環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) [単行本]
    • 環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) [単行本]

    • ¥5,500165 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002762811

環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) [単行本]

価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:165 ゴールドポイント(3%還元)(¥165相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/03/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、環境政策に対して、歴史的視点からの分析を試みるものである。環境問題の研究は様々な学問分野に広がっていったが、政策の誕生背景、政策過程、その後の展開を丹念に解き明かした業績はまだ少ない。今日の複雑な環境問題の諸相を理解し、環境政策の将来像を構想するためには、政策の来歴の解明が必要である。本書では環境政策史の理論的検討と、異なる時期や地域を対象としたケース・スタディを展開し、多様な環境政策史研究の方向性を示す。
  • 目次

    はしがき

    第1章 環境政策史という視座――「仕掛け」としての意義(喜多川進)
     1 環境政策研究における歴史的視点の提唱
     2 視座としての位置づけ
     3 柔軟さの意義
     4 「仕掛け」としての環境政策史
     5 典型的研究例
     6 歴史的回帰の重要性

    第2章 環境政策史における社会モデル――「時間」をいかに変数にいれるのか(佐藤圭一)
     1 なぜいま「環境政策史」なのか
     2 「環境政策史」=「環境政策」+「時間」
     3 環境政策史研究の社会モデル
     4 「時間」をモデルに組み込む
     5 「時間」のモデル化で拓かれる地平

    第3章 1950年代英領東アフリカの農業開発とエコロジー――植民地科学者からみた開発と環境(水野祥子)
     1 イギリス植民地における開発と環境
     2 第二次世界大戦前後のイギリス帝国における開発と科学
     3 EAAFROにみる開発アプローチ
     4 アフリカの農業開発とエコロジー
     5 植民地開発における重層性
     6 ポストコロニアル期の「開発」

    第4章 訴訟過程と環境政策史研究――スネイルダーター事件における政府の訴訟活動から(北見宏介)
     1 訴訟過程と政策をめぐる政府内対立
     2 スネイルダーター事件の概要
     3 政府からの書面と提出の背景
     4 スネイルダーター事件の恒常性と特有性
     5 訴訟活動と環境政策史研究

    第5章 国民投票後のスウェーデンのエネルギー政策――脱原発のための施策は十分だったのか(伊藤 康)
     1 スウェーデンは迷走したのか?
     2 スウェーデンにおける電力事情
     3 原子力廃棄に関する国民投票までの状況
     4 1980年代のエネルギー政策の概要
     5 脱原発のための具体的政策
     6 脱原発のための施策は十分だったのか

    第6章 環境課徴金制度の挫折――オランダのミネラル会計制度の場合(西澤栄一郎)
     1 先駆的な経済的手法はなぜ成功しなかったのか
     2 オランダにおける家畜糞尿の問題
     3 家畜糞尿政策の展開 
     4 ミネラル会計制度(MINAS)
     5 EUの硝酸塩指令
     6 欧州委員会との攻防と制度の終焉
     7 制度導入をめぐる政府と農業者の対立
     8 顕在化した運用上の問題
     9 養豚・養鶏部門に効果的でなかった制度

    第7章 ドイツ・脱原発政策と政治の変容――パースペクティブ拡張の試み(小野 一)
     1 変化のなかの原子力政策
     2 赤緑連立の展開と脱原発合意
     3 メルケル政権下の原子力政策
     4 政治的構造変化の諸相
     5 EUの放射線防護対策の展開
     6 脱原発研究の転換点

    第8章 環境配慮のための法制度の推移――漁業法と農薬取締法にみる環境配慮(辻 信一)
     1 法制度に基づく環境配慮
     2 漁業法の発展と環境法化
     3 農薬取締法の発展と環境法化
     4 漁業法と農薬取締法の環境法化の比較

    付録 環境政策史研究会の歩み

    あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    歴史的研究は、未来への重要な示唆を投げかける。今後の研究蓄積のための礎となるマニフェスト。
  • 内容紹介

    本書は、環境政策に対して、歴史的視点からの分析を試みるものである。環境問題の研究は様々な学問分野に広がっていったが、政策の誕生背景、政策過程、その後の展開を丹念に解き明かした業績はまだ少ない。今日の複雑な環境問題の諸相を理解し,環境政策の将来像を構想するためには,政策の来歴の解明が必要である。本書では環境政策史の理論的検討と,異なる時期や地域を対象としたケース・スタディを展開し、多様な環境政策史研究の方向性を示す。
  • 著者について

    西澤 栄一郎 (ニシザワ エイイチロウ)
    2017年3月現在 法政大学経済学部教授

    喜多川 進 (キタガワ ススム)
    2017年3月現在
    山梨大学生命環境学部地域社会システム学科准教授およびオーストラリア国立大学アジア太平洋研究院文化歴史言語学部客員研究員

環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:西澤 栄一郎(編著)/喜多川 進(編著)
発行年月日:2017/03/30
ISBN-10:462307871X
ISBN-13:9784623078714
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:250ページ
縦:22cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 環境政策史―なぜいま歴史から問うのか(法政大学大原社会問題研究所叢書) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!