武士道の精神史(ちくま新書) [新書]
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武士道の精神史(ちくま新書) [新書]

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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2017/05/11
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武士道の精神史(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍鑑』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    現代にとって武士道とは何か
    武士の誕生―家と氏の成立
    中世武士のエートス―もののふの道、弓矢取る身の習い
    明文化される武士道―『甲陽軍鑑』『諸家評定』『可笑記』
    「治者」としての武士―徳川時代における武士道の深化・発展
    生き延びるための思想―『葉隠』をめぐる誤解
    持続的平和の時代の武士道―信義と仇討ち
    国民文化としての武士道―庶民への浸透
    武士の社会と経済倫理―資本主義のさきがけ
    女性と武士道―武士道の主体としての女性
    明治武士道とその後―近代化と国家主義
    武士道七則―「忠」「義」「勇」「誠」「証」「礼」「普」
    いま生きる武士道
  • 出版社からのコメント

    侍としての勇猛な行動を規定した武士道は、徳川時代に内面的倫理観へと変容。庶民の生活まで影響を及ぼした。その豊かな歴史に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    笠谷 和比古(カサヤ カズヒコ)
    1949年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、同博士(文学)。専攻は日本近世史、武家社会論。国際日本文化研究センター教授などを経て、同センター名誉教授。これまでにチュービンゲン大学、ベルリン大学、北京外国語学院、フランス東洋言語学院等の客員教授を兼任

武士道の精神史(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:笠谷 和比古(著)
発行年月日:2017/05/10
ISBN-10:4480069607
ISBN-13:9784480069603
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:236ページ
縦:18cm
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