核の恐怖全史-核イメージは現実政治にいかなる影響を与えたか [単行本]
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核の恐怖全史-核イメージは現実政治にいかなる影響を与えたか [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2017/07/20
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核の恐怖全史-核イメージは現実政治にいかなる影響を与えたか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    X線の発見からフクシマまで、核のイメージは、いかに思考を左右し、政治を動かしたか。アメリカを代表する科学史家が、膨大な資料探索と広範な知見をもとに、フィクションから国際政治まで含め、壮大なスケールで描き出す核表象の歴史。福島第一原発事故とその後の動きを踏まえ、全面的に改稿された決定版。
  • 目次

    はじめに

    第1章 放射線を帯びた希望
      核エネルギーへの畏怖と希望/元素転換の発見/錬金術、そして黙示録との関わり

    第2章 放射線を帯びた恐怖
      「最終兵器」をめぐる議論/世界の終わりの想像力/科学技術への愛憎

    第3章 ラジウムは万能薬か? あるいは毒か?
      ラジウムへの熱狂/生命に関する神話/
      光線をめぐる信仰/不安を凌駕したラジウムへの期待

    第4章 秘密・全能者・怪物
      禁断の秘密への接触/科学者と怪物の同一性/ステレオタイプ化された科学者たち

    第5章 世界の破壊者
      核分裂の発見とマンハッタン計画/原爆投下への経緯/史上初の核実験

    第6章 広島からのニュース
      原爆投下の衝撃/原爆の身体的・心理的影響/原子科学者たちの戦後構想/核を管理せよ!

    第7章 国防
      民間防衛への取り組み/国防の手段としての水爆開発

    第8章 平和のための原子力
      初の水爆実験/科学技術のユートピア/実業家たちの動向

    第9章 良い原子力、悪い原子力
      平和利用キャンペーンの内実/キャンペーンの物語構造

    第10章 新たな冒涜
      核実験と放射性降下物/核の恐怖と特撮映画/巨大生物とマッド・サイエンティスト

    第11章 死の灰
      日本の反核運動/遺伝子損傷の不安/放射性降下物のリスク/恐怖の「置き換え」

    第12章 生存の想像力
      『渚にて』と世界の終わり/廃墟のイメージと田園風景への憧憬/核戦争を描いたフィクション

    第13章 生存の政治学
      反核運動の再高揚/シンクタンクと核戦略の狂気

    第14章 シェルターを求めて
      核シェルターの「ブーム」/キューバ危機/関心の急激な低下

    第15章 フェイル・セイフ
      小説『フェイル・セイフ』/原子炉の管理/高速増殖炉への期待と不安

    第16章 原子炉の恩恵と弊害
      原発設置反対運動/多様な原発PR

    第17章 過熱する論争
      ABM論争/原子炉から出る放射性物質をめぐる論争
      核兵器の恐怖から原発の恐怖へ/環境保護運動の台頭

    第18章 エネルギーの選択
      リスクとベネフィット/原発と他産業との比較/
      若者たちの異議申し立て/ヴィ―ル原発反対闘争

    第19章 文明か解放か
      対立が二極化する要因/スリーマイル島での原発事故

    第20章 時代の転換
      新冷戦と反核運動/スター・ウォーズ計画/チェルノブイリ

    第21章 第二の核時代
     「原子力ルネッサンス」と最終処分場/退潮する核のテーマ
      フクシマがもたらしたもの/原発と原爆

    第22章 核兵器の脱構築
      継承された核の物語/核のリアリティーの希薄化
      ポストモダンの核イメージ

    第23章 暴君とテロリスト
      独裁者によるテロリスト集団への支援
      冷戦終戦後の新たな敵/テロリストとスパイ
      九・一一の衝撃/「大量破壊兵器」の嘘とイラク侵攻

    第24章 現代の秘薬
      秘薬となった核エネルギー/UFO現象が意味したもの
      核エネルギーを表す様ざまなシンボル

    第25章 美的な元素転換
     「不安の時代」の到来/地球温暖化という新たな不安

    訳者あとがき
    著者の個人的ノート
    原注
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ワート,スペンサー・R.(ワート,スペンサーR./Weart,Spencer R.)
    1942年生れ。科学史家、元アメリカ物理学協会(AIP)物理学史センター長

    山本 昭宏(ヤマモト アキヒロ)
    1984年、奈良県生れ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸市外国語大学総合文化コース准教授
  • 出版社からのコメント

    核のイメージは、いかに思考を左右し、政治を動かしたか。福島第一原発事故とその後の動きを踏まえ、全面的に改稿された決定版。
  • 内容紹介

    核のイメージは、いかに思考を左右し、政治を動かしたか。アメリカを代表する科学史家が、膨大な資料探索と広範な知見をもとに、フィクションから国際政治まで含め、壮大なスケールで描き出す核表象の歴史。福島第一原発事故とその後の動きを踏まえ、全面的に改稿された決定版。
  • 著者について

    スペンサー・R・ワート (スペンサー アール ワート)
    スペンサー・R・ワート(Spencer R. Weart)1942年生れ。科学史家、元アメリカ物理学協会(AIP)物理学史センター長。訳書に、『シラードの証言 核開発の回想と資料1930-1945年』(共編著、伏見康治、伏見諭訳、みすず書房、1982年)、『歴史をつくった科学者たち1・2』(共編著、西尾成子、今野宏之訳、丸善、1989年)、『温暖化の〈発見〉とは何か』(増田耕一、熊井ひろ美訳、みすず書房、2005年)がある。

    山本 昭宏 (ヤマモト アキヒロ)
    山本 昭宏(やまもと・あきひろ) 1984年、奈良県生れ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸市外国語大学総合文化コース准教授。著書に、『核エネルギー言説の戦後史1945~1960 「被爆の記憶」と「原子力の夢」』(人文書院、2012年)、『核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』(中公新書、2015年)、『教養としての戦後〈平和論〉』(イースト・プレス、2016年)がある。

核の恐怖全史-核イメージは現実政治にいかなる影響を与えたか の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:スペンサー・R. ワート(著)/山本 昭宏(訳)
発行年月日:2017/07/30
ISBN-10:4409241141
ISBN-13:9784409241141
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:432ページ
縦:22cm
その他: 原書名: THE RISE OF NUCLEAR FEAR〈Weart,Spencer R.〉
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