世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷#SF・幻想文学・ゲーム論集 (TH SERIES ADVANCED) [単行本]
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世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷#SF・幻想文学・ゲーム論集 (TH SERIES ADVANCED) [単行本]

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出版社:アトリエサード
販売開始日: 2017/05/15
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世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷#SF・幻想文学・ゲーム論集 (TH SERIES ADVANCED) の 商品概要

  • 目次

    序文

    第1部 現代SFとポストヒューマニズム

    文学の特異点──ポストヒューマニズムの前史のために
    「世界内戦」下、「伊藤計劃以後」のSFに何ができるか──仁木稔、樺山三英、宮内悠介、岡田剛、長谷敏司、八杉将司、山野浩一を貫く軸
    書評「トーマス・M・ディッシュ『プリズナー』」
    書評「カート・ヴォネガット『母なる夜』」
    書評「ジャック・ウォマック『ヒーザーン』『テラプレーン』」
    書評「山野浩一『鳥はいまどこを飛ぶか』」
    書評「荒巻義雄『白壁の文字は夕陽に映える』」
    思弁小説の新しい体系──『定本荒巻義雄メタSF全集』完結によせて
    「世界にあけられた弾痕」にふれて──『定本荒巻義雄メタSF全集 別巻』月報解説
    SF・文学・現代思想を横断し「脱領土化」する平滑的な比較精神史──藤元登四郎『物語る脳』の世界」解説
    現代SFを楽しむためのキーポイント:シンギュラリティ
    現代SFを楽しむためのキーポイント:ナノテクノロジー
    SFの伝統に接続される、現代社会の諸問題──伊藤計劃読者のためのノンフィクションガイド10
    書評「C・M・コーンブルース『クリスマス・イヴ』」
    空間秩序と、上田早夕里『深紅の碑文』──悪夢を想像する力
    自らの示すべき場所を心得た世界文学、〈科学批判学〉SFの傑作集──仁木稔『ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち』解説
    ハードSFのポエジー──円城塔『シャッフル航法』書評
    現代文学とSFの限界超える──円城塔『エピローグ』書評
    実演される生成論──円城塔『プロローグ』書評
    アルス・コンビナトリアの復活──荒俣宏・松岡正剛『月と幻想科学』解説
    トランスヒューマン時代の太陽系──『エクリプス・フェイズ』とシェアードワールド
    トランプ大統領以後の世界、「手のつけられない崩壊の旋風」を描くゲーム──『ドン・キホーテの消息』とGenocidal Organが直視したもの
    ベストSF2011 国内編・海外編
    ベストSF2012 国内編・海外編
    ベストSF2013 国内編・海外編
    ベストSF2014 国内編・海外編
    ベストSF2015 国内編・海外編
    ベストSF2016 国内編・海外編
    2016年下半期「図書新聞」読書アンケート回答

    第2部 ロールプレイングゲームという媒介項

    ドラゴンが、やってきた。――『ダンジョンズ&ドラゴンズ 竜の書:ドラコノミコン』紹介文
    レビュー『トラベラー』
    レビュー『ストームブリンガー』
    レビュー『クトゥルフ神話TRPG』
    レビュー『クトゥルフ・ダークエイジ』
    「世界内戦」を描いたゲームリスト10
    映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作が切り捨てたもの──『指輪物語』における〝昏さ〟の意義について
    書評「野田昌宏編〈スペース・オペラ名作選〉」
    書評「アルフレッド・ベスター『破壊された男』」
    書評「アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』」
    若き『トラベラー』のための航海図
    〈地図〉を手に、〈地図〉の彼方へ
    忘れたという、その空白の隙間で──門倉直人『ザ・ワンダー・ローズ・トゥ・ロード』の構造
    ゲームとミステリ──二〇一二年と二〇一三年
    イロニーとしてのシェアード・ワールド――『闇のトラペゾヘドロン』×『クトゥルフ神話TRPG』
    サイバーパンクとクトゥルフパンク──その理論的枠組みについて
    ゴシックパンクとクトゥルフパンク──コンフォーミズムから脱するために
    書評「チャイナ・ミエヴィル『ジェイクをさがして』」
    スチームパンクと崩壊感覚、歴史への批評意識としての「パンク」
    書評「サム・マーウィン・ジュニア『多元宇宙の家』」
    書評「キース・ロバーツ『パヴァーヌ』」
    書評「マイクル・ムアコック『グローリアーナ』」
    書評「佐藤亜紀『1809 ナポレオン暗殺』」
    書評「フォルカー・デース『ジュール・ヴェルヌ伝』」
    書評「ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』」
    書評「マイクル・ムアコック〈永遠の戦士フォン・ベック〉」
    死と隣り合わせの世界で、「感情と意志の交錯」を追体験──『ストームブリンガー』第二版と、伏見健二「紫水晶と鮮血」
    世界劇場と吸血鬼ジュヌヴィエーヴ──いま、ジャック・ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』を読み直す
    ヴァンパイアの情念、理性への叛逆──カーミラとジュヌヴィエーヴ、神話的思考とリアリズム
    ケルトの幻像と、破滅的リアリズム──フィオナ・マクラウドとRPGから、ロバート・E・ハワードの〝昏さ〟を捉える
    書評「ブルース・スターリング編『ミラーシェード』」
    レビュー『ゴーストハンター13 Expantion2』『ディアブロ・ドゥ・ラプラス』
    書評「奥谷道草『オモシロはみだし台湾さんぽ』」
    書評「安田均監修『ブラックミステリーズ』」
    レビュー『ウォーハンマー・コンパニオン』
    レビュー『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2015』
    レビュー『トンネルズ&トロールズ ソロ・アドベンチャー サイドショー』
    レビュー『ゾンビタワー3D』
    書評「サム・チャップ、アンドリュー・グリーンバーグ『ノド書』」
    『ダンジョン飯』から広がるディープなファンタジーゲームの世界
    書評「中川大地『現代ゲーム全史』」

    第3部 幻想・怪奇・異端の文学

    パスカル・キニャール──作家と作品
    レビュー「フェデリコ・フェリーニ監督『道』」
    「幻に殉ずる」姿勢──高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』
    現代「伝奇ミステリ」論──『火刑法廷』から〈刀城言耶〉シリーズまで
    書評「二階堂黎人『人狼城の恐怖』」
    書評「さとうふみや他『金田一少年の事件簿』」
    書評「京極夏彦『鉄鼠の檻』」
    人工知能と「存在の環」──浦賀和宏『頭蓋骨の中の楽園』解説
    新たな時代の〈ロゴスコード〉を求めて──川上亮『人狼ゲーム BEAST SIDE』解説
    黄昏詩華館に集いし者たち──藤原月彦、北村秋子、吉川良太郎
    書評「生田耕作ほか『「芸術」なぜ悪い──「バイロス画集事件」顛末記録』」
    書評「作者不詳『女哲学者テレーズ』」
    書評「作者不詳『ペピの体験』」
    書評「ギョーム・アポリネール『一万一千本の鞭』」
    書評「ミシェル・ビュトール『ポール・デルヴォーの絵の中の物語』」
    書評「デヴィッド・マドセン『グノーシスの薔薇』」
    書評「アラン・ロブ=グリエ『快楽の漸進的横滑り』」
    伊藤整『幽鬼の街』とその原罪
    書評「C・M・ケリー『パンドラの少女』」
    書評「戌井昭人「ゼンマイ」」
    書評「レインボー祐太『サイドショー映画の世界』」
    H・P・ラヴクラフトと煉獄の徴候──レ・ファニュ、ストーカー、アイリッシュ・ヴァンパイア
    ウィリアム・ホープ・ホジスン──作家と作品、受容史について
    ウィリアム・ホープ・ホジスンと思弁的実在論──境界としての〈ウィアード〉
    アリス&クロード・アスキューと思弁的実在論────《幽霊狩人カーナッキ》の系譜から逸脱、パラノーマルなオカルト探偵
    〈奇妙な味〉の構成原理
    詩とRPG──クラーク・アシュトン・スミスを再評価する二つのアプローチ
    オーガスト・ダーレスとアメリカン・ノスタルジア──心地よく秘密めいた「淋しい場所」

    あとがき
  • 内容紹介

    『「世界内戦」とわずかな希望』や『北の想像力』(編)で、
    2014年度、最も高く評価されたSF評論家・岡和田晃。

    2016年には、北海道新聞文学賞に
    評論としては22年ぶりとなる入賞を果たした。

    その岡和田が2013年から2017年までに発表した
    多量の批評等をこの1冊に集成!

    現代SFと幻想文学を重点的に攻めながら、
    両者を往還する想像力として、
    ロールプレイングゲームをも論じる岡和田晃。

    ソリッドな理論と綿密な調査、
    クリエイターの視点をもあわせもち、
    前著を上回る刺激に満ちた一冊!!
  • 著者について

    岡和田 晃 (オカワダ アキラ)
    1981年、北海道上富良野町生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程文芸・言語専攻修士取得退学。文芸評論家、ゲームライター、共愛学園前橋国際大学非常勤講師。
    2010年度、「「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃『虐殺器官』へ向き合うために」で第5回日本SF評論賞優秀賞受賞。2014年刊の編著『北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』(寿郎社)で、第35回日本SF大賞最終候補、第46回星雲賞参考候補、『SFが読みたい! 2015年版』の「ベストSF2014」国内編第8位になる。2016年、『破滅(カタストロフィー)の先に立つ ポストコロニアル現代/北方文学論』(幻視社)で第50回北海道新聞文学賞創作・評論部門佳作(評論として22年ぶりの入賞)。
    また、単著『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』(アトリエサード/書苑新社)および編著『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』(未來社)が日本図書館協会選定図書、編著『アイヌ民族否定論に抗する』(共編、河出書房新社)が全国学校図書館協議会選定図書となった。

世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷#SF・幻想文学・ゲーム論集 (TH SERIES ADVANCED) の商品スペック

商品仕様
出版社名:アトリエサード
著者名:岡和田 晃(著)
発行年月日:2017/05
ISBN-10:4883752631
ISBN-13:9784883752638
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:382ページ
縦:19cm
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