動物-植物相互作用調査法(生態学フィールド調査法シリーズ〈8〉) [全集叢書]
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動物-植物相互作用調査法(生態学フィールド調査法シリーズ〈8〉) [全集叢書]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2017/06/10
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動物-植物相互作用調査法(生態学フィールド調査法シリーズ〈8〉) の 商品概要

  • 目次

    第1章 動物-植物相互作用研究への誘い
    1.1 はじめに
    1.2 さまざまな生物間相互作用
      1.2.1 直接効果の種類
      1.2.2 間接効果の種類
    1.3 動物-植物相互作用を理解する意義
    1.4 地球上最大のグループ
    1.5 「動的な関係」を捉える

    第2章 トラップや動力を利用した昆虫採集法
    2.1 はじめに
    2.2 手軽な道具を用いた採集法
      2.2.1 スイーピング(すくい採り法)
      2.2.2 ビーティング(叩き網法)
      2.2.3 ブランチ・バッギング(枝切り)
    2.3 誘引トラップ
      2.3.1 バケツ式ライト・トラップ
    2.4 インターセプト・トラップ
      2.4.1 マレーズ・トラップ
    2.5 誘引とインターセプトの組み合わせトラップ
      2.5.1 衝突板トラップ(ウインドー・トラップ)
    2.6 動力を利用した採集法
      2.6.1 キャノピー・ノックダウン
      2.6.2 動力吸引機(バキューム・サンプラー)
    2.7 採集した昆虫サンプルの処理

    第3章 林冠の昆虫-植物における相互作用の調査法
    3.1 はじめに
    3.2 林冠調査の重要性
    3.3 植物のさまざまな防御システム
    3.4 林冠の調査方法
      3.4.1 林冠アクセス法
      3.4.2 林床からの調査法
    3.5 間接的な評価:林冠昆虫の二次情報の利用
    3.6 環境要因の評価
    3.7 研究事例
      3.7.1 林冠アクセス法を使った調査
      3.7.2 林床からの林冠の調査

    第4章 群集の記述と評価の方法
    4.1 はじめに
    4.2 群集の記述法
      4.2.1 種-個体数分布
      4.2.2 研究事例:RADを用いた群集の比較
    4.3 種数の推定法
      4.3.1 種密度(species density)
      4.3.2 種の累積曲線
      4.3.3 種数の推定
      4.3.4 多様性指標と有効種数
    4.4 種組成の違いの評価法
      4.4.1 α・β・γ多様性
      4.4.2 β多様性・群集間の種組成の違いの評価法
      4.4.3 研究事例:β多様性の比較

    第5章 さまざまな生物間相互作用とその調査法
    5.1 はじめに
    5.2 実験計画法
    5.3 自然のグラディエントの活用
    5.4 野外操作実験
    5.5 構造方程式モデリングによる相互作用ネットワークの推定法
      5.5.1 SEMと従来のパス解析との違い
      5.5.2 研究事例:SEMによる解析
    5.6 研究事例:群集への波及効果を調べる
      5.6.1 ボトムアップ効果/トップダウン効果
      5.6.2 植食が生み出す空間的異質性とボトムアップ効果
      5.6.3 植食による植物群集構造に対するトップダウン効果
      5.6.4 種内の遺伝的変異がもつ群集構造への影響

    第6章 地球温暖化が植食性昆虫に与える影響の調査法
    6.1 はじめに
    6.2 気候変動の植物を介した間接効果
    6.3 野外研究の統合アプローチ
      6.3.1 メタ解析による広域パターンの検出
    6.4 野外操作実験による因果関係の解明
    6.5 統合アプローチにおけるもう1つの利点:野外で仮説検証ができる
    6.6 研究事例:統合アプローチ研究

    第7章 進化を調べる
    7.1 はじめに
    7.2 フィールドで調べる適応進化
      7.2.1 遺伝的背景
      7.2.2 適応度の評価
      7.2.3 選択圧の解明
    7.3 時間軸を空間軸に置き換える
    7.4 QST-FSTアプローチ
    7.5 交互移植実験
      7.5.1 植食者の交互移植:寄主植物への適応
      7.5.2 植物の交互移植:植食者・送粉者への局所適応
    7.6 群集が及ぼす自然選択の解析
      7.6.1 形質間の遺伝共分散
      7.6.2 群集構造に依存した選択勾配の変化
    7.7 生態-進化動態
      7.7.1 クロレラ-ワムシの生態-進化動態
      7.7.2 圃場での実証:植物の迅速な進化と植食性昆虫の数のフィードバック
      7.7.3 野外実証研究のさらなる発展に向けて

    あとがき

    引用文献

    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    内海 俊介(ウツミ シュンスケ)
    2008年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授、博士(理学)。専門は生態学、進化群集生態学

    中村 誠宏(ナカムラ マサヒロ)
    2004年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授、博士(理学)。専門は群集生態学
  • 内容紹介

     ダーウィンがその著書『種の起源』の最後に記した自然の風景がある。それは,さまざまな種類の草花が生え,その上で虫が飛び回っているという,誰もが子どもの頃からよく知っている身近な自然である。そして,動物と植物が複雑に絡み合って維持される生態と,それが進化によって生まれてきたということの普遍性をある種の荘厳さをもって謳いあげている。本書は,この“古くからなじみ深い”動物と植物の相互作用をフィールドで紐解いていくための“現代”の調査研究の方法を包括的にまとめたものである。

     農林業,生態系管理,外来種対策,自然再生,気候変動の影響予測というように,自然と人の営みが密接に関係する場面は現代社会においてむしろ増えている。そのあらゆる局面で,この相互作用についての深い理解がさまざまな立場の人に共通基盤として求められる。そこで本書は,大学生・大学院生や,実務担当者,生徒指導にあたる学校教員のような幅広い立場の方に向けて執筆した。動物-植物相互作用に関する現代の基礎知識から始まり,フィールドでの調査法,生物多様性や生物群集に関するデータのまとめ方,調査実験計画の立て方,さらに,動物-植物相互作用に関連する最先端の研究トピックをもとに実際に調査研究を行うための実践例を豊富に解説している。特に,初めてフィールドで調査研究を行う人の道しるべになるよう心掛けた。「動物-植物相互作用」と銘打っているが,広く生態学の知識と方法論の全体像を理解するための入門書としても活用できるだろう。

動物-植物相互作用調査法(生態学フィールド調査法シリーズ〈8〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:内海 俊介(著)/中村 誠宏(著)
発行年月日:2017/06/15
ISBN-10:4320057562
ISBN-13:9784320057562
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:138ページ
縦:21cm
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