〈帝国〉で読み解く中世ヨーロッパ-英独仏関係史から考える(MINERVA西洋史ライブラリー 111) [全集叢書]
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〈帝国〉で読み解く中世ヨーロッパ-英独仏関係史から考える(MINERVA西洋史ライブラリー 111) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/05/25
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〈帝国〉で読み解く中世ヨーロッパ-英独仏関係史から考える(MINERVA西洋史ライブラリー 111) の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序 章 西欧中世カトリック世界の帝国的権力構造(朝治啓三)


     第Ⅰ部 地域の権力構造──現地権力と王公伯の関係

    第1章 アイリッシュ海における「ヴァイキングの王国」と現地勢力──11世紀前半のダブリン王を中心に(大谷祥一)
     1 ダブリンの建設
     2 現地勢力とのかかわり
     3 ダブリンとレンスターの同盟
     4 ブライアン・ボルーの台頭とクロンターフへの経緯
     5 クロンターフ敗戦後のダブリン王シグトリグ

    第2章 11世紀前半のノルマンディ公と地方貴族──西部を中心に(中村敦子)
     1 ノルマンディの成立とノルマンディ公たち
     2 ノルマンディ公の地方支配
     3 ゴツ家の反乱をめぐって

    第3章 プランタジネット家領ガスコーニュ現地領主の上訴実態──1259~1327年(横井川雄介)
     1 ヘンリ三世治世末期の上訴問題
     2 ガスコーニュ戦争以前のエドワード一世治世の上訴問題
     3 ガスコーニュ戦争期とエドワード一世治世末期の上訴と請願
     4 エドワード二世治世の上訴と請願

    第4章 「古き同盟」とスコットランド王国共同体──13~14世紀フランスとの同盟関連文書の分析から(西岡健司)
     1 ジョン王と「古き同盟」のはじまり──パリ条約(1295年)
     2 ロバート一世と「王国共同体」──コルベイユ条約(1326年)
     3 デイヴィッド二世とステュワート家の思惑──幻のパリ条約(1359年)
     4 ロバート二世と「三つの共同体」──ヴァンセンヌ条約(1371年)

    第5章 ブルゴーニュ公か、ブラバント公か──15世紀後半のリエージュ紛争と君主支配の展開(青谷秀紀)
     1 リエージュ紛争とブラバント
     2 ブルゴーニュ公のリエージュ支配とブラバント
     3 マーストリヒトの地政学


     第Ⅱ部 地域権力と普遍的権力の関係──王公伯と皇帝

    第6章 13世紀英仏間の海上紛争とガスコーニュ戦争──海域世界における裁判権をめぐって(花房秀一)
     1 英仏間抗争におけるノルマンディ諸都市
     2 ガスコーニュ戦争の原因論
     3 英仏間における海事裁判権

    第7章 ジャン・ド・グライの遍歴──13世紀後半サヴォワ出身の中小貴族の活動(加藤 玄)
     1 ジャン・ド・グライの経歴
     2 ブルゴーニュ・ドフィネ両地方における活動
     3 アッコからコンタ・ヴネサンへ

    第8章 中世後期フランスにおける英仏両王権の都市政策──ポワティエをめぐる英仏抗争から(亀原勝宏)
     1 都市ポワティエと英仏両王家
     2 フランス王権による都市政策の転換
     3 英仏両王権とポワティエの新たな関係

    第9章 境域にたつサヴォワ伯──サヴォワ-フランス関係からみる中世後期フランスの内紛(上田耕造)
     1 中世サヴォワ史とフランス史
     2 14世紀末から15世紀初頭のフランスとサヴォワ
     3 サヴォワ伯とフランスの諸侯たち


     第Ⅲ部 三種の普遍的権力の相互関係

    第10章 皇帝フリードリヒ一世・バルバロッサ時代の「独仏関係」──シスマと境界地域の政治的コミュニケーション(服部良久)
     1 中世の「独仏関係史」とは何か
     2 シスマとブルグント──サン・ジャン・ド・ローヌ会議(1162年)前後
     3 カール大帝の列聖とヴォークレールの会見──1160年代の英仏王権との関係
     4 バルバロッサのブルグント支配とアルル祝祭戴冠(1178年)

    第11章 フランス国王と異端──アルビジョワ十字軍からベルナール・デリシユー事件まで(轟木広太郎)
     1 アルビジョワ十字軍をめぐる国王と教皇
     2 異端審問のもとでの俗権・教権協働体制の成立とその動揺
     3 ベルナール・デリシユー事件

    第12章 アキテーヌ地方におけるプランタジネット家空間の統治構造──教会政策の分析から(小野賢一)
     1 ふたつの普遍的権威の対立とイングランド
     2 初期アンジュー伯=プランタジネット家空間の編成
     3 ベケット事件と在俗教会の騒乱
     4 初期アンジュー伯=プランタジネット家と律修教会

    第13章 リチャード・オヴ・コーンウォールのドイツ王位──1257年の二重選挙をめぐって(朝治啓三)
     1 選出の過程
     2 ドイツ王位獲得をめぐるヘンリとリチャードの違い
     3 中世西欧の帝国的権力構造のなかのドイツ王権の役割

    第14章 「国際関係」のなかでのシャンパーニュ伯とフランス中世王権──1160年頃~1270年頃(渡辺節夫)
     1 アンリ一世期(1152~81年)の対外関係
     2 アンリ二世期(1181~97年)の東部境界政策
     3 ティボー三世没(1201年)後の伯領継承問題
     4 ティボー五世期(1253~70年)とフランス王権

    第15章 15世紀後半の神聖ローマ帝国と西ヨーロッパ──「ブルゴーニュ問題」をめぐって(田口正樹)
     1 トリーア、1473年
     2 「ブルゴーニュ問題」の諸相

    おわりに
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    帝国の境界地帯はいかにして自立の途を探ったのか。 関係史の視点から明らかにする西欧中世の実相。
  • 内容紹介

    中世において、英独仏に対応する地域を中心に存在したアンジュー帝国、神聖ローマ帝国、フランス王国という三種の“帝国”。本書ではとりわけプロヴァンス、サヴォワ、フランドル、シャンパーニュ、スコットランド、アイルランドといった、帝国の境界地帯と地域の支配権力の動向に光を当て、中世カトリック世界の秩序のありようを探る。関係史の手法により、各国史の視点では見えない“西欧中世の一体性”を浮かび上がらせる試み。
  • 著者について

    朝治 啓三 (アサジ ケイゾウ)
    2017年5月現在西大学文学部教授

    渡辺 節夫 (ワタナベ セツオ)
    青山学院大学名誉教授

    加藤 玄 (カトウ マコト)
    2017年5月現在日本女子大学文学部准教授

〈帝国〉で読み解く中世ヨーロッパ-英独仏関係史から考える(MINERVA西洋史ライブラリー 111) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:朝治 啓三(編著)
発行年月日:2017/06
ISBN-10:4623078000
ISBN-13:9784623078004
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:356ページ ※350,6P
縦:22cm
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