女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史 [単行本]
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女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2017/05/29
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女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本の女子プロレス伝説のチャンピオン、小畑千代。女子プロレスはアメリカからもたらされ、日本独自の展開を遂げる。小畑は一九五五年にデビュー、力道山と同時代を生きた。知られざる女子プロの草創期、驚異の高視聴率を叩き出した初めてのテレビ放映、そして、基本条約締結直前の一九六三年に行われた日韓友好女子プロレス試合や復帰前の沖縄での興行など、豊富な歴史秘話やエピソードと共に描く、野心的に、自由に生きた元祖「闘う女」の肖像。
  • 目次

    第1章 1968年月6日、蔵前国技館――史上初、女子プロレスのテレビ放映
     蔵前国技館への道
     控室にまで響く歓声
     バケツ攻撃に沸く観客
     ついにこの時が来た
     四五分の三本勝負
     試合の反響
     埋もれた女子プロレスの歴史
     『緋牡丹博徒』と闘う女
     東京チャンネル運動部長、白石剛達
     レギュラー放映の開始
     かなえられた二つの願い
     「未知への挑戦」
     「プロレスラーだからリングの上では歌えない」
     突然の放映打ち切り
     白石の約束

    第2章 戦後復興と共に――生い立ちからデビューまで
     隅田川のたもとに生まれて
     群馬での疎開生活
     大空襲を生き延びた一家
     小さい頃から運動会の主役
     プロレスとの出会い
     ミイラ取りがミイラに
     畳のリングで受け身の練習
     限界を身体で覚える
     高度成長と共に始まった女子プロレス
     「健康で、健全な娯楽」
     得意技はロメロスペシャル
     「たかが女の」というならやってやろう
     ただ一度の恋

    第3章 旅から旅へ――地方巡業で見た日本
     東京女子プロレスの解散
     ヤジを飛ばした客と「対決」
     観客に見せて、そして勝つ
     旭川のおにぎり
     ここで会ったが百年目
     木下との決別、インディペンデントの活動へ
     噴水のように噴き出す血
     ひばりの誕生パーティで試合
     田舎のラブホテル体験
     まだら模様の日本

    第4章 命の限界を出し切って――盟友、佐倉輝美
     「お前にぴったりの仕事がある」
     強くなりたい、上手になりたい
     右手の薬指がない!
     女を売っているんじゃない、スポーツで技を見せている
     女子はセミファイナル止まり
     「バケツガール」誕生
     巡業中の迷子事件
     もっともっと、ずっとプロレスをやっていたい
     命の限界を出しきって生きる

    第5章 韓国、沖縄、ハワイ――知られざる興業
     一九六三年六月、板門店近辺
     風雲急の国交正常化前夜
     日本、殺せ!
     休戦ラインから北朝鮮を見る
     韓国側の対戦相手、玉京子
     国のためにプロレスを始めた
     得意技はエアプレーンスピン
     国策としてのスポーツ利用
     「復帰」前の沖縄で興業
     白山丸に乗って
     大物やくざ藤田卯一郎も沖縄に同行
     韓国、沖縄、そしてハワイへ
     一九六五年、ハワイでの夢の生活

    第6章 プロレスに青春を賭けて――後輩・千草京子
     「男よりすごいじゃん」
     ジェンダーの固定観念を覆した女子プロレスラー
     雑誌で見つけた女子プロレスラー募集広告
     黄色い電車に揺られて
     四谷の合宿所
     新潟での興行でデビュー
     イメージカラーは赤
     東南アジアツアー中に見た浅間山荘中継
     歯が二本、リングに落ちていた
     輝ける日々

    第7章 わが街、浅草――夢と思い出と
     東京随一の盛り場、浅草
     「怠慢な商売」が「バカはやり」
     派手に稼ぎ、派手に使い
     芸者衆のたまり場に
     「箱屋さん」の見た浅草
     ズベ公のけんかの立会人
     やくざが生きられる時代
     生き方としての任俠
     街の用心棒
     「女の館」の夢

    第8章 引退はしていない――野心的で自由な女の人生
     再びテレビに登場
     男子選手の女子への偏見
     レフェリー出身、KYワカマツ
     面白いプロレスの試合とは何か
     観客と選手とレフェリーの一体感
     一九七六年、国際の女子プロレス放映終了
     あと一歩が踏み切れなかった団体立ち上げ
     生まれ変わってもプロレスラーになりたい
     野心的で自由な女の人生

    第9章 日本の女子プロレスとは何だったか――「闘う女」の歴史
     女子プロレス初上陸
     全日本女子プロレス会長、松永高司
     マッハ文朱の登場
     一世を風靡したビューティ・ペア
     全女の「二五歳定年制」
     全女の全盛期を知る小川宏
     タイトルマッチの記録もない
     自己主張を始めたら、全女的にはいらない人
     松永一家にとってプロレスは飯の種
     一流の選手の条件
     携帯があれば興行ができる時代
     全女初の外人レスラー、メドゥーサ
     「日本に来たくありませんか?」
     「メドゥーサ流」を米国で展開
     総合格闘技女子世界ランキング一位、藤井惠
     日本の女子プロレスを体現する存在

     エピローグ

     参考文献
     謝 辞
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    秋山 訓子(アキヤマ ノリコ)
    1968年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ロンドン政治経済学院修士。新聞社で政治担当の編集委員を務める
  • 著者について

    秋山 訓子 (アキヤマ ノリコ)
    秋山訓子(あきやま のりこ)
    1968 年東京生まれ.東京大学文学部卒業.ロンドン政治経済学院修士.新聞社で政治担当の編集委員を務める.共著に『女性官僚という生き方』『社会をちょっと変えてみた』など.

女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:秋山 訓子(著)
発行年月日:2017/05/26
ISBN-10:4000611755
ISBN-13:9784000611756
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:259ページ
縦:19cm
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