決断力にみるリスクマネジメント(シリーズ・ケースで読み解く経営学〈3〉) [全集叢書]
    • 決断力にみるリスクマネジメント(シリーズ・ケースで読み解く経営学〈3〉) [全集叢書]

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決断力にみるリスクマネジメント(シリーズ・ケースで読み解く経営学〈3〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/07/28
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決断力にみるリスクマネジメント(シリーズ・ケースで読み解く経営学〈3〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    リスクに立ちむかう組織をいかに作るか。気づく力、即断する直感力、リーダーシップ、コミュニケーション…リスクを特定、想定、対応する感性を伸ばす仕組みを知る。
  • 目次

    はじめに──リスクマネジメントの流れのなかから

    序 章 リスクマネジメントの基本フレーム
     1 リスクマネジメントの本質
     2 決断こそリスクマネジメントの原点
     3 リスクとリスクマネジメントの意義
     4 リスクの要素
     5 危機管理とリスクマネジメントの考え方
     6 リスクマネジメントの国際規格
     7 リスクマネジメントのプロセス
     8 リスクマネジメントの2つのC
     9 ジレンマにおける決断


    第1章 危機管理とリーダーシップ

    [ケース 1]タイレノール事件と経営トップの対応――ジョンソン・エンド・ジョンソン(アメリカ)
     1 看板商品の信頼を揺るがした危機
     2 経営理念に基づき、企業の社会的責任を果たす
     3 都合の悪い事実の否認が、企業を凋落させる
     4 事件の再発と経営トップがみせた対話の姿勢

    [ケース 2]日産・三菱自動車の再建とゴーン流危機管理――日産・三菱自動車(日本)
     1 カルロス・ゴーンのリスクマネジメント
     2 ミシュラン、ルノーでそれぞれ手腕を発揮し、日産へ
     3 ゴーン流危機管理術とは
     4 三菱自動車の立て直しに向け、再度立ち上がるゴーン

    [ケース 3]雪印による集団食中毒事件と経営トップの失態――旧雪印乳業(日本)
     1 タイレノール事件とは対照的な失敗事例
     2 大阪工場の低脂肪乳で1万4000人超に被害
     3 大樹工場の停電と現場の対応
     4 トップの意識が社風を醸成し、リスクを生みだす


    第2章 経営者リスクとマネジメント

    [ケース 4]大王製紙の特別背任事件から学ぶ経営者リスクと対策――大王製紙(日本)
     1 国内第3位の規模を誇った製紙会社に起こった不祥事
     2 100億円以上を不正に貸付
     3 会計監査人、監査役の姿勢にも問題
     4 経営者リスクに対する亀井利明の提言

    [ケース 5]東芝の不正会計問題と当事者のあるべき姿勢――東芝(日本)
     1 企業統治の優等生といわれた会社の不正会計事件
     2 不正会計が次々に露呈、修正金額は2000億円超に
     3 目先の業績を重視し、保身に終始した顚末
     4 収益性の背後に潜み、見失っていた原子力リスク
     5 経営陣を刷新し、信頼回復めざす


    第3章 事業承継とリスクマネジメント

    [ケース 6]大塚家具の経営権をめぐる一連の騒動と対立――大塚家具(日本)
     1 経営権をめぐり親子が対立
     2 対立は法廷へ、現在も続く対立
     3 超長寿企業の多くは「ファミリー経営」

    [ケース 7]モンダヴィのフランス撤退と事業承継への影響――ロバート・モンダヴィ・ワイナリー(アメリカ)
     1 事業継承の失敗
     2 企業買収とグローバル化
     3 反対勢力の台頭とモンダヴィの撤退
     4 事業承継でも明暗を分けた両者
     5 フランスにおける中小企業への事業承継政策

    [ケース 8]日本の老舗企業における事業承継の事例
     1 後継者不足による廃業のリスク
     2 一人一業かつ長子相続にこだわらず「300年企業」に
     3 大阪の企業家から学ぶ事業承継とリスクマネジメント


    第4章 健康経営とリスクマネジメント

    [ケース 9]サンスターの 「健康道場」 を中心とした全社取り組み――サンスター(日本)
     1 社員の健康リスクを会社として回避する
     2 健康バランスを取り戻す宿泊指導プログラム
     3 口腔ケアによる健康リスクマネジメントの提唱

    [ケース 10]中小企業経営者のメンタルヘルス――日仏の事例
     1 ストレスチェック制度とリスクマネジメント
     2 メンタルヘルスを伝統的リスクマネジメント理論で考える
     3 中小企業経営者の健康問題


    第5章 大地震の発生と企業のリスクマネジメント

    [ケース 11]阪神・淡路、東日本大震災の発生とリスク対応
     1 地震大国日本における災害リスク
     2 阪神・淡路、東日本大震災が企業経営に及ぼした影響
     3 カルロス・ゴーンによる日産のリスクマネジメント体制
     4 ジャスト・イン・タイム方式を揺るがした「災害」
     5 3・11で浮き彫りとなったリスクマネジメント上の課題と教訓
     6 TEDxTohokuにみるリーダーたちの群像

    [ケース 12]熊本地震と企業のBCP対応――ルネサスエレクトロニクス(日本)など
     1 2016年に九州で発生した地震
     2 中小企業BCPの意義


    第6章 情報管理に関するリスクマネジメント

    [ケース 13]ベネッセコーポレーションにおける情報管理体制――ベネッセコーポレーション(日本)
     1 データベースからの個人情報漏えい事件
     2 流出元は「グループ会社が業務委託していた会社の元社員」
     3 性善説に基づく対応の不備
     4 不明確な責任所在と情報に対する軽視
     5 一番重要なものを守るためのリスクマネジメントを

    [ケース 14]日本年金機構へのサイバー攻撃と対応の失敗――日本年金機構(日本)
     1 サイバー攻撃による個人情報流出問題
     2 たった1台のウイルス感染で、125万件の個人情報が流出
     3 個人レベルで済まない「情報セキュリティの知識不足」
     4 リスク感性を高めるためにも特定・想定を

    [ケース 15]みずほフィナンシャルグループにおける2度の大規模システム障害――みずほフィナンシャルグループ(日本)
     1 メガバンクで発生したシステム障害
     2 ベンダー、銀行とも「顧客不在」の議論が根底に


    第7章 経営戦略に関するリスクマネジメント

    [ケース 16]第一 三共による海外M&A事案とその教訓――第一三共(日本)
     1 M&Aに備え統合を進める
     2 ランバクシーの株価が一気に下落
     3 「安全弁」の不備が損失を拡大

    [ケース 17]新車の共同開発に踏み切ったルノーの決断と結果――ルノー(フランス)
     1 リスクをとったルノー
     2 戦略的提携に成功もマトラは操業停止に
     3 投機的リスクは調査・確認のうえで保有する


    第8章 企業の不正とリスクマネジメント

    [ケース 18]フォルクスワーゲン・三菱自動車にみるデータ不正問題――フォルクスワーゲン(ドイツ)、三菱自動車(日本)
     1 世界に突如広がったデータ不正疑惑
     2 VWの翌年には三菱自動車がデータを改ざん
     3 経営陣の判断がリスクに

    [ケース 19]横浜マンションにおける大規模建て替え問題――三井不動産レジデンシャル、三井住友建設、旭化成建材(日本)
     1 新築マンションの耐震性が意識されるなか発覚した事件
     2 常識的に行われていたデータ流用
     3 発注した側の責任
     4 「リスクの特定(調査・分析)」の教育による意識改革が急務

    [ケース 20]エンロンの不正会計問題とコーポレートガバナンス――エンロン(アメリカ)
     1 インフラを扱う会社の不正問題
      急成長は、レーガノミクスの規制緩和にあり
     3 不正疑惑からわずか2か月で倒産へ
     4 経営者のモラル欠如とソーシャルリスク


    インタビュー・講演・関連年表

    インタビュー・講演
     スポーツによる地域イノベーションを決断(アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘)
     撤退の決断、勇気ある前進(アドバンスクリエイト 代表取締役 濱田佳治)
     仕事への情熱こそが最大のリスクマネジメント(イヴレス 代表取締役社長 山川景子)

    関連年表
    おわりに
    さらに学びたい人のための図書案内
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    亀井 克之(カメイ カツユキ)
    1962年大阪府生まれ。1990年大阪外国語大学(現:大阪大学)大学院修士課程フランス語学専攻修了。1998年フランスエクス・マルセイユ第三大学DEA(経営学)。2002年大阪市立大学大学院博士(商学)。関西大学総合情報学部専任講師、同助教授、同教授を経て、関西大学社会安全学部教授、日本リスクマネジメント学会副理事長・事務局長、日仏経営学会常任理事、ファミリービジネス学会理事など
  • 出版社からのコメント

    「決断力」をキーワードに、具体的な事例(ケース)を通して、リスクマネジメントの意義やリスクへの対処の仕方を学ぶ。
  • 内容紹介

    企業にとって、「リスク」とは利益を損なうネガティブなイメージがつきまとうが、「リスクマネジメント」の分野においてはそうとは限らない。あえてリスクを取ることで、事業を拡大することも可能なのである。本書では「決断力」をキーワードに、具体的な事例(ケース)を通して、リスクマネジメントの意義やリスクへの対処の仕方を学ぶ。企業に関わるすべての人にとって、リスクマネジメントが必要であることがわかる一冊。
  • 著者について

    亀井 克之 (カメイ カツユキ)
    2017年7月現在関西大学社会安全学部教授 日本リスクマネジメント学会副理事長・事務局長 

決断力にみるリスクマネジメント(シリーズ・ケースで読み解く経営学〈3〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:亀井 克之(著)
発行年月日:2017/07/25
ISBN-10:4623080595
ISBN-13:9784623080595
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:経営
言語:日本語
ページ数:285ページ ※282,3P
縦:19cm
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