黎明に起つ(講談社文庫) [文庫]

黎明に起つ(講談社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  応仁・文明の乱で荒廃した都。備中の荏原庄で育った伊勢新九郎は、兄を討つことを強いた守旧勢力の権力闘争を憎んだ。下向した駿河で、東国を新天地とすることに定め、茶々丸、三浦道寸ら好敵手との対決が、新九郎とその一族を押し上げていく。戦国黎明期を駆け抜けた北条早雲の新しき姿に、伊東潤が挑む！

• 出版社からのコメント

  応仁の乱で荒廃した都に絶望し、挫折もした伊勢新九郎は、関東の地に新天地を求めた。北条家を追い続ける著者渾身の北条早雲一代記。

• 内容紹介

  １１年ものあいだ、京を荒廃させた応仁の乱。関東の地に新天地を求めた伊勢新九郎は、伊豆での激戦に身を投じることとなった。民を生かす世を希求する新九郎は守旧勢力を駆逐できるのか。若き日の挫折から覇権を打ち立てるまでの東国の雄・北条早雲を描く疾風怒濤の戦国小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊東 潤(イトウ ジュン)
  １９６０年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。２０１３年『国を蹴った男』で第３４回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋　天狗党西へ』で第２回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で第４回山田風太郎賞および第１回高校生直木賞（２０１４年）、２０１４年『峠越え』で第２０回中山義秀賞を受賞する

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