『源氏物語』引歌の生成―『古今和歌六帖』との関わりを中心に [単行本]
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『源氏物語』引歌の生成―『古今和歌六帖』との関わりを中心に [単行本]

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出版社:笠間書院
販売開始日: 2017/04/28
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『源氏物語』引歌の生成―『古今和歌六帖』との関わりを中心に の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    平安時代、文化を担った貴族たちの意識の中には常に和歌があり『源氏物語』は和歌の美意識の集大成ともいえる。作歌の手引書『古今和歌六帖』は他の和歌集にはない、当時の貴族たちのイメージや意識が表れている特徴を持つ。本書は『古今和歌六帖』から『源氏物語』作者や当時の読者たちの意識の一端を具体的に探ることを試みる。
  • 目次

    本書を読む前に
    凡例
    はじめに

    第一章 朝顔から夕顔へ
    一 先行作品における夕顔
    二 夕顔の花の表象
    三 「山がつ」の語について
    四 「かきほ」の歌題への着目
    五 「しののめ」の語について
    六 夕顔と朝顔との関係

    第二章 須磨巻の検討
    一 『古今六帖』各帖所載の引歌数
    二 宰相の中将の須磨訪問場面
    三 「黒駒」と「笛」の対称
    四 「いへばえに」の語への着目
    五 「ふえ」の歌題の特色
    六 高麗笛について
    七 「ふえ」の歌題と物語との関連
    八 源氏四十の賀の「高麗笛」
    九 「かがみ」の歌題への着目
    一〇 『古今六帖』第五帖と物語との関連

    第三章 玉鬘の美の表象
    一 「葎」と「玉かづら」の歌題の連接
    二 「撫子」と「山吹」の歌題の連接
    三 真木柱巻への着目
    四 冷泉帝の「言種」の特色
    五 「赤裳垂れ引き」の表現について
    六 「裳」の歌題への着目
    七 玉鬘と山吹との照応
    八 「立ちて思ひ......」の引歌の方法
    九 「春の野に......」の引歌の方法
    一〇 「くちなし」の歌題への着目
    一一 山吹のイメージの再現
    一二 『古今六帖』と物語との関係

    第四章 「東路の道の果てなる......」の引歌に関して
    一 藤袴巻の玉鬘求婚譚
    二 「『道の果てなる』とかや」の主体について
    三 藤袴巻の「東路の......」の引歌の意義
    四 夕霧と柏木との照応
    五 竹河巻の「東路の......」の引歌の意義
    六 「帯」の歌について
    七 引歌への着目から窺えること

    第五章 『河海抄』に引用された『古今六帖』の歌の様相
    一 『河海抄』の『古今六帖』引用への着目
    二 『河海抄』所引の『古今六帖』本文と現存『古今六帖』本文との対照表
    三 『河海抄』の『古今六帖』出典注記
    四 『河海抄』所引の『古今六帖』本文と現存『古今六帖』本文との相関
    五 『河海抄』所引の『古今六帖』の歌の作者名表記
    六 『河海抄』所引の『古今六帖』本文の様相
    七 『古今六帖』現存本の様相の一端

    第六章 人物の古歌の利用と出典との関係
    一 さほど高貴でない人物の利用する古歌の出典一覧
    二 「雨夜の品定め」における古歌の利用
    三 人物の身分と古歌の出典との相関
    四 女性に対する源氏の古歌の利用
    五 『古今六帖』の歌題第一首目の歌について
    六 人物の古歌の利用から窺えること

    第七章 引歌の季節と連鎖をめぐって
    一 物語場面と引歌の季節との不一致
    二 桐壺巻〈野分の段〉への着目
    三 秋の場面における春の歌の引用例一覧
    四 秋の場面における春の歌の引用例の検討
    五 〈野分の段〉の「とふ人も......」の引歌の意義
    六 「木の間より......」の引歌の意義
    七 柏木物語にみえる引歌の反復
    八 夕霧の弔問場面の引歌について

    おわりに
    初出一覧
    あとがき
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    薮 葉子(ヤブ ヨウコ)
    昭和46年生まれ。平成9年大阪教育大学大学院修士課程修了、平成13年武庫川女子大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)。現在、武庫川女子大学他非常勤講師
  • 内容紹介

    『古今和歌六帖』から『源氏物語』理解の可能性を開く

    平安時代、文化を担った貴族たちの意識の中には常に和歌があり、『源氏物語』は和歌の美意識の集大成ともいえる。
    作歌の手引書『古今和歌六帖』は他の和歌集にはない、当時の貴族たちのイメージや意識が表れている特徴を持つ。
    本書は『古今和歌六帖』から『源氏物語』作者や当時の読者たちの意識の一端を具体的に探ることを試みる。
  • 著者について

    藪 葉子 (ヤブ ヨウコ)
    昭和46年生まれ
    平成9年 大阪教育大学大学院修士課程修了、平成13年 
    武庫川女子大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)
    現在 武庫川女子大学他非常勤講師
    著書 『伊勢物語 享受の展開』(共著 竹林舎)

『源氏物語』引歌の生成―『古今和歌六帖』との関わりを中心に の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:薮 葉子(著)
発行年月日:2017/04/20
ISBN-10:4305708442
ISBN-13:9784305708441
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:242ページ ※238,4P
縦:22cm
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