帰、去来 [単行本]

帰、去来 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  岸
  卯木―空木
  窟
  眠、度、処方
  柱
  あつまってくる夜に
  著莪―胡蝶花
  帰、去来
  渕
  廬―イワテ
  痾
  ひ　の　うちどころ
  点
  穴
  減築の庭
  笥
  ２０×５

• 内容紹介

  あれが誰だか知らないはずはなかろう／
  知らないはずはないのですが実をいうと
  それは誰だって　かまやしないのです
  （「帰、去来」）
  
  陶淵明の隠遁に思いを寄せ、自らの来し方行く末をなぞらえるように身を添わせていく。中原中也、高村光太郎、萩原朔太郎・・・と近代詩を逍遥しながら、自身の言葉を小石のように置いていく。『明石、時、』から７年、注目の第３詩集。

• 著者について

  陶原葵 (トウハラアオイ)
  1955年生まれ。
  
  『リターン』（1999　ふらんす堂）
  『明石、石、』（2010　思潮社）
  
  『中原中也のながれに　小石ばかりの、河原があって、』（2013　思潮社）

帰、去来 [単行本] の商品スペック