プライバシーなんていらない!?―情報社会における自由と安全 [単行本]
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プライバシーなんていらない!?―情報社会における自由と安全 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2017/05/02
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プライバシーなんていらない!?―情報社会における自由と安全 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを制約するのは問題ないのでは?」この問いを基点として、プライバシーの価値、安全との関係、憲法上の権利としてのプライバシーの性格、新しい技術との関係・対応について、豊富な具体例を通して詳細に論じる。
  • 目次

    はしがき

    第1章 はじめに
     1-1 プライバシーと安全小史
     1-2 プライバシー、安全及び法
     1-3 見取り図

    PART1 価値 我々はいかにプライバシーと安全の価値を評価し衡量すべきか

    第2章 やましいことは何もない論
     2-1 私にやましいことは何もない
     2-2 プライバシーの理解
     2-3 やましいことは何もない論の問題
     2-4 血、死、プライバシー
     2-5 やましいことは何もない論の沈黙

    第3章 全か無かの誤謬

    第4章 敬譲の危険
     4-1 執行府は安全についてより高い能力を有しているか
     4-2 安全への脅威の評価
     4-3 セキュリティ・シアター
     4-4 敬譲しないほうが安全である理由

    第5章 プライバシーが単なる個人的権利ではない理由
     5-1 社会的価値としてのプライバシー
     5-2 行動の監視

    PART2 有事 法はいかに国家安全保障の問題を扱うべきか

    第6章 振り子論
     6-1 不必要な犠牲
     6-2 犠牲の拒絶

    第7章 国家安全保障論
     7-1 国家安全保障法
     7-2 厳密にいえば何が「国家安全保障」か
     7-3 不適切な「国家安全保障」の発動
     7-4 「国家安全保障」の主張を統制下に置き続ける

    第8章 犯罪・諜報の区分を消滅させることの問題
     8-1 二つの規制システム
     8-2 犯罪・諜報の区分の消滅

    第9章 戦争権限論と法の支配
     9-1 大統領は法律に違反してもいいのか
     9-2 秘匿の必要性
     9-3 国家安全保障局の令状なしの監視プログラムへの訴訟提起
     9-4 法の支配の崩壊

    PART3 憲法上の権利 憲法はいかにプライバシーを保護すべきか

    第10章 修正四条と秘匿パラダイム
     10-1 一文の規制システム
     10-2 いかなる場合に修正四条は保護を与えるのか

    第11章 第三者提供の法理とデジタル事件記録
     11-1 一九七〇年代に戻る旅
     11-2 デジタル事件記録と今日における第三者提供の法理
     11-3 癒着と強制
     11-4 誤った理由づけと開かれた問い
     11-5 技術に追いつくこと
     11-6 情報時代における修正四条

    第12章 プライバシーの合理的期待を探求することの失敗
     12-1 問いの立て方を変える
     12-2 プライバシーの合理的期待テスト
     12-3 プラグマティックなアプローチ
     12-4 遺伝子情報と偽計
     12-5 修正四条を再生させる

    第13章 嫌疑なき捜索論
     13-1 なぜ相当な理由により裏づけられた令状を要求するのか
     13-2 手続は機能するのか
     13-3 令状と相当な理由を越えて

    第14章 違法収集証拠排除法則を維持すべきか
     14-1 ドリー・マップの自宅の捜索
     14-2 なぜ違法収集証拠排除法則があるのか
     14-3 違法収集証拠排除法則に伴う問題
     14-4 解決に向けて
     14-5 違法収集証拠排除法則の廃棄

    第15章 刑事手続法としての修正一条
     15-1 共通の歴史
     15-2 刑事手続と修正一条の権利
     15-3 修正一条の果たす新たな役割

    PART4 新技術 法はいかに変化していく技術に対応すべきか

    第16章 愛国者法を廃止すればプライバシーは回復するか
     16-1 愛国者法はインターネット・プライバシーを縮小したのか、それとも拡張したのか
     16-2 愛国者法二一五条と国家安全保障書簡
     16-3 愛国者法の象徴的意義

    第17章 法と技術の問題と、議会に任せろ論
     17-1 議会に任せろ論
     17-2 それでは、私の電子メールは保護されているのだろうか
     17-3 法と技術の問題の解決

    第18章 ビデオ監視と公共空間におけるプライバシー否定論
     18-1 なぜ法は公共空間におけるビデオ監視を規制しないのか
     18-2 監視を規制する

    第19章 政府はデータ・マイニングに従事すべきか
     19-1 政府によるデータ・マイニングの発達
     19-2 データ・マイニングの問題
     19-3 どのような場合に政府はデータ・マイニングに従事することが許されるべきか
     19-4 データ・マイニングへの懐疑

    第20章 ラッダイト論、タイタニック現象、そして問題解決戦略
     20-1 生体認証の期待と脅威
     20-2 タイタニック現象
     20-3 問題解決戦略
     20-4 気をつけるべきケース

    第21章 結論

    訳者あとがき

    索引
  • 内容紹介

    「プライバシー」と「安全」が衝突したとき、われわれはいかに考え行動すべきか。プライバシーの本質的価値を浮き彫りにする啓蒙書。

    「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを開示するのは問題ないのでは?」。この問いを基点として、プライバシーの価値、安全との関係、憲法上の権利としてのプライバシーの性格、新しい技術との関係・対応について、豊富な具体例を通して詳細に論じる。危機に瀕するプライバシーを救うために。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ソロブ,ダニエル・J.(ソロブ,ダニエルJ./Solove,Daniel J.)
    ジョージタウン大学法科大学院ジョン・マーシャル・ハーラン法学研究教授。国際的に著名なプライバシー法の研究者。ワシントンDC在住
  • 著者について

    ダニエル・J・ソロブ (ダニエル ソロブ)
    ダニエル・J・ソロブ(Daniel J. Solove)

    ジョージ・ワシントン大学ロースクール、ジョン・マーシャル・ハーラン研究所教授。また、企業、法律事務所、医療機関、学校などにプライバシーとデータセキュリティのトレーニングプログラムを提供するTeachPrivacy の創設者でもある。プライバシー法の世界的な第一人者であり、著書や教科書も多数。Privacy + Security Blog やLinkedIn(thought leader)のブログでも、情報発信を行っている。

    大島 義則 (オオシマ ヨシノリ)
    大島 義則(おおしま よしのり)

    弁護士法人長谷川法律事務所弁護士(第二東京弁護士会所属)、専修大学法科大学院教授。2006年慶應義塾大学法学部法律学科卒。2008年慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2009年弁護士登録。主著として、『憲法ガール Remake Edition』(法律文化社、2018年)、『実務解説 行政訴訟』(編著、勁草書房、2020年)、ダニエル・J・ソロブ『プライバシーなんていらない!? 情報社会における自由と安全』(共訳、勁草書房、2017年)。

    松尾 剛行 (マツオ タカユキ)
    松尾 剛行(まつお たかゆき)
    桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー 弁護士(第一東京弁護士会)・ニューヨーク州弁護士. 主な著書・訳書『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(共著, 勁草書房, 平成31年), 『都市行政の最先端』(共著, 日本評論社, 平成31年), 『AI・HRテック対応人事労務情報管理の法律実務』(弘文堂, 平成31年), 『ロボット法』(共訳, 勁草書房, 平成30年).

    成原 慧 (ナリハラ サトシ)
    成原 慧(なりはら さとし) 
    九州大学法学研究院准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位修得退学後、東京大学大学院情報学環助教、総務省情報通信政策研究所主任研究官などを経て現職。専門は情報法。主な著作として、『表現の自由とアーキテクチャ:情報社会における自由と規制の再構成』(勁草書房、2016年)、『AIがつなげる社会:AIネットワーク時代の法・政策』(共編著、弘文堂、2017年)、『アーキテクチャと法:法学のアーキテクチュアルな転回?』(共著、弘文堂、2017年)などがある 。

    赤坂 亮太 (アカサカ リョウタ)
    赤坂 亮太(あかさか りょうた)

    国立研究開発法人産業技術総合研究所特別研究員.

プライバシーなんていらない!?―情報社会における自由と安全 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:ダニエル・J. ソロブ(著)/大島 義則(訳)/松尾 剛行(訳)/成原 慧(訳)/赤坂 亮太(訳)
発行年月日:2017/04/20
ISBN-10:4326451106
ISBN-13:9784326451104
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:268ページ ※243,25P
縦:20cm
その他: 原書名: NOTHING TO HIDE〈Solove,Daniel J.〉
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