生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) [全集叢書]
    • 生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) [全集叢書]

    • ¥2,53076 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009002780901

生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) [全集叢書]

価格:¥2,530(税込)
ゴールドポイント:76 ゴールドポイント(3%還元)(¥76相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:北大路書房
販売開始日: 2017/05/29
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ラバーハンド・イリュージョン、病態失認、身体パラフレニア、離人症、統合失調症、鏡像認知、明晰夢、ブレイン‐マシン・インタフェース、共感覚、独我論的体験、心の理論、シンクロニー、ミラーニューロン…心の科学のもたらした多様な知見と、現象学の持つ豊かな理論的考察とを往復しながら、「自己アイデンティティ」の根拠をとらえ直す。
  • 目次

     序文 自己アイデンティティをとらえなおす


    【第1部 自己の身体性】

    第1章 身体と物体
     ラバーハンド・イリュージョン
     実験のヴァリエーション
     離人症
     離人症の「特異な身体経験」
     身体は錯覚?
     身体の「ここ」性
     次章への移行

    第2章 自己の身体と他者の身体
     身体の麻痺
     身体パラフレニア
     失認と妄想
     させられ体験
     イメージと意図
     次章への移行

    第3章 鏡に映る身体
     身体イメージとは何か
     視点の問題
     チンパンジーの鏡像認知
     赤ちゃんの場合
     他者・自己・鏡
     反省的自己をめぐって

    ●問いと考察
    Q 1-1 身体のない自己というものを考えることはできるだろうか?
    Q 1-2 身体を部分的に失うと、自己には何が起きるのだろうか?
    Q 1-3 死ぬことで身体が失われると、自己はどうなるのだろうか?


    【第2部 意識と脳】

    第4章 意識・夢・現実
     意識があるということ
     「無・意識」
     意識と世界
     明晰夢
     現実
     夢見の身体性
     目覚めること

    第5章 脳と機械を接続する
     ロボラット
     ブレインゲート
     ニューラル・オペラント
     BMIと脳の可塑性
     意図とは何か
     身体イメージを技術化する

    第6章 共感覚
     共感覚について
     声に形を感じる
     共感覚の判定基準
     共感覚の位置づけ
     すべての知覚は共感覚である?

    ●問いと考察
    Q 2-1 意識は、脳の活動から生じるのではないのか?
    Q 2-2 心は脳に宿っているのではないのか?


    【第3部 他者の心】

    第7章 問題としての他者
     他者の心の問題
     再び意識について
     他者の心は存在しない?
     心の科学の出発点
     類推説の問題点
     次章への移行

    第8章 心の科学と他者問題
     初期の科学的心理学
     行動主義
     認知科学の成立と心の理論
     誤信念課題
     他者理解の豊かな回路

    第9章 他者理解を身体化する
     理論説とシミュレーション説
     二人称関係における他者
     エナクティヴな間主観性
     コミュニケーションの質と身体性
     他者理解の身体性と自己

    ●問いと考察
    Q 3-1 他者理解の発達的な起源はどのようなものだろうか?
    Q 3-2 ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か?
    Q 3-3 他者と出会うことで自己はどのように変化するのか?


     あとがき
     参考文献
     索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 彰吾(タナカ ショウゴ)
    1971年生まれ。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東海大学現代教養センター教授。2013~14年、2016~17年にかけてハイデルベルク大学にて客員研究員。専門は、現象学的心理学、および身体性哲学
  • 出版社からのコメント

    心の科学の最新知見と,現象学の持つ豊かな理論的考察とを往復しながら,「自己アイデンティティ」の根拠を考える。
  • 内容紹介

    身体のない自己というものを考えることはできるだろうか? 意識は,脳の活動から生じるのではないのか? ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か? 

    現象学的な立場から,アイデンティティを「私が私であること」と理解し,根源的な場面まで遡ってその根拠を考える。ラバーハンド・イリュージョン,離人症,ブレイン・マシン・インタフェース,心の理論など,心の科学がもたらした多様な知見を織り交ぜ,時には読者の常識を揺さぶりながら,「自己とは何か」をめぐる思考実験の旅へと誘う。

    ◆推薦のことば
    すべての外皮を剥ぎ取った
    根源の自己を開示。
    表層的なアイデンティティ論を乗り越えた
    果敢な哲学の挑戦。
    信原 幸弘(東京大学大学院総合文化研究科教授)


    ◆主なもくじ
     序文 自己アイデンティティをとらえなおす

    【第1部 自己の身体性】
    第1章 身体と物体
    第2章 自己の身体と他者の身体
    第3章 鏡に映る身体
    ●問いと考察
    Q 1-1 身体のない自己というものを考えることはできるだろうか?
    Q 1-2 身体を部分的に失うと、自己には何が起きるのだろうか?
    Q 1-3 死ぬことで身体が失われると、自己はどうなるのだろうか?

    【第2部 意識と脳】
    第4章 意識・夢・現実
    第5章 脳と機械を接続する
    第6章 共感覚
    ●問いと考察
    Q 2-1 意識は、脳の活動から生じるのではないのか?
    Q 2-2 心は脳に宿っているのではないのか?

    【第3部 他者の心】
    第7章 問題としての他者
    第8章 心の科学と他者問題
    第9章 他者理解を身体化する
    ●問いと考察
    Q 3-1 他者理解の発達的な起源はどのようなものだろうか?
    Q 3-2 ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か?
    Q 3-3 他者と出会うことで自己はどのように変化するのか?
  • 著者について

    田中 彰吾 (タナカ ショウゴ)
    田中彰吾(たなか・しょうご)
    1971年生まれ。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東海大学現代教養センター教授。2013~14年、2016~17年にかけてハイデルベルク大学にて客員研究員。専門は、現象学的心理学、および身体性哲学。著書『身体の知』(共著,ビイングネットプレス,2015年)、訳書『現象学的心理学への招待』(共訳,新曜社,2016年)、論文Intercorporeality as a theory of social cognition, Theory & Psychology, 25, 455-472(2015)など多数。

生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:田中 彰吾(著)
発行年月日:2017/05/20
ISBN-10:476282965X
ISBN-13:9784762829659
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:256ページ ※238,18P
縦:19cm
他の北大路書房の書籍を探す

    北大路書房 生きられた〈私〉をもとめて-身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門<4>) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!