー―『源氏物語』の翻訳者』で日本エッセイスト・クラブ賞(2009年)、『西洋人の神道観―日本人のアイデンティティーを求めて』で蓮如賞(2015年)を受賞
  • 内容紹介

    片やフランクリンはすべての〈ヤンキーの父〉、片や福沢諭吉は明治日本のintellectual father、独立に向かう米国と、開国に向かう日本をこの二人の偉人の自伝ほど見事に語った文学はない。
    日米の対比評伝は比較精神史上の最高の好取組である。
    比較研究の第一人者平川祐弘は、片やフランクリン、片や福沢を同じ土俵にあげて、丁々発止(ちようちようはつし)の勝負をとらせた。けだし好取組だ。東西の自伝の両横綱は互角に組んでひけをとらない。行司が平川なればこそ両偉人ががっぷり組んだ見物(みもの)になるので、物怖じせぬ平川は各国で登場し、英語でもこの対比列伝を語って聴衆の頤(おとがい)を解いた。
    この研究は世にも楽しい物語だ。酒の上の失敗の語りでは福沢に軍配だが、年増(としま)の下半身の語りではフランクリンが上手(うわて)だ。玉に瑕(きず)とは『福翁自比較研究の第一人者平川祐弘は、片やフランクリン、片や福沢を同じ土俵にあげて、丁々発止(ちようちようはつし)の勝負をとらせた。けだし好取組だ。東西の自伝の両横綱は互角に組んでひけをとらない。行司が平川なればこそ両偉人ががっぷり組んだ見物(みもの)になるので、物怖じせぬ平川は各国で登場し、英語でもこの対比列伝を語って聴衆の頤(おとがい)を解いた。
    この研究は世にも楽しい物語だ。酒の上の失敗の語りでは福沢に軍配だが、年増(としま)の下半身の語りではフランクリンが上手(うわて)だ。玉に瑕(きず)とは『福翁自伝』に女の失敗談がないことではあるまいか。
  • 著者について

    平川祐弘 (ヒラカワ スケヒロ)
    1931(昭和6)年生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。第一高等学校一年を経て東京大学教養学部教養学科卒業。仏、独、英、伊に留学し、東京大学教養学部に勤務。1992年定年退官。その前後、北米、フランス、中国、台湾などでも教壇に立つ。

進歩がまだ希望であった頃―フランクリンと福沢諭吉(平川祐弘決定版著作集〈第8巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:平川 祐弘(著)
発行年月日:2017/03/25
ISBN-10:4585294082
ISBN-13:9784585294085
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:242ページ ※234,8P
縦:22cm
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