不可抗力のラビット・ラン―ブギーポップ・ダウトフル(電撃文庫) [文庫]

不可抗力のラビット・ラン―ブギーポップ・ダウトフル(電撃文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  街から少年少女が消える“計画”を巡って、九連内朱巳と羽原健太郎、二人の天才が対立する。互いの姿を相手に見せない息詰まる頭脳戦の果てに待つのは、しかし彼らの想像も及ばぬ混沌と虚無の産物“ラビット・ラン”だった。何もかも踏みにじり、一切の反省を持たない無邪気な悪意が拡散し、世界が抵抗不能の破滅に汚染されていくのを彼女らは阻止できるのか…？

• 出版社からのコメント

  ブギーポップ待望の最新刊、満を持して登場。その悪意は、ひどく曖昧で――

• 内容紹介

  　君は自分が正しいことをしてると思うかい？　何も間違ってなくて、悪いのは他のヤツのせいだと？　でもほとんどの人間が君と同じように考えているから、正しいことを決めるのは絶対に不可能なんだよ。それがわからないと、逃げ出し損ねたウサギのように狩られるだけさ。その相手が炎の魔女になるか、死神になるかは君次第だけどね──街から少年少女が消える〈計画〉を巡って、九連内朱巳と羽原健太郎、二人の天才が対立する。互いの姿を相手に見せない息詰まる頭脳戦の果てに待つのは、しかし彼らの想像も及ばぬ混沌と虚無の産物“ラビット・ラン”だった。何もかも踏みにじり、一切の反省を持たない無邪気な悪意が拡散し、世界が抵抗不能の破滅に汚染されていくのを彼女らは阻止できるのか……？
  　重要人物たちが激突する、ブギーポップ待望の最新刊！
  
  図書館選書
  君は今、世界の危機を引き寄せている――死神にそう告げられた"レイン・オン・フライディ"九連内朱巳。彼女と似ている「ラビット」が無邪気に振りまいた嘘が招く、奇妙な戦いの行方は――。

• 著者について

  上遠野　浩平 (カドノ　コウヘイ)
  第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。
  
  緒方　剛志 (オガタ　コウジ)
  電撃大賞選考委員も務めるイラストレーター。『ブギーポップは笑わない』他の上遠野浩平著作をはじめ、その活動は多岐にわたる。

不可抗力のラビット・ラン―ブギーポップ・ダウトフル(電撃文庫) の商品スペック