我が心は石にあらず(河出文庫) [文庫]

我が心は石にあらず(河出文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  学徒出陣の生き残りであり、エリート技術者となった「私」は地方都市企業の労働組合を率い、地域連合組織を作ろうとしている。一方で、妻子ある家庭人でありながら不毛な愛を続けていた。その運動が緊迫し、女が妊娠するなかで、「危険な破滅への意志が蘇」る―五〇年前の高度経済成長と「政治の時代」のなか、「私」の回顧という形で志の可能性を深く問いつめた高橋文学の金字塔！

• 出版社からのコメント

  会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤……高度経済成長の時代に志の可能性を問う名作！

• 図書館選書

  会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤。運動が緊迫するなか、女が妊娠し……高度経済成長と政治の時代のなか、志の可能性を問う高橋文学の金字塔！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高橋 和巳(タカハシ カズミ)
  １９３１年生まれ。１９７１年に３９歳で早逝した小説家、中国文学者。１０年あまりの作家活動の中で多数の名作を遺した。『悲の器』で第１回文藝賞受賞

• 著者について

  高橋 和巳 (タカハシ　カズミ)
  1931年生まれ。1971年に39歳で早逝。短期間に膨大な名作を遺した天才的小説家。中国文学者。『悲の器』で第1回文藝賞受賞。著書に『憂鬱なる党派』『邪宗門』『日本の悪霊』『わが解体』ほか多数。

我が心は石にあらず(河出文庫) [文庫] の商品スペック