老いの荷風 [単行本]
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老いの荷風 [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2017/05/27
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老いの荷風 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    第一人者の視点と筆さばき。『濹(ぼく)東綺譚』以降の作品と生活を中心に、老いを生きる孤独な姿を描く。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1(『問はずがたり』―隠棲への思い
    終戦前後のこと―菅原明朗、永井智子、宅孝二らとの交友
    『来訪者』の面白さ ほか)
    2(発禁本(初版)『ふらんす物語』の行方
    『ふらんす物語』に見る陋巷趣味―発禁の理由を考える
    ふらんすへ行きたし ほか)
    3(荷風家のお手伝い 福田とよ
    荷風の旧幕びいき
    『断腸亭日乗』の漢語 ほか)
    4(市川移住で生まれた戦後の諸短篇)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川本 三郎(カワモト サブロウ)
    1944年東京生まれ。東京大学法学部卒。主要著書:『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京『断腸亭日乗』私註』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞)
  • 出版社からのコメント

    『濹東綺譚』以降の第二次大戦前後、世相の混乱期に直面した60~70代を丹念に検証し、作品や人間関係を中心に新しい荷風像に迫る
  • 内容紹介

    『濹東綺譚』以降の荷風を探る
     『荷風と東京 「断腸亭日乗」私註』(読売文学賞)をはじめ、荷風評論に他の追随を許さぬ第一人者が、これまで注目されることの少なかった『濹東綺譚』以降の作品や生活を中心に、老いを生きる荷風の孤愁ともいうべき姿を、絶妙な視点と筆さばきで描く力作。
     戦争中、60代後半に差しかかっていた荷風は、『踊子』『来訪者』『問はずがたり』など、発表のあてもなく、時勢の定まらぬなか、新しい小説を書きたいという強い意欲をもち、日々の研鑚を重ねていた。戦後発表されたこれらの作品には、老いゆく荷風の憂いが色濃くあらわれていると著者は指摘する。
     本書ではほかにも、市川移住で生まれた戦後の諸短篇「羊羹」「或夜」「にぎり飯」などを取り上げながら、市川周辺をはじめ、亀戸や小岩といった隅田川の向こう側光景を、荷風が抱き続けた都市の周縁への関心と併せて論じている。
     〈人の世を、早いころから「老い」の目で見る。現実社会と深く関わらない「老い」の目で、時代を見る。そこに荷風文学の真骨頂があるように思えてならない〉という著者の指摘が、深い説得力をもって読者に迫ってくる。
  • 著者について

    川本 三郎 (カワモト サブロウ)
    1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。評論家。「大正幻影」でサントリー学芸賞、「荷風と東京」で読売文学賞、「白秋望景」で伊藤整文学賞を受賞。

老いの荷風 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:川本 三郎(著)
発行年月日:2017/06/10
ISBN-10:4560095566
ISBN-13:9784560095560
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:238ページ
縦:20cm
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