精神の革命―急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 [単行本]
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精神の革命―急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2017/06/21
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精神の革命―急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「啓蒙」とは何か。カント以来続くこの壮大なテーマをめぐって、「急進的啓蒙」という概念によって新たな展望を提示。西洋中心主義批判、相対主義・多元主義のもとで近代的価値観が流動化するなか、自由・平等・理性・人権・民主主義といった概念の普遍性と現代的な意義を問う。
  • 目次

    序文
    第I章 進歩および世界の改良をめぐる啓蒙の路線対立
    第II章 民主主義か社会階層制か?――政治的断絶
    第III章 平等と不平等の問題――経済学の台頭
    第IV章 啓蒙による戦争批判と「永久平和」の探求
    第V章 対立する二つの道徳哲学
    第VI章 ヴォルテール対スピノザ――啓蒙が示す哲学体系の基本的二元性
    第VII章 結論

    訳者解説
    訳註
    原註
    文献一覧
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    イスラエル,ジョナサン(イスラエル,ジョナサン/Israel,Jonathan)
    (Jonathan Irvine Israel)。1946年、イギリス生まれ。ケンブリッジ大学クイーンズ・カレッジを卒業後、1972年、オクスフォードにて博士号取得。ニューカッスル大学、ハル大学を経て、1974年よりユニヴーシティ・カレッジ・ロンドンにおいて近代史を担当。2001年からプリンストン大学で教鞭を執り、現在は同大学の名誉教授

    森村 敏己(モリムラ トシミ)
    1960年、三重県生まれ。一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻はフランス思想史
  • 出版社からのコメント

    フランス革命以前、スピノザの系譜につながる「ラディカルな啓蒙主義者」に初めて焦点をあてた、現代を代表する思想史家の精髄。
  • 内容紹介

    「啓蒙」とは何か。カント以来続くこの壮大なテーマをめぐって、著者ジョナサン・イスラエルは「急進的啓蒙」という概念によって新たな展望を示そうとする。啓蒙の主流をなす穏健派と、少数派ながら近代民主主義の形成に貢献した急進派、および反啓蒙。これら三つの潮流が織りなす思想のドラマとして17世紀以降のヨーロッパの知的状況を解釈するイスラエルの議論は、近年、大きな注目と反響、そして批判を呼び起こしている。
    みずからのインテレクチュアル・ヒストリーを「論争に焦点を当てる方法論」にもとづくものとし、大西洋の両岸で繰り広げられた「啓蒙」と呼ばれる思想運動のうちに、普遍的意義を持つとされる価値観の形成過程を見いだそうとする立場、現実世界を変革するうえで「思想」が及ぼした影響力を重視する歴史観、そしてポストモダニズムを批判しながら特定の価値の「普遍性」を主張する姿勢。こうした点もまた、論争の的となった。
    当時の思想書だけでなく、パンフレットや雑誌、新聞などの膨大な一次史料の精読をもとに、啓蒙「三部作」とされる一連の大著でつぎつぎと展開される議論を簡潔に示した本書は、歴史家イスラエルによる啓蒙研究の特徴を明瞭に表わしている。近代的価値観が問い直されつつある今日の状況に、一石を投じる書といえよう。
  • 著者について

    ジョナサン・イスラエル (ジョナサン イスラエル)
    1946年、イギリス生まれ。ケンブリッジ大学クイーンズ・カレッジを卒業後、1972年、オクスフォードにて博士号取得。ニューカッスル大学、ハル大学を経て、1974年よりユニヴーシティ・カレッジ・ロンドンにおいて近代史を担当。2001年からプリンストン大学で教鞭を執り、現在は同大学の名誉教授。

    森村敏己 (モリムラトシミ)
    1960年、三重県生まれ。一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在 一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻はフランス思想史。主な著訳書に『名誉と快楽――エルヴェシウスの功利主義』(法政大学出版局、1994)『視覚表象と集合的記憶――歴史・現在・戦争』(編著、旬報社、2006)『記憶のかたち――コメモレイションの文化史』(共編、柏書房、1999)『集いのかたち――歴史における人間関係』(共編、柏書房、2004)『平和と和解の思想をたずねて』(共著、大月書店、2010)『近代イギリスを読む――文学の語りと歴史の語り』(共著、法政大学出版局、2011)、ジョナサン・イスラエル(単独訳)『精神の革命――急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源』(みすず書房、2017)、シャルル・P・デュクロ(単独訳)「当世習俗論」中川久定・村上陽一郎責任編集『習俗――生き方の探求』(十八世紀叢書第2巻、国書刊行会、2001所収)ほか。

精神の革命―急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ジョナサン イスラエル(著)/森村 敏己(訳)
発行年月日:2017/07/10
ISBN-10:462208614X
ISBN-13:9784622086147
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:309ページ ※249,60P
縦:20cm
その他: 原書名: A REVOLUTION OF THE MIND:Radical Enlightenment and the Intellectual Origins of Modern Democracy〈Israel,Jonathan〉
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