コミュニティ3.0-地域バージョンアップの論理 [単行本]
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コミュニティ3.0-地域バージョンアップの論理 [単行本]

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出版社:水曜社
販売開始日: 2017/06/21
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コミュニティ3.0-地域バージョンアップの論理 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大都市の周縁部で、新たな動きが生まれている。その共同体をコミュニティ3.0と呼ぼう。これまでと何が違うのか?
  • 目次

    序章 コミュニティと地域政策
    1.コミュニティが変わりそうだ
    2.地域政策の推移
    3.コミュニティはなぜ必要なのか
    4.コミュニティが生み出す機能
    5.バージョンアップ戦略のフレームワーク

    第1章 コモンズ論の系譜とオストロムの遺産
    1.コモンズ論の現代的意義
    2.所有権を強めるコモンズの論理
    3.利用権に注目する人口資源と人的資源のコモンズ
    4.シェアというコモンズ論-二つのシェアエコノミー
    5.現在だからわかるコモンズ論の遺産

    第2章 外部環境を理解するために -周縁のメリット
    1.周縁部で目立つコミュニティ・バージョンアップ
    2.周縁のメリットに一役買った自動車とICT
    3.周縁に眠る魅力の可能性
    4.周縁のメリットと多様性

    第3章 過疎の郊外化 -徳島県神山町
    1.神山町に人気が集まる理由
    2.ケース:徳島県神山町
     1神山町の移住のモデルか?
     2サテライトオフィスを惹きつける神山町
     3就労間を変える?
    3.ケース分析
     1外部環境の変化
     2ロードサイドショップ回廊というコモンズ
     3自治体範囲と都市圏範囲
     4滞在者という周縁者の役割
     5コミュニティが成立する条件とは何か

    第4章 温泉観光地のインバウンド適応戦略 -長野県野沢温泉村
    1.維持する制度が新たな機会を生む
    2.ケース:野沢温泉村
     1コミュニティによる地域経営
     2コミュニティ=コモンズ管理組織としての野沢組
     3野沢組の組織
     4温泉管理方式でスキー場開発
     5インバウンド時代を迎える
    3.ケース分析
     1山資源をスキーゲレンデに機能転換
     2滞在者の利用基盤づくり
     3資源システムの多様な機能を守る方法としての観光
     4インバウンド客への対応

    第5章 離島における旅行者の滞在者化 -長崎県小値賀町
    1.コミュニティ・ベースド・ツーリズムの発見
    2.ケース:長崎県小値賀島
     1小値賀島を資源とした開発者たち
     2小値賀島の離島振興事業
     3活版文化で小値賀を世界に発信
     4畜産業の島
     5民泊という旅行者の滞在者化装置
     6おぢかアイランドツーリズム協会
     7制約を強みにする
    3.ケース分析
     1コミュニティ・ベースド・ツーリズム
     2滞在者価値と物語を創発するコモンズ
     3都市との関係
     4埋め込まれる観光の意味

    第6章 買いもの弱者を減らす「道」資源活用 -宮崎県川南町
    1.賑わいコモンズの形成
    2.ケース:宮崎県川南町トロントロン軽トラ市
     1買いもの弱者と軽トラ市
     2移動流通の業態
     3移動店舗の課題
     4軽トラ市の魅力
    3.ケース分析
     1買い回り品中心の軽トラ市
     2買いもの弱者論に掛けている観光のもつ集客力
     3道路という滞在的な価値のコミュニティ的利用

    第7章 保全の観光価値と社会的水循環の認識 -北海道釧路市弟子屈町
    1.保全することの現代的意味
    2.ケース:北海道釧路市・弟子屈町
     1湿地をめぐる活性化と保全
     2社会的水循環というシステム
     3発見されたタンチョウツルの魅力
     4川湯温泉のアクティビティ開発
     5硫黄山と釧路を結ぶ線
     6タンチョウツル、雲海、硫黄・石炭、観光という社会的水循環
    3.ケース分析
     1保全を読み直すプロセス
     2コモンズを守るための広域連携-DMO

    第8章 学ぶコミュニティづくり -宮城県石巻市
    1.移動者が回復力の担い手へ
    2.ケース:宮城県石巻市
     1「学びの場づくり」という方法
     2まちを動かす人が変わってきた
     3フラットな場をつくりたい
     4川の文化と海の文化
    3.ケース分析
     1被災地でコミュニティをどうつくるのか
     2学ぶコミュニティ形成

    第9章 多様性を有無リノベーション戦略 -静岡県熱海市
    1.高度成長期温泉リゾート地の利用転換
    2.ケース:静岡県熱海市
     1なぜ熱海は元気なのか
     2温泉地の特徴
     3リノベーションでまちづくり
     4観光地における業態転換と事業承継のマッチング
     5来宮神社のスイーツカフェにみる利用転換
     6老舗温泉旅館と観光地を丸ごと守る
     7世代交代によるバージョンアップ
    3.ケース分析
     1ゲストハウスの意味
     2利用転換の方法

    第10章 ほんものに光を当てる地域ブランド戦略 -福井県大野市
    1.ブランディングと真正性
    2.ケース:福井県大野市
     1エッジを際だたせることができるか
     2昔の若手と今の若手
     3まちづくり商社 平成大野屋
     4醤油カツ丼の運動論
     5醤油屋の競争戦略
    3.ケース分析
     1ブランドという物語の必要性
     2ほんものの価値をあえてずらしてみるB級戦略
     3流通構造の変化

    終章 コミュニティ3.0の論理
    1.コミュニティ・バージョンアップ-現場の構図
    2.コミュニティ3.0の特徴-周縁のメリット
     1隔たりの資源化
     2低密度でも、こだわる人のネットワーク形成
     3滞在者の活用
     4流通構造短縮化と生産者への分配
     5まぜこぜパワーの尊重
    3.人を守る事業が循環する-おもしろい学び体験
    4.コミュニティ2.0との違い
    5.働き方が液状化しつつある
    6.自動車とICTの融合
    7.地域おこしは活用できるのか
    8.ベッドタウンの迷い

    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中庭 光彦(ナカニワ ミツヒコ)
    1962年生まれ。1986年学習院大学法学部政治学科卒業、2003年中央大学大学院総合政策研究科博士課程中退。現在、多摩大学経営情報学部教授。専門は地域政策、観光地域づくり
  • 内容紹介

    地域政策や地域づくりに重要な役割を持つコミュニティ。
    しかし周囲の状況変化に合わせ、その機能にも大きな変化が見られるようになった。特に人口減少期を迎え成長よりも暮らしの豊かさを求める世代が中心となり、彼らの活動は「適度な利益→適度な分配→外部環境への働きかけ」という循環に向かいはじめている。
    ここではコミュニティの推移を以下のように定義した。

    コミュニティ1.0:1960 年代~90 年代初頭
     (人口増加、公共サービスの質・量を整備。流通革新期)
    コミュニティ2.0:1990 年代半ば~
     (人口減少、需要低迷、公共サービスの維持整備。インターネット)
    コミュニティ3.0:2010 年代半ば~
     (静止人口、出生率向上と公共サービスの再編。ICT、スマートフォン)

    本書は2017 年という現在がコミュニティ3.0 への移行期にあるという認識をもとに、全国でユニークな活動をしている現場を取材、静止人口時代に向けた地域おこしとコミュニティ戦略を紹介する。

    これからのまちづくりの可能性と問題点を浮き彫りにし、コミュニティ・バージョンアップの論理について考察する。
  • 著者について

    中庭 光彦 (ナカニワ ミツヒコ)
    1962年生まれ。1986年学習院大学法学部政治学科卒業、2003年中央大学大学院総合政策研究科博士課程中退。現在、多摩大学経営情報学部教授。 専門は地域政策、観光地域づくり。主な著書に『新たなローカルガバナンスを求めて』『オーラルヒストリー・多摩ニュータウン』『市民ベンチャーNPOの底力』。また監修として『日本の水文化調査報告2013年度-10援護の水文化を予測するためのツールブック』がある。

コミュニティ3.0-地域バージョンアップの論理 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:水曜社
著者名:中庭 光彦(著)
発行年月日:2017/06/20
ISBN-10:4880654132
ISBN-13:9784880654133
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:21cm
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