群島と大学―冷戦ガラパゴスを超えて [単行本]
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群島と大学―冷戦ガラパゴスを超えて [単行本]

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出版社:共和国
販売開始日: 2017/03/01
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群島と大学―冷戦ガラパゴスを超えて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    冷戦終結を経てグローバリズムや国家主義に包囲され、ますます“ガラパゴス”の様相を呈する国、日本。その歴史的・空間的なしわよせが集中するさまざまな“現場”の精緻な分析を通して克服を試みる、「殺さない/殺されない」ための同時代論集。
  • 目次

    はじめに


    第1部 同時代史という現場──歴史の岐路としての現代日本

     1、一九九〇年代のインパクト──帝国・総力戦・冷戦の再審
     2、二〇〇〇年代のバックラッシュ──歴史認識の疲弊とレイシズムの台頭
     3、「二〇一一・三・一一」の衝撃──フクシマとイオウトウ、あるいは冷戦と核被害
     4、危機の二〇一〇年代──上昇するグローバリズムと国家主義
     5、〈冷戦ガラパゴス〉を超えて──殺さない/殺されないために


    第2部 群島という現場──帝国・総力戦・冷戦の底辺から

     第1章 世界史のなかの小笠原群島

     1、小さな群島の大きな歴史経験
     2、帆船グローバリゼーションと移動民の自治 
     3、帝国の〈はけ口〉から農業入植地としての繁栄へ
     4、総力戦の〈捨て石〉へ
     5、冷戦の〈捨て石〉から世界自然遺産へ
     6、群島のグローバルヒストリーのために

     第2章 硫黄島、戦後零年

     1、「戦後七〇年」の帰郷
     2、そこに社会があった
     3、強制疎開、軍務動員、そして地上戦
     4、核基地化と長期難民化
     5、解除されない強制疎開


    第3部 大学という現場──グローバリズムと国家主義の攻囲のなかで

     第1章 大学の自治の何を守るのか

     1、グローバリズムのなかの「私大生」
     2、国立大学の自治の破壊と知財生産企業化
     3、私立大学の自治への攻撃と就職予備校化
     4、「私大生」の自由とその消失
     5、総力戦・冷戦と大学の自治
     6、自由と自治の再構築にむけて

     第2章 満身創痍の大学と学問の自由の危機

     1、二〇一四年、政官財からの大学攻撃
     2、二〇一四年、極右・レイシストからの大学攻撃
     3、政官財からの大学攻撃の背景
     4、極右・レイシストからの大学攻撃の背景
     5、大学への国家主義的攻撃がもたらすもの
     6、何をなすべきか


    第4部 書物という現場──歴史の岐路を読み解くために

     下野敏見『奄美諸島の民俗文化誌』
     高江洲昌哉『近代日本の地方統治と「島嶼」』
     田中隆一『満洲国と日本の帝国支配』
     石井知章+小林英夫+米谷匡史編著『一九三〇年代のアジア社会論』
     道場親信『抵抗の同時代史』
     荻野昌弘+島村恭則+難波功士編著『叢書 戦争が生みだす社会』
     サマンサ・パワー『集団人間破壊の時代』
     小熊英二『私たちはいまどこにいるのか』
     太田昌国『テレビに映らない世界を知る方法』
     駒井洋監修+小林真生編著『レイシズムと外国人嫌悪』
     前田朗編著『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』
     篠原雅武『全‐生活論』


  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石原 俊(イシハラ シュン)
    明治学院大学社会学部教員。1974年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士後期課程修了。博士(文学)。千葉大学などを経て現職。2015~16年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。専門は、社会学・歴史社会学・島嶼社会論。著書に、『近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国』(平凡社、2007年、第7回日本社会学会奨励賞受賞)などがある
  • 出版社からのコメント

    冷戦終結を経てますます《ガラパゴス化》する日本社会の歴史的・空間的な克服を試みる、気鋭の社会学者による同時代論集。
  • 内容紹介

    冷戦終結を経てグローバリズムや国家主義に包囲され、ますます《ガラパゴス》の様相を呈する国、日本。その歴史的・空間的なしわよせが集中するさまざな《現場》の精緻な分析を通して克服を試みる、「殺さない/殺されない」ための同時代論集。
  • 著者について

    石原 俊 (イシハラ シュン)
    明治学院大学社会学部教員。1974年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士後期課程修了。博士(文学)。千葉大学などを経て現職。2015~16年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。専門は、社会学・歴史社会学・島嶼社会論。
    著書に、『近代日本と小笠原諸島――移動民の島々と帝国』(平凡社、2007年、第7回日本社会学会奨励賞受賞)、『殺すこと/殺されることへの感度――2009年からみる日本社会のゆくえ』(東信堂、2010年)、『〈群島〉の歴史社会学――小笠原諸島・硫黄島、日本・アメリカ、そして太平洋世界』(弘文堂、2013年)、『戦争社会学の構想――制度・体験・メディア』(共編、勉誠出版、2013年)などがある。

群島と大学―冷戦ガラパゴスを超えて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:共和国 ※出版地:東久留米
著者名:石原 俊(著)
発行年月日:2017/03/31
ISBN-10:4907986343
ISBN-13:9784907986346
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:273ページ
縦:19cm
横:13cm
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