知覚と判断の境界線―「知覚の哲学」基本と応用 [単行本]
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知覚と判断の境界線―「知覚の哲学」基本と応用 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/04/25
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知覚と判断の境界線―「知覚の哲学」基本と応用 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    20世紀はじめにセンスデータ説によって興隆をみせた「知覚の哲学」。一度は忘れ去られたこの領域が一世紀を経て、意識の自然化の問題に注目が集まったことにより、新たに息を吹き返した。分析哲学、現象学、心の哲学、美学、認知科学、認識論や存在論を総動員した最新の「知覚の哲学」から、事物の種類、他者の情動、音の不在、美的性質など、一見すると「理解」「判断」されると思われるものが、実は知覚されうる可能性を探る。
  • 目次

    まえがき

    序論 見ればわかる?

    第1章 知覚可能性の問題
     1 問題の定式化
     2 分析哲学・現象学・経験科学
     3 この問題を問う意義はあるのか
     4 知覚理論から存在論と認識論へ

    第2章 知覚の哲学の基本
     1 幻覚論法とセンスデータ説
     2 直接実在論としての表象説
     3 現象的性格と透明性
     4 その他の基本事項――関係説・概念主義

    第3章 種性質の知覚
     1 知覚とカテゴライズ
     2 本物と偽物は見分けられない
     3 知覚学習と現象的対比

    第4章 他者の情動の知覚
     1 素朴心理学
     2 現象学的事実と知覚メカニズム
     3 典型的な知覚とのアナロジー

    第5章 不在の知覚
     1 無音の不可能性
     2 音の隙間を聴く
     3 不在知覚説からの応答
     4 高次モード知覚説(1)

    第6章 美的性質の知覚
     1 シブリーの知覚的証明
     2 高次モード知覚説(2)
     3 美的性質の実在論が抱える問題
     4 反実在論と知覚のモード

    第7章 知覚の存在論と認識論
     1 知覚のモードと傾向性実在論
     2 現象的性格に基づく正当化

    結論 何がわかったか?

     あとがき

     文献一覧
     索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    源河 亨(ゲンカ トオル)
    1985年生まれ。2015年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)、慶應義塾大学非常勤講師。専門は、心の哲学、分析美学
  • 出版社からのコメント

    最新の「知覚の哲学」から、事物の種類、他者の情動、音の不在、美的性質などの知覚されうる可能性を探る、野心的な試み。
  • 内容紹介

    この一冊で「知覚の哲学」の全貌がわかる

    「知覚の哲学」の基本トピックを整理・紹介しつつ、心理学・認知科学・美学などの知見を交え、「見ることと考えることの境界線」を探る、現代哲学の最先端。

     20世紀はじめにセンスデータ説によって興隆をみせた「知覚の哲学」。一度は忘れ去られたこの領域が一世紀を経て、意識の自然化の問題に注目が集まったことにより、新たに息を吹き返した。
     分析哲学、現象学、心の哲学、美学、認知科学、認識論や存在論を総動員した最新の「知覚の哲学」から、事物の種類、他者の情動、音の不在、美的性質など、一見すると「理解」「判断」されると思われるものが、実は知覚されうる可能性を探る、野心的な試み。
  • 著者について

    源河 亨 (ゲンカ トオル)
    源河 亨
    1985年生まれ。2015年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)、慶應義塾大学非常勤講師。専門は、心の哲学、分析美学。翻訳に、ウィリアム・フィッシュ『知覚の哲学入門』(勁草書房、2014年、共訳)、ジェシー・プリンツ『はらわたが煮えくりかえる』(勁草書房、2016年)など。著作に、小熊正久・清塚邦彦(編著)『画像と知覚の哲学――現象学と分析哲学からの接近』(東信堂、2015年、共著)など。

知覚と判断の境界線―「知覚の哲学」基本と応用 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:源河 亨(著)
発行年月日:2017/04/28
ISBN-10:4766424263
ISBN-13:9784766424263
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:254ページ ※237,17P
縦:20cm
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