イギリス田園都市の社会学(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]

イギリス田園都市の社会学(MINERVA社会学叢書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  田園都市論は、１９世紀末、資本主義隆盛期のイギリスで生まれた都市論である。都市が貧困や社会問題を抱えたまま無秩序に膨張することを批判し、人間の知恵によって都市を創造すべきであることを提案した。田園都市論がいまなお都市計画や都市社会論として魅力をもちつづけ、多くの人を引きつけるのは、都市問題を捉える視点に普遍的な原理をもっているからであろう。われわれが都市問題を検討しようとするとき、田園都市論の理念や視点から得るものは多い。本書では、田園都市論を現代に生きつづけるイギリスの都市文化の一つとして捉え、現代都市再生のためのヒントを提示する。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　田園都市論と現代社会
  第１章　田園都市とはなにか―社会改革のための実験都市
  第２章　田園都市論の思想的系譜
  第３章　レッチワース田園都市の誕生と「第三の領域」の確立
  第４章　国家のニュー・タウン政策と田園都市の理念
  第５章　再出発にかけるレッチワース田園都市
  第６章　現代都市と田園都市の理念
  終章　田園都市論とイギリスの都市社会学

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西山 八重子(ニシヤマ ヤエコ)
  １９６８年津田塾大学学芸学部卒業。１９８０年名古屋大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在、金城学院大学現代文化学部教授。専攻は都市社会学・地域社会学

イギリス田園都市の社会学(MINERVA社会学叢書) の商品スペック