猫の怪(江戸怪談を読む) [単行本]
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猫の怪(江戸怪談を読む) [単行本]

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出版社:白澤社
販売開始日: 2017/07/21
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猫の怪(江戸怪談を読む) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    猫は不思議な生き物だ。猫好きにはそれがたまらない。江戸時代にも、猫をこよなく愛する人たちがいた。いきおい、さまざまな猫の怪異の物語が生まれる。奇っ怪な行動をとる猫にまつわる物語のなかから、江戸怪談における猫の怪の世界を、文学・芸能史・民俗学などの視点から選りすぐって紹介する。江戸時代の化け猫話といえば、講談で有名な鍋島の化け猫騒動があるが、いくつもの物語が伝わるなかでその原型と考えられる『肥前佐賀二尾実記』と、飼い主の美女を救う猫の話「三浦遊女薄雲が伝」の原文を現代語訳とともに掲載。そのほか猫にまつわる江戸の随筆、日本や韓国での民間伝承、芝居や映画を紹介する。祟る猫・化ける猫・助ける猫・招く猫etcと、江戸怪談猫づくしの巻。
  • 目次

    第一部 佐賀鍋島の化け猫
     第一章 『肥前佐賀二尾実記』──鍋島化け猫伝説の原型
     第二章 御家騒動の怪猫
    〈コラム1〉肥前白石・秀林寺の猫大明神──もう一つの佐賀怪猫伝説
    第二部 江戸時代の怪猫談
     第三章 馬場文耕「三浦遊女薄雲が伝」──猫の報恩物語
     第四章 猫の報恩譚
     〈コラム2〉猫檀家──東北の猫怪談
     第五章 江戸の噂と怪猫──猫はなぜ喋るのか
     〈コラム3〉江戸怪談の猫──猫と狸と
    第三部 怪猫をめぐる民間伝承・芸能
     第六章 猫は化けるが役に立つ──猫をめぐる民俗
     〈コラム4〉韓国の猫の話──「忠」の犬と「悪」の猫
     第七章 芸能史における「化け猫物」の系譜
     〈コラム5〉恋する猫──猫になりたい
    〈おわりに〉福を招く猫
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横山 泰子(ヨコヤマ ヤスコ)
    1965年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒、同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。法政大学教授

    早川 由美(ハヤカワ ユミ)
    1959年愛知県生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。奈良女子大学博士研究員など

    門脇 大(カドワキ ダイ)
    1982年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。神戸星城高等学校ほか非常勤講師

    今井 秀和(イマイ ヒデカズ)
    1979年東京都生まれ。大東文化大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。国際日本文化研究センター機関研究員

    飯倉 義之(イイクラ ヨシユキ)
    1975年千葉県生まれ。國學院大學文学部卒、同大学大学院文学科博士後期課程修了。國學院大學准教授
  • 出版社からのコメント

    不思議な行動をとる猫にまつわる物語のなかから、江戸怪談における猫の怪の世界を、文学・芸能史・民俗学の視点で選りすぐって紹介。
  • 内容紹介

    猫は不思議な生き物だ。猫好きにはそれがたまらない。
    江戸時代にも、猫をこよなく愛する人たちがいた。いきおい、さまざまな猫の怪異の物語が生まれる。奇っ怪な行動をとる猫にまつわる物語のなかから、江戸怪談における猫の怪の世界を、文学・芸能史・民俗学などの視点から選りすぐって紹介する。
    江戸時代の化け猫話といえば、講談で有名な鍋島の化け猫騒動があるが、いくつもの物語が伝わるなかでその原型と考えられる『肥前佐賀二尾実記』と、飼い主の美女を救う猫の話「三浦遊女薄雲が伝」の原文を現代語訳とともに掲載。そのほか江戸の随筆『甲子夜話』や『耳袋』などに記された猫の奇談、猫にまつわる日本や韓国での民間伝承、芝居や映画を紹介する。
    祟る猫・化ける猫・助ける猫・招く猫etcと、江戸怪談猫づくしの巻。
  • 著者について

    横山泰子 (ヨコヤマヤスコ)
    1965年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒、同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。法政大学教授。主な著書に『江戸東京の怪談文化の成立と変遷』(風間書房)、『妖怪手品の時代』(青弓社)など。

    早川由美 (ハヤカワユミ)
    1959年愛知県生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。奈良女子大学博士研究員など。論文に「『吾嬬下五十三駅』考─猫騒動と天一坊物実録の利用─(『文学』2015年7月、岩波書店)など。

    門脇大 (カドワキダイ)
    1982年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。神戸星城高等学校ほか非常勤講師。論文に、「海の化物、海坊主──化物の変遷をたどる」(鈴木健一編『海の文学史』三弥井書店、所収)など。

    今井秀和 (イマイヒデカズ)
    1979年東京都生まれ。大東文化大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。国際日本文化研究センター機関研究員。主な著書に『怪異を歩く』(共著、青弓社)など。

    飯倉義之 (イイクラヨシユキ)
    1975年千葉県生まれ。國學院大學文学部卒、同大学大学院文学科博士後期課程修了。國學院大學准教授。主な著書に『ニッポンの河童の正体』(新人物往来社、共著)、『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版、共編著)など。

    鷲羽大介 (ワシュウダイスケ)
    1975年岩手県釜石市生まれ。国立宮城高専(現:仙台高専)電気工学科中退。ブロガー。2010年より「せんだい文学塾」運営委員会会長。

    朴庾卿 (パクユギョン)
    1978年生まれ。法政大学大学院修士課程修了。現在、同大学院博士後期過程。研究テーマは動物表象を中心とする日韓比較文化。論文に「韓国における猫の認識変化とその社会的・象徴的意味」など。

    広坂朋信 (ヒロサカトモノブ)
    1963年東京都生まれ。東洋大学文学部卒。編集者・ライター。主な著書に『東京怪談ディテクション』(希林館・現在絶版)など。

猫の怪(江戸怪談を読む) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白澤社
著者名:横山 泰子(著)/早川 由美(著)/門脇 大(著)/今井 秀和(著)/飯倉 義之(著)/鷲羽 大介(著)/朴 ユ卿 (著)/広坂 朋信(著)
発行年月日:2017/07/20
ISBN-10:4768479669
ISBN-13:9784768479667
判型:B6
発売社名:現代書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:220ページ
縦:19cm
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