近現代神道の法制的研究 [単行本]
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近現代神道の法制的研究 [単行本]

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出版社:弘文堂
販売開始日: 2017/03/22
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近現代神道の法制的研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近現代神道史に確かな礎を築く神社に関する法制度・行政の変遷を実証的に考究。未開拓の分野に果敢に挑んだ貴重な成果。
  • 目次

     序章  近現代神道史における法制度の重要性
      一 はじめに
      二 神道史における近代と現代の歴史的区分
      三 神社の明治維新
      四 制度研究の重要性
      五 「国家神道」に関する問題
      六 法制研究の課題
      七 本書の構成
      八 おわりに

    第一編 国家の宗祀と公認神社

     第一章 神社行政における「国家ノ宗祀」
      一 はじめに
      二 神社の国家管理に関する制度
      三 神職任用に関する制度
      四 奉務規則
      五 敬神思想の普及
      六 神社制度調査会と神社経済
      七 神社整理から見る行政の神社観
      八 「神社の本質」問題
      九 神祇院の発足
      十 おわりに

     第二章 御祭神に関する神社制度―別格官幣社配祀神 殉難戦没之将士を例として―
      一 はじめに
      二 公認神社の誕生
      三 御祭神に関する神社制度
      四 「帝国の神祇」の範囲
      五 配祀神の定義
      六 別格官幣社藤島神社列格まで
      七 藤島神社の列格
      八 名和神社・菊池神社の列格と配祀神
      九 「殉難戦没之将士」の範囲と配祀神の取扱
      十 おわりに
     
     第三章  神社整理と無格社の法的性質及び実態
      一 はじめに
      二 神社整理に関する法令
      三 神社整理の目的と基準
      四 無格社発生の背景と法的性質
      五 無格社に対する恩典の差
      六 昭和期における無格社及び非公認神社の実態について
      七 明治末期における無格社の実態
      八 神祇院の「無格社整備ニ関スル要綱」の特色
      九 おわりに

     第四章 私祭神祠の法的性質
      一 はじめに
      二 公認神社の発生
      三 非公認神社
      四 「私祭神祠」の条件と神社類似施設
      五 神社制度調査会と無格社整理
      六 神祇院による「私祭神祠」の方針転換
      七 私祭神祠等の取締
      八 おわりに

     第五章 補論 邸内社の法的性質―現代の政教問題を論じる上での近代神社行政研究の意義―
      一 はじめに
      二 邸内社の慣習
      三 近世における邸内社の管理
      四 近代における邸内社の管理
      五 神社行政概説書から見る邸内社の行政上の取り扱い
      六 公認神社に非ざる祭祀施設
      七 現在における邸内社の判断基準
      八 現行法上における邸内社の性格
      九 おわりに


    第二編 鎮守の森の近代化

     第六章 近代神社境内地の形成―上知令・山林・租税・公園―
      一 はじめに
      二 上知令と地租改正
      三 境内地の管理と租税
      四 鎮守の森の官有地化
      五 風致林野と神体山
      六 神社公園の発生
      七 神社公園の問題
      八 おわりに

     第七章 上地事業における境内外区別
      一 はじめに
      二 先行研究
      三 上知令の発令とその背景
      四 上知令直後の境内外区別
      五 地種の整備
      六 地租改正中の境内外区別
      七 京都府における実例
      八 おわりに

     第八章 神社境内の公園的性格
      一 はじめに
      ニ 太政官公園の成立と神社境内
      三 神社境内の公園化
      四 神社林と神苑
      五 おわりに

     第九章 東京府における太政官公園と神社公園の成立
      一 はじめに
      二 いわゆる太政官公園について
      三 公園制度発足以前
      四 東京府における公園設置方針
      五 東京府の公園維持運営法
      六 おわりに

     第十章 近代神社林制度の変遷
      一 はじめに
      二 明治初期(上地事業)
      三 風致林野
      四 境内地跡地の処分
      五 明治神宮御造営の影響
      六 昭和期の神社行政における神社林観の変化
      七 おわりに

     第十一章 神体山の制度的沿革―「神体林」の神道史上の意義について―
      一 はじめに
      二 上地事業の経緯と神体山
      三 事例(一)大神神社
      四 事例(二)諏訪大社
      五 事例(三)松尾大社・伏見稲荷大社
      六 事例(四)金鑽神社
      七 上地事業に於ける「神体山」の判定基準
      八 「神体山」に関する研究の深化
      九 「神体林」
      十 神体山に対する特例措置(秋葉山の事例)
      十一 おわりに

    終 章 近現代神道史研究の課題と展望
      一 はじめに
      二 「国家ノ宗祀」の研究と課題
      三 神社明細帳
      四 神社経済と運営護持
      五 私祭神祠の問題
      六 近代的神職
      七 近代境内の形成
      八 神社林をめぐる議論
      九 神社の公共性
      十 神道教学上の検討課題
      十一 おわりに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河村 忠伸(カワムラ タダノブ)
    秋葉山本宮秋葉神社権禰宜。國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター共同研究員。専攻は近現代神道史。昭和56年、河村基夫(現、秋葉山本宮秋葉神社宮司)の長男として生まれる。県立浜松西高等学校を卒業後、関西学院大学法学部政治学科、國學院大學大学院文学研究科博士課程前期神道学専攻に進学。平成18年より22年まで京都府八幡市鎮座の石清水八幡宮に奉職。平成22年に神社本庁に転任し、教化部教化課、総合研究部研究課(研修課兼務)録事、神道文化会事務局、全国神社保育団体連合会事務局書記を務める
  • 出版社からのコメント

    近現代神道史に確かな礎を築く
  • 内容紹介

    神社に関する法制度・行政の変遷には未だ不明な点の方が多く、その実証的研究は遅れています。この未開拓の分野に果敢に挑み、公正な神道史学の発展のために礎を築いた神道史研究者、神社関係者必読の書。

近現代神道の法制的研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:弘文堂
著者名:河村 忠伸(著)
発行年月日:2017/03/30
ISBN-10:4335160852
ISBN-13:9784335160851
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:354ページ ※351,3P
縦:22cm
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