変容する社会と社会学―家族・ライフコース・地域社会 [単行本]
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変容する社会と社会学―家族・ライフコース・地域社会 [単行本]

岩上 真珠(編著)池岡 義孝(編著)大久保 孝治(編著)
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出版社:学文社
販売開始日: 2017/03/07
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変容する社会と社会学―家族・ライフコース・地域社会 の 商品概要

  • 目次

     序 わたしの戦争体験―ピカドンが襲いかかった日

    Ⅰ部 家族・感情
     第一章 未婚成人子の親子関係 ―ライフコースと家族の変容
      一 問題の所在 / 二 成人移行期への注目 / 三 中期親子関係論の登場
      / 四 日本における未婚成人子の親子関係―府中・松本調査より / 五 結論

     第二章 現代日本における「幸福の物語」のゆくえ
      一 問題の所在 / 二 近代社会と「成功の物語」 / 三 「成功の物語」の機能不全
      / 四 「幸福の物語」の台頭 / 五 「幸福の物語」の機能不全 / 六 「幸福の物語」の変容
      / 七 結論

     第三章 昭和初期と現代における養育困難な妊娠と養子縁組 ―籍から愛へ
      一 問題の所在 / 二 現代社会における養育困難な妊娠―「生母」の語り
      / 三 昭和前期における養育困難な妊娠―産婆の語り / 四 結 論

     第四章 知識と心配の道徳性 ―内部被ばく検査の結果報告を語ること/聞くこと
      一 問題の所在 / 二 知識の道徳性 / 三 心配の道徳性
      / 四 説明の終局としての検査結果 / 五 知識問題と感情問題の拮抗 / 六 結論

    Ⅱ部 ライフコース
     第五章 戦争研究へのライフコース分析の可能性
        ―沖縄戦サバイバーの家族との死別出来事を中心に
      一 問題の所在 / 二 ライフコース分析 / 三 沖縄戦での家族との死別出来事経験
      / 四 家族との死別の家族キャリア出来事経験への影響
      / 五 質的データからみた死別出来事とライフコース / 六 結論

     第六章 炭鉱閉山と労働者・家族のライフコース ―産業時間による説明の試み
      一 問題の所在 / 二 炭鉱労働者の特性と移動性 / 三 炭鉱閉山と離職者の再就職
      / 四 産業収束過程と再就職受け皿の構造:横断的説明と縦断的説明 / 五 結論

     第七章 働くことの意味を探して ―パネル分析からみる三〇代への移行過程
      一 問題の所在 / 二 若者の就労環境の変化 / 三 働くことの価値意識
      / 四 働くことの価値意識を変えるものをとらえる
      / 五 性別、卒業時の環境、そして職場状況の影響
      / 六 イベント、時間、ライフコースの影響 / 七 結論

     第八章 なぜ日本人シェフはフランスで開業ができたのか?
        ―ガストロノミーの組織フィールドにおけるキャリアの生成
      一 問題の所在―組織フィールドと職業集団
      / 二 ガストロノミーをめぐる組織フィールドの生成 / 三 信頼の形成と海外就労の制度化
      / 四 移民労働者の抑制と同業者集団の適応 / 五 上昇移動を生む構造とエージェンシー
      / 六 時代と参入タイミングの効果
      / 七 結論―組織フィールドにおけるライフコースの生成史研究の可能性

    Ⅲ部 地域社会
     第九章 中山間の地域再生と区長制 ―高知県高岡郡梼原町を事例として
      一 問題の所在 / 二 梼原町の概要と現況 / 三 梼原町の住民性と地域文化
      / 四 伝統的自治システムとしての区長制について / 五 結論

     第一〇章 喜多野清一の農村社会学への道程 ―初期研究の背景とその展開過程
      一 問題の所在 / 二 初期研究の範囲 / 三 初期研究以前
      / 四 研究業績にあらわれた初期研究 / 五 村に入るための準備 / 六 結論

     補論 社会学再考 ―からだ・こころ・つながりの人間科学を目指して
      一 はじめに / 二 生ける身体と感情の重要性 / 三 社会学の誤謬
      / 四 からだ・こころ・つながりの連投と重層状態
      / 五 暫定的なむすび ―次稿につなげるために
  • 内容紹介

    日本の社会学は1970年代、東大出版の第?期社会学講座も刊行されて繁栄期を迎え、
    各大学の大学院も多くの院生を抱えて活況を呈していた。


    本書は、そのような1970年代に大学院教育をスタートさせた早稲田大学文学部の正岡寛司研究室出身の有志10名が、
    正岡とともに世に問うものである。執筆者は、正岡研究室で社会学理論と方法論、農村社会学と親族研究、
    家族社会学、ライフコース研究の指導を受けた学会の中軸となる研究者である。


    各人が、変容する社会に対してそれぞれのテーマと理論、方法で切り込み、
    2015年度の日本社会学会大会のシンポジウム「戦争をめぐる社会学の可能性」で報告した
    正岡の特別コメント「わたしの戦争体験」も掲載されている。


    本書には、一つの時代を共有した社会学研究室の世代継承が示されている。この時代を知る者にも、
    また現代の若い社会学徒にもぜひ読んでもらいたい。


    【執筆者】
    正岡寛司、岩上真珠、大久保孝治、白井千晶、西阪 仰、安藤由美、嶋?尚子、西野理子、澤口恵一、
    佐藤友光子、池岡義孝

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩上 真珠(イワカミ マミ)
    1973年早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。1976年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了。1981年駒澤大学大学院人文科学研究科博士後期課程社会学専攻単位取得退学。現職:聖心女子大学文学部教授

    池岡 義孝(イケオカ ヨシタカ)
    1976年早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程社会学専攻単位取得退学。現職:早稲田大学人間科学学術院教授

    大久保 孝治(オオクボ タカジ)
    1977年早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。1986年早稲田大学大学院文学研究科博士課程社会学専攻単位取得退学。現職:早稲田大学文学学術院教授
  • 著者について

    岩上 真珠 (イワカミ マミ)
    (いわかみ まみ)聖心女子大学文学部人間関係学科教授。

    池岡 義孝 (イケオカ ヨシタカ)
    (いけおか よしたか)早稲田大学人間科学学術院・人間科学部人間環境科学科教授。


    大久保 孝治 (オオクボ タカジ)
    (おおくぼ たかじ)早稲田大学文学学術院・文化構想学部教授。

変容する社会と社会学―家族・ライフコース・地域社会 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:岩上 真珠(編著)/池岡 義孝(編著)/大久保 孝治(編著)
発行年月日:2017/02/20
ISBN-10:4762027065
ISBN-13:9784762027062
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:315ページ
縦:22cm
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