西郷隆盛と幕末維新の政局―体調不良問題から見た薩長同盟・征韓論政変(大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書) [単行本]

西郷隆盛と幕末維新の政局―体調不良問題から見た薩長同盟・征韓論政変(大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  明治維新の最大の功労者、西郷隆盛の実像はいかなるものであったか。本書では、従来注目されてこなかった西郷の体調不良に関心を払い、征韓論政変が勃発するに至った背景を探る。また西郷のストレス源をたどる過程で改めて浮かんだ幕末政治史最大の課題、すなわち薩長両藩が武力倒幕を決意したのはいつの時点かについての解明にも取り組み、最終的に薩長両藩対徳川勢力という対立の構図（薩長連合史観）の克服を目指す。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　西郷隆盛の体調不良とストレス源（西郷隆盛の体調不良と「明治六年政変」
  西郷隆盛のストレス源）
  第２部　慶応期の中央政局と薩摩藩（薩長盟約と西郷隆盛
  慶応二・三年の政治状況と薩摩藩
  「台湾出兵」方針の転換と長州派の反対運動）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  家近 良樹(イエチカ ヨシキ)
  １９５０年大分県生まれ。１９７３年同志社大学文学部卒業。１９８２年同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中央大学博士（文博乙第９号）。現在、大阪経済大学経済学部教授（幕末維新史）

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