中世日記の世界(史料で読み解く日本史 1) [全集叢書]
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中世日記の世界(史料で読み解く日本史 1) [全集叢書]

松薗 斉(編著)近藤 好和(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/05/04
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中世日記の世界(史料で読み解く日本史 1) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    はしがき

    序 章日記と有職故実(近藤好和)
     1 日記という文献
     2 有職故実の成立
     3 「日記」と有職故実


     第Ⅰ部 日記と有職故実
    【解説】(近藤好和)

    第1章 年中行事書――公事全体のマニュアル書
     1 『九条年中行事』(藤原師輔)・『小野宮年中行事』(藤原実資)――有職故実断章(磐下 徹)
     2 『江家次第』(大江匡房)――歴史史料としての『江家次第』論(末松 剛)
     3 『類聚雑要抄』――前期院政「儀式の時代」(佐多芳彦)
     4 『建武年中行事』(後醍醐天皇)――宮廷儀式の案内書(佐藤厚子)

    第2章 故実書――特定の身分・職掌のマニュアル書
     1 『清獬眼抄』――平安末期の配流と火災(中町美香子)
     2 『執政所抄』――摂関家家司の職務遂行マニュアル(樋口健太郎)
     3 『世俗浅深秘抄』(後鳥羽上皇)――上皇が集成した公家故実の宝庫(近藤好和)
     4 『禁秘抄』(順徳天皇)――天皇による天皇のための天皇故実の集成(近藤好和)
     5 『吉口伝』(藤原隆長)――変容する儀式書(松薗 斉)

    第3章 装束抄――装束に関するマニュアル書(近藤好和)
     1 『餝抄』(中院通方)――風流の装束故実の集大成
     2 『次将装束抄』(藤原定家)――儀仗化した武官とその装束の故実集成
     3 『法体装束抄』(高倉永行)――室町初期の法体装束に関する生きた史料


     第Ⅱ部 中世日記の諸相――記主の広がり
    【解説】(松薗 斉)

    第4章 武家の日記――幕府と戦国大名、その吏僚の日記をめぐって
     1 『殿中日々記』――室町幕府の申次衆が筆録した職務日記とその周辺(設楽 薫)
     2 『上井覚兼日記』(上井覚兼)――戦国期の地方武士の日記(日隈正守)

    第5章 僧侶・神官の日記――日記から展望する多様な中世寺社の世界
     1 『臥雲日件録抜尤』(惟高妙安)――室町文化の周辺と世相(上田純一)
     2 『天文日記』(本願寺証如)――戦国乱世のただなかに生きた僧侶(安藤 弥)
     3 『長楽寺永禄日記』(賢甫義哲)――関東平野の原風景を読み解く(簗瀬大輔)
     4 『北野社家日記』――室町・戦国期情報の宝庫(山田雄司)

    第6章 女房の日記――『御湯殿上日記』にみる戦国期禁裏女房の眼差し(松薗 斉)
     1 『御湯殿上日記』とは
     2 起 源
     3 中世日記にみえる女房関係記事
     4 日記の記主とその形態
     5 日記の感情表現

    第7章 陰陽師の日記――『養和二年記』にみる天文道(細井浩志)
     1 『養和二年記』と記主安倍泰忠
     2 天文密奏と日記
     3 『養和二年記』にみえる天文道の活動
     4 『養和二年記』にみる陰陽師の日常生活
     5 『養和二年記』の特徴


     第Ⅲ部 中世日記の諸相――記事内容の広がり
    【解説】(松薗 斉)

    第8章 参詣記――熊野と伊勢、中世の二大信仰の旅の日記
     1 『熊野御幸記』(藤原定家)――霊地熊野を目指す貴族たち(高橋典幸)
     2 「伊勢参宮記」――日記紀行文学の中世的展開(岡野友彦)

    第9章 入宋・入明記――遥かなる海の彼方へ、海外への旅の軌跡
     1 『参天台五臺山記』(成尋)――未知の世界を記録する(榎本 渉)
     2 入明記――遣明使に不可欠な外交故実書(伊藤幸司)

    コラム1 中世ヨーロッパの旅行記・旅日記(徳橋 曜)

    第10章 夢の日記――神仏の世界への回路として(松薗 斉)
     1 夢を記録するということ
     2 貴族にとっての夢の価値
     3 『中右記』に見える夢
     4 『台記』に見える夢

    第11章 従軍記(文禄の役・慶長の役)――『朝鮮日々記』(慶念)に記された惨状と告白(津野倫明)
     1 『朝鮮日々記』と慶念
     2 文学としての『朝鮮日々記』
     3 史料としての『朝鮮日々記』

    第12章 茶会記――中世商人の日記を追跡して(松薗 斉)
     1 日本の中世社会に商人の日記はなかったのか
     2 記録としての茶会記
     3 同時代の日記に見える茶湯の記録
     4 中世商人の文化的営為としての日記

    コラム2 中世イタリアの日記・覚書(徳橋 曜)

    あとがき
    古代・中世日記系図(天皇・公家)
    史料名索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    武家や僧侶・神官たちの日記、そして参詣記、従軍記、茶会記…中世の日記と有職故実をより深く知るための必携の一冊。
  • 内容紹介

    免許更新講習から学ぶ教職論 新・教職リニューアル
  • 著者について

    松薗 斉 (マツゾノ ヒトシ)
    2017年4月現在 愛知学院大学文学部教授

    近藤 好和 (コンドウ ヨシカズ)
    2017年4月現在國學院大學大学院・和洋女子大学非常勤講師。千葉県刀剣登録審査委員

中世日記の世界(史料で読み解く日本史 1) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:松薗 斉(編著)/近藤 好和(編著)
発行年月日:2017/05
ISBN-10:4623078531
ISBN-13:9784623078530
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:455ページ ※440,15P
縦:21cm
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