幕府海軍の興亡―幕末期における日本の海軍建設 [単行本]
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幕府海軍の興亡―幕末期における日本の海軍建設 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/05/24
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幕府海軍の興亡―幕末期における日本の海軍建設 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、幕末期に江戸幕府が創設した近代海軍、いわゆる幕府海軍の実態を解明するものである。明治期以降に偏重していたこれまでの海軍研究とは一線を画し、本書では幕末期の海軍建設と、明治海軍との連続性、非連続性に焦点を当てる。伊勢の豪商竹川竹斎、幕臣勝麟太郎(海舟)ら近世日本人の海軍認識、咸臨丸米国派遣の成果と課題、艦船運用や経費執行の状況、人事システムの構築、第二次幕長戦争における戦闘の様相、明治政府への移管など、幕府海軍の軍事組織としての活動実態を、広範な史料を駆使して明らかにする。
  • 目次

    序 章 近世日本の海軍力に関する諸問題
     はじめに
     1 海軍と水軍
     2 研究史における問題点
     3 本書の構成と各章の課題
     4 史 料

    第一章 近世日本人の海軍認識――竹川竹斎「護国論」を中心に――
     はじめに
     1 竹川竹斎について
     2 「護国論」における洋式軍艦導入の主張
     3 海運への視点と海軍建設の方法
     4 「護国後論」と「老翁ノ勇言おじがおたけび
     5 竹斎の海軍論の特徴
     おわりに

    第二章 幕臣勝麟太郎の海軍論――嘉永六年海防建白書を中心に――
     はじめに
     1 勝の血縁と周辺
     2 蘭学者としての経歴
     (1) 洋学修行と洋式砲術への志向
     (2) 豪商層との交際
     3 海防建白書と幕吏登用
     (1) 嘉永六年の海防建白書
     (2) 摂海・伊勢警衛論
     4 長崎海軍伝習
     おわりに

    第三章 安政期の海軍建設と咸臨丸米国派遣
    ――訓練から実働への転換――
     はじめに
     1 軍艦操練所の創設
     2 派遣の経緯
     3 太平洋横断
     4 長崎海軍伝習の実態
     5 米海軍の見聞とその後の影響
     おわりに

    第四章 万延・文久期の海軍建設――艦船・人事・経費――
     はじめに
     1 艦船の運用状況
     (1) 警備・警察
     (2) 輸 送
     (3) その他
     2 士官・吏員の任用状況
     3 要員確保の試みと文久の改革
     (1) 要員確保の試み
     (2) 文久の改革における人事施策
     4 経 費
     おわりに

    第五章 文久期の海軍運用構想
     はじめに
     1 江戸内海防備体制と海上軍事力
     2 文久の改革における海軍建設計画
     3 海軍士官による海防計画の策定
     (1) 小野友五郎の「江都海防真論」
     (2) 勝麟太郎の摂海防備論と「一大共有之海局」構想
     4 海軍運用能力の実態
     5 政治・外交部門の海軍力利用への志向
     おわりに

    第六章 元治・慶応期の海軍建設と第二次幕長戦争
     はじめに
     1 文久三年九月以降の軍艦方人事
     2 勝麟太郎主導下の海軍行政
     (1) 艦船取得
     (2) 給炭機能の確保
     (3) 神戸海軍操練所
     3 第二次幕長戦争への投入
     (1) 大島口の戦い
     (2) 小倉口の戦い
     おわりに

    第七章 慶応の改革と幕府海軍の解体
     はじめに
     1 慶応の改革における海軍建設
     2 鳥羽・伏見の戦い
     3 幕府海軍の解体
     (1) 鳥羽・伏見の戦い後の人事と海軍方の分裂
     (2) 新政府への移管
     おわりに

    終 章

    付録1 幕府海軍の艦船所有状況
    付録2 幕府海軍人事の推移
    付録3 幕府海軍関係年表

    参考文献リスト
    あとがき

    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金澤 裕之(カナザワ ヒロユキ)
    1977年東京都生まれ。防衛省防衛研究所戦史研究センター所員。防衛大学校総合安全保障学研究科後期課程修了。博士(安全保障学)。慶應義塾大学文学部、同大大学院文学研究科で日本史を専攻した後、海上自衛隊に入隊。機動施設隊施設隊長、海上幕僚監部施設課員などを経て、現職
  • 出版社からのコメント

    本書は幕末期における近代的な海軍の建設過程、すなわち江戸幕府によって創設された海軍の実態を解明する。
  • 内容紹介

    ▼近代海軍の端緒、その13年の航跡を辿る!
    軍事組織としての活動実態を、実証的に明らかにする力作。

    本書は、幕末期に江戸幕府が創設した近代海軍、いわゆる幕府海軍の実態を解明するものである。
    明治期以降に偏重していたこれまでの海軍研究とは一線を画し、本書では幕末期の海軍建設と、明治海軍との連続性、非連続性に焦点を当てる。
    伊勢の豪商竹川竹斎、幕臣勝麟太郎(海舟)ら近世日本人の海軍認識、咸臨丸米国派遣の成果と課題、鑑船運用や経費執行の状況、人事システムの構築、第二次幕長戦争における戦闘の様相、明治政府への移管など、幕府海軍の軍事組織としての活動実態を、広範な史料を駆使して明らかにする。
  • 著者について

    金澤 裕之 (カナザワ ヒロユキ)
    金澤 裕之
    1977年東京都生まれ。防衛省防衛研究所戦史研究センター所員。
    防衛大学校総合安全保障学研究科後期課程修了。博士(安全保障学)。
    慶應義塾大学文学部、同大学院文学研究科で日本史を専攻した後、海上自衛隊に入隊。
    機動施設隊施設隊長、海上幕僚監部施設課員などを経て、現職。
    本書所収外の論文に「海軍史料の保存と管理」(『波涛』213号、2011年3月)など。
  • その他出版社記入欄

    5月18日に、ページ数、プロフィール1、目次、内容紹介、以上の情報を変更しました。ご対応の程、よろしくお願いします。

幕府海軍の興亡―幕末期における日本の海軍建設 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:金澤 裕之(著)
発行年月日:2017/05/31
ISBN-10:4766424212
ISBN-13:9784766424218
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:283ページ ※275,8P
縦:22cm
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