小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本]
    • 小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002760806

小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 2017/04/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    芥川龍之介、安部公房、泉鏡花、太宰治、永井荷風、夏目漱石、三島由紀夫、森鴎外…魅力的な日本近代文学の作品を例に、地に足ついた日本語で文学理論を語りなおす試み。
  • 目次

    第一章 テクストの相
    1 三つの相――物語内容、物語言説、物語行為/2 太宰治「浦島さん」/3 物語内容とは何か/4 物語行為/
    5 語りに仕組まれる読みの方向/6 読みの方向と物語内容

    第二章 語り手と語りの場
    1 語り手という存在/2 語り手の姿――読者と向きあう語り手/3 語り手と物語世界/4 語りの階位/
    5 枠物語――外枠の物語と埋め込まれた物語/6 物語を作る語り手――永井荷風『墨東奇譚』/7 聞き手と向き合う語り手

    第三章 語りの視点
    1 心の中を語ること/2 焦点化――誰が知覚し、誰が語るのか/3 焦点化概念の変容/4 黒澤明『羅生門』と芥川龍之介「藪の中」の語り/5 芥川龍之介「偸盗」の語り

    第四章 テクストの声
    1 テクストから聞こえる声/2 森鷗外「山椒大夫」における話法の処理

    第五章 語りと時間
    1 小説の中の時間/2 順序/3 持続/4 頻度

    終 章

    テクストと向き合う読者――「読者」の二つの意味/分析の対象としての語り/物語論の限界――テクストの外へ

    The Makings of Fiction: An Introduction to the Narrative Analysis of Modern Literature
    Katsuya Sugawara
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菅原 克也(スガワラ カツヤ)
    1954年生。東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化専門課程博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻教授(比較文学比較文化)
  • 出版社からのコメント

    現代の文学理論、とくに小説という形式における物語論を解説し、日本の小説をより深く楽しむヒントを読み解く。
  • 内容紹介

    語ることで立ち現れる虚構の世界.語り手が担う「語り」のしくみを解きあかすことで,小説の物語はより深くより豊かなものとなる.小説を読むとはどのようなことか.語る行為,読むという行為を問いなおす,物語論と日本近代文学との出会い.
  • 著者について

    菅原 克也 (スガワラ カツヤ)
    菅原 克也
    菅原克也:東京大学大学院総合文化研究科教授

小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:菅原 克也(著)
発行年月日:2017/04/28
ISBN-10:4130830708
ISBN-13:9784130830706
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:420ページ ※396,24P
縦:20cm
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 小説のしくみ-近代文学の「語り」と物語分析 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!