ライプニッツの創世記―自発と依存の形而上学 [単行本]
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ライプニッツの創世記―自発と依存の形而上学 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/08/11
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ライプニッツの創世記―自発と依存の形而上学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    被造物における「自発性」と「神への依存性」という矛盾する二つの根本性格は、いかにして両立しうるのか。本書は、ライプニッツ哲学の「神と被造物の関係性」、「世界創造の始源」に焦点を合わせ、哲学史上の大問題を解決することを試みる。さらに、ライプニッツのモットー「真理は中間的である」に忠実に従って、議論を人間の実践の問題、すなわち自由論へと押し広げ、予定調和の世界にあっても人間は自由であるということを論証する。ライプニッツをスピノザ主義とみなす傾向にある今日の研究を全面的に反駁する、気鋭の研究者による野心作。
  • 目次

    序章 真理は中間的である――世界創造の謎 
     一 無人島の少年は自分の力で生きているか――まえがきにかえて 
     二 「自発性」と「依存性」の問題 
     三 さまざまな解釈とそれらの問題点 
     四 外交官ライプニッツと中間者ライプニッツ 
     五 「中間のモットー」に従う 

    第一章 介入せずに介入する神――創造における神の働き 
     一 ライプニッツの神 
     二 「介入」をめぐるクラークとの論争 
     三 神の働きの連続性 
     四 妨げを取り除く神 
     五 神の協働 

    第二章 創世する被造物――被造物の「自発性」の根拠「Divinité」 
     一 「Divinité」の概念 
     二 神の世界創造と被造物 
     三 『モナドロジー』第四七節のDivinité 
     四 Divinitéが用いられる一定の条件 
     五 Divinitéとは何か 
     六 両立する被造性と実体性 

    第三章 来って現れる本質――創造における神と被造物の関係性  
     一 創世しつづける被造物 
     二 被造物の自発性①――現実世界において 
     三 被造物の自発性②――可能的世界から現実世界へ 
     四 「完全性」における自発性と依存性の相即 
     五 「二重依存」の構造 
     六 「完全性」の起源 

    第四章 賢者は常に最善を選ぶ――自由の形式 
     一 「実践を伴う理論」のモットー 
     二 自由をめぐる問題 
     三 絶対的必然性 
     四 均衡的無差別の自由 
     五 最善選択の自由 
     六 道徳的必然性 

    第五章 星々は傾かせる――自由の内実 
     一 道徳的必然性再考 
     二 傾かせるが強いない 
     三 「傾かせるが強いない」の内実①――神の場合 
     四 「傾かせるが強いない」の内実②――人間の場合 
     五 人間の自由 
     六 人間の義務 

    第六章 神に栄光あれ――神における根源的意志 
     一 何にとっての「最善」? 
     二 ライプニッツの暗黙の前提 
     三 被造物の区別 
     四 三種類の善悪 
     五 自然界における善優位の根拠 
     六 神の根源的意志 
     七 神の栄光 

    結語 はじまりのDivinité――ライプニッツ形而上学の意義 

    あとがき
    参考文献
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    根無 一信(ネム カズノブ)
    1979年生まれ。2013年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。2011年、International doctoral school for Leibniz researchers第1回日本代表。2013年、日本哲学会若手研究者奨励賞受賞。博士(人間・環境学)。現在、名古屋外国語大学、関西国際大学、大阪教育大学、日本経済大学非常勤講師
  • 出版社からのコメント

    本書は、ライプニッツ哲学の「神と被造物の関係性」、「世界創造の始源」に焦点を合わせ、哲学史上の大問題を解決することを試みる。
  • 内容紹介

    哲学史上、未解決の謎を解き明かす

    ▼ライプニッツ研究において、これまで「矛盾」とみなされてきた、被造物の「自発性」と「依存性」。
    この両概念の並存可能性を立証するとともに、予定調和の世界でも人間は自由であることを示す力作。

    ▼被造物における「自発性」と「神への依存性」という矛盾する二つの根本性格は、いかにして両立しうるのか。本書は、ライプニッツ哲学の「神と被造物の関係性」、「世界創造の始源」に焦点を合わせ、哲学史上の大問題を解決することを試みる。
    さらに、ライプニッツのモットー「真理は中間的である」に忠実に従って、議論を人間の実践の問題、すなわち自由論へと押し広げ、予定調和の世界にあっても人間は自由であるということを論証する。ライプニッツをスピノザ主義とみなす傾向にある今日の研究を全面的に反駁する、気鋭の研究者による野心作。
  • 著者について

    根無 一信 (ネム カズノブ)
    根無 一信
    1979年生まれ。2013年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。2011年、International doctoral school for Leibniz researchers 第1回日本代表。2013年、日本哲学会若手研究者奨励賞受賞。博士(人間・環境学)。現在、名古屋外国語大学、関西国際大学、大阪教育大学、日本経済大学非常勤講師。
    著作に、「必然性と自由の問題――ライプニッツと共に考える」(松本啓二朗・戸田剛文 編『哲学するのになぜ哲学史を学ぶのか』京都大学学術出版会、2012年)などがある。
    また、刊行中『ライプニッツ著作集 第II期』(工作舎)の翻訳にも携わる。

ライプニッツの創世記―自発と依存の形而上学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:根無 一信(著)
発行年月日:2017/08/18
ISBN-10:4766424557
ISBN-13:9784766424553
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:324ページ ※305,19P
縦:22cm
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