コロニアルな列島ニッポン―オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義 [単行本]
    • コロニアルな列島ニッポン―オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義 [単行本]

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コロニアルな列島ニッポン―オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義 [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2017/05/30
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コロニアルな列島ニッポン―オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    そもそも沖縄・「北方四島」・小笠原は「日本固有の領土」なのか。安保体制が日本国憲法に優越するなど列島全域が準植民地であるという経緯もふくめ、二重の意味で日本は戦後一貫して「植民地」というほかない。歴史的現実からめをそらす防衛機制から生まれた構造的死角をあきらかにする。
  • 目次

    はじめに 9

    1章 コロニアルなオキナワ 11
    1-1 薩摩藩による植民地化 13
    1-2 近代日本による併呑(「琉球処分」) 17
    1-3 「沖縄戦」前史から不動の不沈空母まで 28
    1-4 戦後を予言した「天皇メッセージ」 32
    1-5 「トリップワイヤー」としての在沖米軍 37
    2章 コロニアルなオホーツク 57
    2-1 北海道開拓の歴史的含意 58
    2-2 樺太・千島交換条約の歴史的含意 62
    2-3 日露戦争の歴史的含意再考 65
    2-4 「北方四島」意識の含意再考 72
    2-5 コロニアルな学界 75
    2-6 はやりの「多文化主義」とエコブーム/ツーリズムの
       背景としてのオリエンタリズム 80
     【補論1:帝国日本によるアイヌ民族文化の動員とその忘却】 84
     【補論2:帝国主義のコピーとしての学術的収奪の輸入】 85
     【補論3:辺境地域に対するオリエンタリズム】 87
    3章 コロニアルなオガサワラ 91
    3-1 和人が不在だったオガサワラ 92
    3-2 和人入植の歴史的含意 93
    3-3 敗戦による米国支配時代 98
    3-4 施政権返還以降 100
     【補論4:社会ダーウィニズムがもたらした抑圧移譲としての
      大アジア主義】 106
    4章 コロニアルなニッポン再考 109
    4-1 コローニアエ ヤポニカエ(ニッポンの植民地)再考 110
    4-1-1 多民族帝国としての近代日本の成立 112
    4-1-2 「敗戦=植民地喪失」という共同幻想 113
    4-2 ヤポーニア コローニアー(植民地としてのニッポン)再考 118
    4-2-1 親米保守の貢ぎ物にモンクをつけない反米右翼の不思議 118
    4-2-2 絶対平和論により基地固定化/安保維持を補完してしまう
        左派の逆理 131
    4-2-3 米軍基地の「おしだし要因」と「ひきだし要因」の合力 138
    4-3 二重の意味での植民地空間という時空の直視のために 143
     【補論5:「固有の領土」論批判とその限界】 151
     【補論6:陰謀論的幻影としてのジャパンハンドラーと、
      実質的売国奴という皮肉】 152
     【補論7:レコンキスタにおける南千島とそれ以外の
      「温度差」】 154
    おわりに:みじかい終章のかわりに 155
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ましこ ひでのり(マシコ ヒデノリ)
    1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士:教育学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)
  • 内容紹介

    そもそも沖縄・「北方四島」・小笠原は「日本固有の領土」なのか。安保体制が日本国憲法に優越するなど列島全域が準植民地であるという経緯もふくめ、二重の意味で日本は戦後一貫して「植民地」というほかない。歴史的現実からめをそらす防衛機制からうまれた構造的死角をあきらかにする。
  • 著者について

    ましこ・ひでのり (マシコヒデノリ)
    中京大学国際教養学部教授(社会学)。主要著作:『日本人という自画像』、『ことばの政治社会学』、『増補新版 イデオロギーとしての「日本」』、『あたらしい自画像』、『増補新版 たたかいの社会学』、『幻想としての人種/民族/国民』、『知の政治経済学』、『社会学のまなざし』、『愛と執着の社会学』、『加速化依存症』(以上、三元社)。
    共著に「社会言語学」刊行会編『社会言語学』(1-14号+別冊)、真田信治・庄司博史編『事典 日本の多言語社会』(岩波書店)、前田富祺・野村雅昭編『朝倉漢字講座5 漢字の未来』(朝倉書店)、『ことば/権力/差別』(三元社,編著)、大橋・赤坂・ましこ『地域をつくる―東海の歴史的社会的点描』(勁草書房)、田尻英三・大津由紀雄 編『言語政策を問う!』(ひつじ書房)、米勢・ハヤシザキ・松岡編『公開講座 多文化共生論』(ひつじ書房)、Mark ANDERSON, Patrick HEINRICH ed.“Language Crisis in the Ryukyus”Cambridge Scholars Publishingほか。(2015年5月現在)

コロニアルな列島ニッポン―オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義 の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:ましこ ひでのり(著)
発行年月日:2017/05/30
ISBN-10:4883034402
ISBN-13:9784883034406
判型:B6
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:182ページ
縦:19cm
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