記憶のなかの日露関係―日露オーラルヒストリー [単行本]
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販売開始日: 2017/05/25
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記憶のなかの日露関係―日露オーラルヒストリー [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本、満州、ソ連…。戦前の暮らしから戦中、戦後へ、9名の波瀾の人生を通して語りかける記憶にとどめたい“知られざる歴史”の断面!
  • 目次

    【収録内容】

    Ⅰ 小野寺百合子(1906─1998)

    小野寺信陸軍歩兵中尉(後に少将)と結婚。
    1936年ラトヴィア公使館付武官(~38年)、
    40年(~45年)
    スウェーデン公使館付武官に
    任命された夫とともに、計七年間両国で暮らし、
    夫の諜報活動を支えた。

    Ⅱ 佐藤 休(1908─2003)
    ──(附)杉原千畝関係資料

    1940年10月ソ連邦チタの
    満州国領事館副領事として赴任。
    45年8月ハルビンでソ連側に拘束され、
    モスクワの軍事裁判で禁固20年の判決を
    受ける。56年10月、日ソ共同宣言の調印に
    よりソ連抑留中の日本人とともに帰国。
    日ソ東欧貿易協会
    (今の経団連の日露経済合同委員会)の
    事務局長を務めた。

    Ⅲ 丸山直光(1909年─2000年)

    1932年ハルビンの露西亜通信社に入社、
    支社長を経て、
    38年に関東軍情報本部付陸軍通訳官として
    ハルビン特務機関第2班(文諜班)に。
    ノモンハン事件では、特務機関の下に
    編成された第2野戦情報隊の情報主任として
    出動し、情報の収集・分析に当たる。
    戦後はGHQ顧問、ソ連問題研究会事務局長、
    雑誌『ソ連研究』編集人、内閣調査室嘱託、
    総合研究所研究員など。

    Ⅳ 伊藤 弘(1916─2006)

    1938年ロシア語通訳要員としての訓練を受け、
    翌年のノモンハン事件で関東軍情報部から
    戦場情報隊として派遣され、
    その後ハルビン特務機関の「文書諜報班」で
    終戦まで勤務。戦後ソ連に抑留され、
    中央アジアなどで11年の収容所生活を送る。
    昭和31年帰国。
    住友商事でソ連貿易のかなめ的存在として活躍。
    その後、原子力産業会議で
    ソ連との交渉に大きな功績を残した。

    Ⅴ 中田光男(1918──)
    ──(附)リュシコフ関係の文献

    1941年東京外国語学校露語部貿易科卒と同時に
    民間人スタッフとして
    陸軍参謀本部の特務班に入る。
    1943年10月に徴兵され、ハルビン特務機関に
    入り、少尉として特殊任務や工作に従事、
    終戦を満州で迎える。
    戦後は内閣調査室勤務を経て、
    ソ連問題研究会を主宰するなど一貫して
    ソ連をめぐる国際政治の研究に携わった。
    「瀬島龍三への公開質問状」などの文献リストも
    付す。

    Ⅵ フセヴォロド・チェウソフ(1920─2007)

    ハルビン生れ。1943年建国大学を卒業、
    満州国の官吏養成機関である大同学院で
    半年間の研修を受けた後、協和会露人部に入り、
    ハイラル方面でロシア人を対象に
    満州国の経営理念についての普及活動に従事。
    戦後ソ連で10年間の収容所生活。56年から
    イルクーツクで鉄道技師として働き、
    定年退職後はブラーツクの近郊のヴィホレフカで
    中学生に日本語を教えるかたわら、
    ブラーツクの姉妹都市である
    七尾市(石川県)との交流にも尽力。

    Ⅶ 都沢行雄(1922─2004)

    日本人とロシア人女性との間に
    ウラジオストクで生まれる。
    朝鮮の元山、ハルビン、長春を経て26年ごろより
    奉天に住む。
    春日尋常高等小学校を卒業後、家業の薬局の手伝い、
    ロシア人相手の代書屋などを行なう。
    45年8月ソ連側に拘束され、スパイ罪で10年の刑を
    受け抑留生活を送り、
    55年に帰国。
    防衛庁2部に16年間勤務の後、ニチメンに入社、
    対ソ貿易に尽力した。

    Ⅷ ヴィクトル・キム(1926─2009)

    ウラジオストク生まれの朝鮮系ロシア人。
    徳恵で日本の尋常高等小学校を卒業後、
    ハルビンで四年制のロシア人中学校で学ぶ。
    1944年、ロシア人対象に日本が開設した
    「北満学院」の工業科に入学。
    翌年8月のソ連軍の満州侵攻後、日本語通訳として
    動員され、同年12月ハバロフスクに移動、
    日本人抑留者収容所に勤務した後、
    旧関東軍731部隊に対する
    ハバロフスク裁判の通訳を務めた。
    タス通信ハバロフスク支局日本課長を経て、
    1970年モスクワ放送日本語課に入り、
    日本語通訳として、
    1991年のゴルバチョフソ連大統領の訪日、
    日露専門家会議などで大きな役割を果たした。

    Ⅸ レオン・ストリジャーク(1927─2005)

    ハルビン生まれ。
    来日経験のある母のすすめで日本人幼稚園、
    地元のロシア人小学校を経てハルビンの
    YMCA中学に入るも、
    チチハルの満州興行銀行に就職。
    終戦後はハルビンのソ連軍司令部、
    チチハルのソ連領事館などの通訳を経て、
    46年から54年まで重慶で
    ソ連の映画事務所の代表を務めた。
    54年ソ連に帰国、56年以降
    日ソ漁業交渉をはじめ
    両国要人の通訳として活躍。
    モスクワ東洋語大学で教鞭を執り、
    600人を超える教え子には対日関係で
    活躍中の人が多い。
    日本語教科書の著作多数。2005年旭日章を受章。
  • 内容紹介

    日本、満州、ソ連……。
    戦前の暮らしから戦中、戦後へ、
    九名の波瀾の人生を通して
    語りかける記憶にとどめたい
    “知られざる歴史”の断面!

記憶のなかの日露関係―日露オーラルヒストリー [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:日ロ歴史を記録する会(編)
発行年月日:2017/05/31
ISBN-10:4779123283
ISBN-13:9784779123283
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:387ページ
縦:21cm
横:16cm
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