コケットあるいはエライザ・ウォートンの物語 [単行本]

コケットあるいはエライザ・ウォートンの物語 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  独立後の社会不安に揺れるアメリカで、聖書に次いで広く読まれたベストセラー。自由を愛する女の壮絶な物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ウェブスター・フォスター,ハナ(ウェブスターフォスター,ハナ／Webster Foster,Hannah)
  １７５９‐１８４０。アメリカ建国期の小説家、ジャーナリスト。マサチューセッツ州ソールズベリー生まれ。父グラント・ウェブスターはボストンの富裕な商人として知られていた。母の死後、寄宿学校に入り高い教養を身につけ、１７７０年代にはボストンの地元紙に記事を寄稿。１７９７年、Ａ　Ｌａｄｙ　ｏｆ　Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓの名で発表したＴｈｅ　Ｃｏｑｕｅｔｔｅ；ｏｒ，Ｔｈｅ　Ｈｉｓｔｏｒｙ　ｏｆ　Ｅｌｉｚａ　Ｗｈａｒｔｏｎはアメリカ生まれの女性がアメリカで発表した最初の小説であり、１８４０年までに３０版を重ねた
  
  田辺 千景(タナベ チカゲ)
  １９６８年生まれ。学習院大学文学部教授。主にアメリカの感傷小説や家庭小説を専門とする

• 内容紹介

  「結婚は友情の墓場ですもの。結婚なんて、本当に利己的な行為だと思いますわ。」
  若さと美貌と才気を武器に恋愛を謳歌するエライザ・ウォートンだったが、
  自由を愛するがゆえ結婚できず不倫の挙げ句私生児を身ごもるのだが……。
  のちのアメリカン・ドリームをも彷彿とさせるエライザの物語が、共感と涙を誘う。

コケットあるいはエライザ・ウォートンの物語 [単行本] の商品スペック