ビートたけしと北野武(講談社現代新書) [新書]
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ビートたけしと北野武(講談社現代新書) [新書]

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出版社:講談社
販売開始日: 2017/03/16
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ビートたけしと北野武(講談社現代新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    差別・暴力・宗教…現代社会の「欺瞞」と彼の「二面性」に迫る。なぜビートたけしは昭和の事件当事者を演じるのか。ドラマ・映画の出演作品を軸に、北野武の半生と戦後ニッポンの変容を重ね合わせた、画期的論考!
  • 目次

    ◆序 章 たけしの演じた人物で年表をつくってみた
    たけしの育った風景を求めて/大石内蔵助から立川談志まで/伊丹十三が語った日欧の俳優の違い/たけし扮する人物は「似ていない?」/役柄の二面性と「振り子の理論」/「ビートたけし」と「北野武」 ほか
    ◆第1章 母親の喪失――大久保清と北野武を分けたもの
    たけし起用への反対意見/大久保母の「息子殺し」/たけし母の強い信念/たけしと大久保の差異/「おいらはよ」と言い始めたワケ//一億総中流社会のなかで/二人のコンプレックス ほか
    ◆第2章 差別と暴力――金嬉老・三億円事件・写真週刊誌
    自ら望んだ役/「川向こう」と呼ばれて/差別に対する考え方/金嬉老からの手紙/三億円事件が起きた日/内田裕也も怖気立った凶行シーン/写真週刊誌ブームとその終焉/活動自粛中に得たもの ほか
    ◆第3章 宗教と科学――イエスの方舟・エホバの証人・バイク事故
    「おまえらの面倒は一生見る」/千石のおっさんはオレに似ている/ラジオで“教祖”にまつりあげられる/人間は信仰のために死にもする/自らの意志で手術を拒否したたけし/麻原彰晃との対談 ほか
    ◆終 章 戦後ニッポンに内在する二面性と欺瞞
    病床で口にしたある人物の名前/新宿で二人はすれ違ったのか?/日本人に見出した「諦観の念」/戦後日本の二面性と欺瞞/西田敏行とビートたけし/「堤清二」と「辻井喬」/「ビートたけし」「北野武」以外の「三番目の人格」/お笑いBIG3は幸せか ほか
  • 出版社からのコメント

    なぜビートたけしは昭和の事件当事者を演じるのか。多くのドラマ・映画作品を軸に、彼の半生と戦後の日本社会の変容を論考をしてみた
  • 内容紹介

    俳優としてこれまでドラマ・映画に数多く出演したきたビートたけしは、金嬉老、3億円事件の犯人、大久保清、東条英機、田岡一雄、千石剛賢など、実にさまざまな実在する人物を演じてきた。そこでは、差別・暴力・宗教など、日本社会ではタブーとされがちなテーマが取り上げられている。そうした出演作品を軸に、現代社会の「欺瞞」、そして「ビートたけし」と「北野武」の「二面性」にも迫った、画期的論考!


    差別・暴力・宗教・科学…

    現代社会の「欺瞞」、そして「ビートたけし」と「北野武」の
    「二面性」にも迫った、画期的論考!

    -----

    今年1月、「お笑いBIG3」の一人、ビートたけしが古希を迎えました。

    もともと漫才師として出発した彼は、本名の北野武名義で

    映画監督として活躍すると同時に、

    俳優としてもドラマ・映画に多く出演し、存在感を示してきました。

    そこでは、実在する著名人や現実に起こった社会的事件の当事者を

    演じたことも少なくありません。

    たとえば、1968年の出来事と出演したドラマを重ねると、こんな感じになります。

    ・2月、ビートたけし(A)が静岡県で暴力団員を殺害後、寸又峡の旅館に立て籠もる
    ・12月、ビートたけし(B)が東京・府中市で現金輸送車を乗っ取る
    ・なお、この強奪現場と塀を挟んで向こう側の府中刑務所には、強姦致傷事件でビートたけし(C)が服役していた

    もちろん、実際には、(A)=金嬉老、(B)=3億円事件の犯人、(C)=大久保清

    となるわけですが、これら以外にも、たけしは東条英機、田岡一雄、千石剛賢、

    エホバの証人輸血拒否事件で死亡した男児の父親、豊田商事会長刺殺事件の

    犯人など、実に多くの人物を演じてきました。

    以上の作品では、宗教・暴力・差別など、日本の社会ではタブーとされがちな

    テーマが取り上げられています。

    そこで本書では、出演したドラマ・映画作品を補助線としつつ、

    彼の半生や二面性について、戦後ニッポンの変容を重ね合わせながら論考します。

    これまでにないたけし論、日本社会論として一気読み必至の一冊!

    -----

    ◆本書のおもな内容◆
    序 章 たけしの演じた人物で年表をつくってみた
    第1章 母親の喪失――大久保清と北野武を分けたもの
    第2章 差別と暴力――金嬉老・三億円事件・写真週刊誌
    第3章 宗教と科学――イエスの方舟・エホバの証人・バイク事故
    終 章 戦後ニッポンに内在する二面性と欺瞞
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    近藤 正高(コンドウ マサタカ)
    1976年愛知県生まれ。ライター。サブカルチャー誌「クイック・ジャパン」(太田出版)の編集アシスタントを経て1997年よりフリーランス
  • 著者について

    近藤 正高 (コンドウ マサタカ)
    1976年愛知県生まれ。ライター。サブカルチャー誌「クイック・ジャパン」(太田出版)の編集アシスタントを経て1997年よりフリーランス。「ユリイカ」「週刊アスキー」「ビジスタニュース」「エキサイトレビュー」など雑誌やウェブへの執筆多数。著書に『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)、『私鉄探検』(ソフトバンク新書)、『新幹線と日本の半世紀』(交通新聞社新書)。現在、ウェブサイト「文春オンライン」にて毎日その日にちなんだ記事「ご存知ですか?」を、「cakes」にて物故した著名人の足跡をたどるコラム「一故人」を連載中。
    ブログ : Culture Vulture(http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/)
    ツイッター : @donkou

ビートたけしと北野武(講談社現代新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:近藤 正高(著)
発行年月日:2017/03/20
ISBN-10:4062884178
ISBN-13:9784062884174
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:225ページ
縦:18cm
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