ネーデルラント美術の光輝―ロベール・カンパンから、レンブラント、そしてヘリット・ダウへ(北方近世美術叢書〈2〉) [単行本]

ネーデルラント美術の光輝―ロベール・カンパンから、レンブラント、そしてヘリット・ダウへ(北方近世美術叢書〈2〉) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ロベール・カンパンを初めとする“聖家族”表象に、ハンス・メムリンクの描く“バテシバ”に、ヤン・ブリューゲルの精緻にして輝く色彩の「花の静物画」に、レンブラントの“クラウディウス・キウィリスの謀議”に、ヘリット・ダウの“若い母親”に、レンブラントという時代に集まり発していく、ネーデルラント美術の光輝を探る！

• 目次

  プロローグ　レンブラント　共感と変容　　尾崎彰宏
  第１章　神から人へ　〈聖家族〉表象の変容──ロベール・カンパンからレンブラントへ　　今井澄子
  第２章　誘いと惑い──ハンス・メムリンクの《バテシバ》にみる両義的図像の作法　　寺門臨太郎
  インテルメッツォⅠ　　尾崎彰宏
  第３章　花へのまなざし──ヤン・ブリューゲルとレンブラントの時代　　廣川暁生
  インテルメッツォⅡ　　尾崎彰宏
  第４章　逆説の画家レンブラント──《クラウディウス・キウィリスの謀議》をめぐって　　尾崎彰宏
  第５章　ヘリット・ダウ《若い母親》──一八世紀オランダの絵画市場と絵画の価値　　青野純子
  エピローグ　レンブラントとは何か──油彩画の真贋論争をめぐって　　尾崎彰宏
  註
  あとがき
  人名索引

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  尾崎 彰宏(オザキ アキヒロ)
  東北大学文学部教授／ネーデルラント美術史
  
  今井 澄子(イマイ スミコ)
  大阪大谷大学文学部准教授／ネーデルラント美術史
  
  寺門 臨太郎(テラカド リンタロウ)
  筑波大学芸術系准教授／ネーデルラント美術史
  
  廣川 暁生(ヒロカワ アキ)
  Ｂｕｎｋａｍｕｒａザ・ミュージアム主任学芸員／ネーデルラント美術史
  
  青野 純子(アオノ ジュンコ)
  九州大学基幹教育院准教授／オランダ美術史

• 出版社からのコメント

  ロベール・カンパンからメムリンク、ヤン・ブリューゲルからレンブラント、そしてダウへ、ネーデルラント美術の光輝を探る！

• 内容紹介

  ロベール・カンパンを初めとする《聖家族》表象に、ハンス・メムリンクの描く《バテシバ》に、ヤン・ブリューゲルの精緻にして輝く色彩の「花の静物画」に、レンブラントの《クラウディウス・キウィリスの謀議》に、ヘリット・ダウの《若い母親》に、レンブラントという時代に集まり発していく、ネーデルラント美術の光輝を探る！

ネーデルラント美術の光輝―ロベール・カンパンから、レンブラント、そしてヘリット・ダウへ(北方近世美術叢書〈2〉) の商品スペック