脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩収の模索(地域研究のフロンティア〈6〉) [全集叢書]
    • 脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩収の模索(地域研究のフロンティア〈6〉) [全集叢書]

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脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩収の模索(地域研究のフロンティア〈6〉) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2017/04/12
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脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩収の模索(地域研究のフロンティア〈6〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済システムの崩壊とハイパーインフレを緊急に克服するという意味では、ネオリベラリズムは一部の地域、特に南米と東欧で一定の成功を示した。しかし、その重篤な副作用としての格差の拡大固定、民主主義の形骸化や人間的な社会関係の喪失は、強く批判されている。ネオリベラリズムとは世界史にとって何だったのか。現場から検証する。
  • 目次

    はしがき

    序章 「ネオリベラリズム」の後にくるもの[仙石 学]
     Ⅰ なぜいま再び「ネオリベラリズム」なのか  --経済の選択と政治の選択
     Ⅱ 新興民主主義諸国における「ネオリベラリズム」後の「ネオリベラリズム」?
     Ⅲ 本書の構成

    第1章 「ポストネオリベラル」期の年金制度?
      --東欧諸国における多柱型年金制度の再改革[仙石 学]
     Ⅰ 東欧諸国における年金制度の再改編  --「ポスト」ネオリベラル型の年金制度?
     Ⅱ 第2次年金制度改編の背景と方向性
     Ⅲ 基金型年金制度とリベラル系政党の対応
     Ⅳ 「ポストネオリベラリズム期」における混迷?

    第2章 危機意識に支えられるエストニアの「ネオリベラリズム」[小森宏美]
     Ⅰ 依然として「ネオリベラリズム」なのか?
     Ⅱ 改革党の躍進とその全盛期
     Ⅲ エストニア政治の不安的な側面
     Ⅳ 限られた選択肢の中での安定

    第3章 ネオリベラリズムと社会的投資
      --チェコ共和国における家族政策,教育政策改革への影響とその限界
    [中田瑞穂]
     Ⅰ ネオリベラリズム,社会的投資戦略に基づく社会改革の試みと限界
     Ⅱ チェコの家族政策・教育政策
     Ⅲ EUのリスボン戦略とOECD
     Ⅳ EU加盟以降の改革の試みと政党間対立
     Ⅴ ハイブリッドレジームにおける歴史の呪縛

    第4章 スペイン・ポルトガルにおける新自由主義の「奇妙な不死」
      --民主化と欧州化の政策遺産とその変容[横田正顕]
     Ⅰ 新自由主義の強靭性
     Ⅱ 政党間競争のダイナミクス
     Ⅲ 新自由主義的欧州の中のスペイン・ポルトガル
     Ⅳ 危機の政治的帰結
     Ⅴ 新自由主義の「再埋め込み」?

    第5章 ラテンアメリカ穏健左派支持における経済投票
      --ウルグアイの拡大戦線の事例[出岡直也]
     Ⅰ 「ポストネオリベラル」期ラテンアメリカにおけるネオリベラル的政策の連続・逆転を決めるものとしての経済投票?
     Ⅱ ウルグアイの事例の意味
     Ⅲ ウルグアイにおける左派政権成立・維持の経緯,および,説明されるべき選挙結果
     Ⅳ 拡大戦線票に関連する先行研究からの考察
     Ⅴ 2001年と2008年のサーベイ・データによる拡大戦線票の分析
     Ⅵ 結論と含意

    第6章 ポスト新自由主義期ラテンアメリカの「右旋回」
      --ペルーとホンジュラスの事例から[村上勇介]
     Ⅰ ポスト新自由主義段階にあるラテンアメリカ
     Ⅱ ペルーの「急進左派」勢力の台頭と政権の軌跡
     Ⅲ 「右旋回」の構造的背景
     Ⅳ ホンジュラスの事例
     Ⅴ ポスト新自由主義期の「右旋回」の構造的な背景

    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    仙石 学(センゴク マナブ)
    1964年生。北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。比較政治学、中東欧比較政治経済専攻
  • 内容紹介

    経済システムの崩壊とハイパーインフレを緊急に克服するという意味では,ネオリベラリズムは一部の地域,特に南米と東欧で一定の成功を示した。しかし,その重篤な副作用としての格差の拡大固定,民主主義の形骸化や人間的な社会関係の喪失は,強く批判されている。ネオリベラリズムとは世界史にとって何だったのか。現場から検証する。
  • 著者について

    仙石 学 (センゴク マナブ)
    1964年生 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授
    比較政治学,中東欧比較政治経済専攻
    最近の業績は「動揺するヨーロッパ -中東欧諸国はどこに活路を求めるのか?」村上勇介・帯谷知可編『融解と再創造の世界秩序』(青弓社,2016年),『ネオリベラリズムの実践現場 -中東欧・ロシアとラテンアメリカ』(村上勇介と共編)(京都大学学術出版会,2013年)他。

脱新自由主義の時代?―新しい政治経済秩収の模索(地域研究のフロンティア〈6〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:仙石 学(編)
発行年月日:2017/03/31
ISBN-10:4814001037
ISBN-13:9784814001033
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:196ページ
縦:23cm
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