家出ファミリー [単行本]
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家出ファミリー [単行本]

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出版社:晶文社
販売開始日: 2017/04/24
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家出ファミリー [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小田原、熊本、愛媛、徳島、大阪、長野、富山、青森、仙台、能登、輪島。さまざまな困難が襲い掛かるサバイバルの日々を乗り越えた先に少女が見出したものとは。機能不全に陥った家族は再生の道へ導かれるか。圧倒的筆力で描く追憶の旅。衝撃の自伝的ノンフィクションノベル。
  • 目次

    1 僕の知らない女:東京 二〇一三年十一月
    2 一〇〇万円と薔薇の花びら:小田原 一九九八年五月下旬
    3 ダンとの、言えない約束:小田原 一九九八年七月二十日
    4 生きている山と、はじめての野宿:熊本 一九九八年七月二十一日
    5 お坊さんと、ばけもののいもうと:愛媛 一九九八年八月のはじめ
    6 揺れるかずら橋と、はんぶん姉さん:徳島~大阪 一九九八年八月の中旬
    7 星にいちばん近い駅:立山 一九九八年九月一日
    8 いなくなった母さんと、ヒロ爺:仙台 一九九八年九月十日過ぎ
    9 父さんの海と、よそものの私:能登 一九九八年九月半ば
    10 母さんの涙と、泣き砂の声:輪島 一九九八年九月十八、十九日
    11 むらさきの花と、ひとつの嘘:小田原 一九九八年十月十九日
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田村 真菜(タムラ マナ)
    作家・写真家。国際基督教大学(ICU)教養学部卒。1988年、東京・池袋生まれ。12歳まで義務教育を受けず、小田原・大磯・鎌倉など湘南を転々と引っ越し、育つ。コンビニ店員、アパレル販売、ニュース編集者、NPO勤務や起業を経て、作家に。現在、東京下町にある大正時代の長屋でさまざまなプロジェクトを進行中
  • 出版社からのコメント

    10歳の私は母と妹と三人で野宿で日本一周する旅に出た。貧困や暴力に立ち向かう少女が成長する姿を描く、自伝的ノンフィクション。
  • 内容紹介

    私たちの生活(くらし)は柔らかな戦場だった――。

    貧困、暴力、存在の否定。虐待的ともいえる過酷な家庭環境に育った10歳の少女は、
    突如母と妹と三人で野宿しながらの日本一周をすることになった。
    過酷な日々のなかで、少女は自らの進むべき道を見出していくことができるだろうか。自伝的ノンフィクション・ノベル。

    襲い掛かる様々な困難に立ち向かうサバイバルの日々を経て、
    成長した彼女の姿にとても勇気づけられる一冊。

    ――わたしたち、また生きて会おうね。

    【読者からの感想続々!】

    「登場人物が人とかかわることによって成長していき、私もこんな風に人とか
    かわっていき、成長できたらいいなと思いました。
    ――ラストは衝撃を受けました」
    (14歳:女性)

    「私はこの本を読むまで、自分も家庭内暴力を受けていたのに、忘れていたな、
    と思いました。忘れていたというのとは違うかもしれません。自分の育ってき
    た環境が、暴力だとも思ってなかったです。
    まわりの友人も、親や兄弟から殴られていて、そういう生活や育ちがあたりま
    えっていうか。暴力をふるわれていたとか、社会問題だとか思ってない人が多くて。
    人の目を通して状況を見ることで、「ああ、あれは暴力だったんだ」って思いました。
    親に殴られて育つと、大人になってからも気づかないままにその影響が出て、
    人にうまく頼れなかったり、自分を卑下してしまったり、パートナーとの関係
    でまた苦しんでいる人も多い気がします。何が悪かったのかわからなくて、言
    葉にできないけどもやもやと苦しんでいる人もいます。

    自分の立ち位置や過去を認識してしまう辛さはあるけど、そういう人が読んで
    みるといいのかもしれないと思います」
    (26歳:女性)

    「家族の習慣とか、考えとか、暴力だとかどうしようもない部分は、意に反し
    てじっとり染み付いていく。家族の持つ負の影響に対して抗おうとしないと、
    嫌な形で、脈々と続いてしまう。
    家族って、いいことだけじゃなくて、嫌なことも引き継がれていく。母娘の物
    語として多くの女性が共感できることだと思いました」
    (35歳:女性)

    「この人が見てきた景色、乗り越えてきた日々が剥き出しの言葉で描かれてい
    た。そこには”普通”や”当たり前”の向こう側にある決してなくすことのできないものがあった。

    それは、正しさなんてものを越えた”生きる”ということだ。心の弱さがあっ
    たから、自業自得だなんて言葉では決して流せない力強い生。その力強さは、
    きっと読む人の心にも伝播するのだろう。僕の心にも、確かな手触りとともに
    ずっと残り続けるのだろう」
    (29歳:男性 書店員)
  • 著者について

    田村真菜 (タムラマナ)
    作家・写真家。国際基督教大学(ICU)教養学部卒。1988年、東京・池袋生まれ。
    12歳まで義務教育を受けず、小田原・大磯・鎌倉など湘南を転々と引っ越し、育つ。
    コンビニ店員、アパレル販売、ニュース編集者、NPO勤務や起業を経て、作家に。
    現在、東京下町にある大正時代の長屋でさまざまなプロジェクトを進行中。
    [著者HP]http://tamuramana.com/

家出ファミリー [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晶文社
著者名:田村 真菜(著)
発行年月日:2017/04/20
ISBN-10:4794969589
ISBN-13:9784794969583
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:289ページ
縦:19cm
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